労働学校ニュース

No.03

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労働学校通信 第3号 (2001.6.10発行)
がんばろう労働者!たたかおう労働組合!ひろげようインターナショナル

労働者としての見方考え方を身につける労働者学習センター・中野代表挨拶

 労働者の世界観とは、自分の身の回りで起こっていることをどう見るのか。労働者として、自分の一生をどうすごしていくのかと受けとめてもらいたい。

 小泉政権の登場は、自民党内閣として、その選出のされ方、主張の仕方など、今までのやり方での登場とはことなっている。その本質は、改憲、靖国、教科書、集団的自衛権の行使など、最も、超反動タカ派内閣だ。その内閣支持率80%とは大変な数字であり、異様なことであり、恐ろしいことだ。世のなかの閉塞感を打破してくれるのではないかということから生まれてきたことであり、大変な危機感をもって対決していかなければならない。

 確固たる世界観をもってこれを見抜き大衆運動で打倒の闘いを展開していかなけれならない。

(寄稿・労働学校に期待するシリーズ−1)

独習と相互批判と他流試合を!
斎藤弘平

 日本の歴史の中で、意識的に行なわれた「革命」といえば、明治維新があげられる。その最大の推進力は、吉田松陰の松下村塾に学び、自らの歴史的使命を自覚した20代写真掲載の下級武士たちの、不退転の「回天」(革命のこと)の志と、ほとばしるようなエネルギーであった。
 いま、労働運動をまともなものに甦(よみがえ)らせるためには、「資本主義にNO!」という目標を明確に意識して闘う立場が求められる。そこから初めて、ちょっとやそっとの困難ではたじろがない強い意志と、職場で一緒に働く仲間の本音に迫りそれを揺り動かし、情勢を切り開くエネルギーが生まれてくる。
 そのためには、マルクス主義という人類史上最高の理論的到達点を学び、その核心を、自らのものとしなければならない。それを怠ることは、まさに「宝の持ち腐れ」である。
 さらに、労働運動の歴史は、闘う労働者にとって文字通り、「教訓の宝庫」である。その扉を開けるカギは、この学校の参加者一人ひとりの手の中にある。
 松下村塾の特長は、徹底した独習と、相手の長所を認めつつ遠慮なく相互批判し、自ら求めて他流試合(理論的な)を挑んだことであった。
 われわれにとっての、「他流試合」は、さしずめ職場や地域の労働者をオルグすることであろう。この学校を、社会変革を意識した労働運動の組織者≠生み出す場とするために、一人ひとりが努力しようではありませんか。もちろん私も頑張ります。

ひとりは万人のために 万人はひとりのために

 

 交流の広場−闘いの輪

◎ 受講編

●「宣言」は今まで講師を得て学習したことはありませんでした。独学の限界性を痛感しました。今後の職場での学習会の肉付けに大いに役立つと思う。
●150年以上も前に書かれた事、起こった事が今現在、おかれている現状に当てはまっている。まさに「歴史は繰り返す」ということなのでしょうか。
●「共産党宣言の学習をやればやるほど新しい発見がある」ということを言っていたが、その通りだと思う。
●「労働者の世界観」を持つうえで、「共産党宣言」の学習は、改めて自分たちの運動の底を支える論拠、エネルギーになりうるものだと思いました。
●一番すっきりしたのは、自分が労働者として生きている意味を感じたことでした。それは社会の歴史の中で生まれるべくして生まれ、労働者階級の一員として生きることに自信と勇気がわいてくるものでした。
●「共産党宣言」という本を読んだら難しいとは思うけれども、もっと理解できるのではないかと思いました。自分で探して読んでみたいと思っています。
●「共産党宣言」に対するイメージが変わり、その中に書いてある内容が現代の予言書のようで、今自分たち労働者が何をすべきかの道しるべのようなものだと思いました。

◎ 位階制について編

●自分の組合では助役も組合員となっていて、どこまでがブルジョアでどこまでがプロレタリアとなると、いまだに答えがでません。
●現在の会社組織の中で、プルジョアジーとプロレタリアートの線引きは、どの階級から区別されるのでしょうか?
●(今の)労働者は、自分がプロレタリアートだと気がついていないのではないか?
●ブルジョアとプロレタリアの境界がよくわかりません。

◎ 小泉内閣について編

●小泉内閣に変わって、80%の支持率という話しがあるが、本当にそうなのでしょうか?労働者の立場にたってくれるマスコミがないためかもしれません。マスコミをうまく使う連中が今の時代に出てきて一般大衆にうけてしまう非常に怖い時代です。「プロレタリアの勝利が不可避」を理解する仲間を増やすために頑張らなければなりません。
●小泉政権について、労働者の8割が支持しているというのは、ある種のつくられた操作された数字のように思う。問題なのは、私たちが80%の大きさにたじろぐことではないかと思っています。
●小泉内閣の支持者の中に数多くの労働者が存在している。支配階級は資本主義体制の危機からの脱出のために様々な手法で労働者階級の反撃の芽を摘み、団結破壊に必死になっている。

◎ 労働運動の課題編

●人間が生きていく上での価値をどこに置くのかという人類の意識変革的なものをどう造りだせるのか、資本に価値を認めていると思わされている多数の労働者にどのように気づかせていくのか、課題は山積みにされているようだ。
●資本主義の末期的な状況を誰もが感じているのに、労働者階級としておそろしく団結しえていないのは資本攻勢の問題だけではないと思います。

◎ 今後の要望編

●「賃労働と資本」の古典も学びたい。
●講義内容について、受講者どうしがグループで話し合うというのはどうでしょうか?
●第3土曜日の講座設定となっているが、3連休の時などは、日程を違う週に変更してもらいたい。

働くものが社会の主人公となる時代を闘いとろう!
労働者階級の世界観をテーマとして・・・森尾 誠

 「労働者階級の世界観」という大変大きなテーマを2回で担当しました。本当はこれだけでも10回分は必要でしょう。でも、このテーマの内容は、これからの3回から12回のなかでも具体的にさまざまな角度から話されることになるでしょうから、今回の2回ではっきりしなかったところは、今後の全体のなかでさらにつかみとって下さい。

 現代の社会、危機に陥った現代資本主義の社会−20世紀はそれゆえに戦争と革命の時代でした。21世紀は本当に労働者階級が社会の主人公として時代の真の変革者として勝利する世紀にしなければなりません。社会的生産、しかもそれが社会形態をとること、限界にきた今日の資本主義という社会形態を打倒して、働くものが社会の主人公となり、社会の全責任をとっていく時代を闘いとっていくということです。そのなかにこそ「労働者の世界観」はあります。それを第二回では『共産党宣言』の第一章を軸に確認しました。

 本当に熱意ある受講者で、いろいろ提案もいただきました。ありがとうございました。用語の説明、また引用は皆で読んでいくことなど、第二回で実現しました。いよいよこれからです。ますます積極的に参加いただいて、本当の労働者学校をともにつくりあげていきましょう。熱意ある受講者があれば絶対に可能です。私も今後は、できるかぎり受講者として参加していくつもりです。仲間にしてください。

労働者学習センター事務局
千葉市中央区要町2−8 DC会館 電話 043-222-7207 FAX 043-224-7197

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