8名に不当処分
 7月19日、千葉支社は、安全運転行動に対して不当処分を強行してきました。処分の対象とされたのは、本部執行部8名で、処分内容は「厳重注意」でした。
 JR東日本は、再び尼崎事故をくり返すまいとした動労千葉の努力に対し、処分をもって臨んできたのです。
 動労千葉は、7月21日、「不当処分弾劾! 安全運転行動貫徹! 組織拡大! 総決起集会」を開催し、絶対に譲れない闘いとして安全運転行動があること、そのためにも不当処分を弾劾し、闘いを継続すること、組織拡大をなんとしても実現することを確認しました。
 また、千葉支社は、この処分と併せて「違法闘争に対する警告」なる掲示を各職場に張り出しました。その内容は、「会社の発展に寄与するために自己の本分を守り、会社の命に服せ」という異常極まりないものでした。不当処分の強行と「警告書」の掲出は安全運転行動に対し、JR東日本が「動労千葉根絶」の意思を明確にしたことを示しています。 しかし、それはわれわれの闘いが、JR体制のアキレス腱を痛撃していることをも示すものでした。
 われわれは、この不当処分に対しては、申第27号をもって処分の撤回を求めました。千葉支社は、「安全運転闘争と称する行為は、会社の持つ運行管理権を奪う違法な行為であり、組合本部役員として同行為を決定し、指示したことから、厳重注意を書面で行ったことであり、処分を撤回するつもりはない」とだけ繰り返す全く許すことが出来ない回答を行ってきました。