労働学校通信

第W期No.05

次回講座のお知らせ

   9月4日(土) 各13:00〜
 資本主義とはどういう社会か−賃金と搾取の仕組み
 講師 鎌倉 孝夫(埼玉大学名誉教授・東日本国際大学教員)
  7月17日(土)13時から・DC会館
*講座終了後の懇親会にも参加しましょう!

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労働学校通信 第5 (2004.08.10発行)
がんばろう労働者!たたかおう労働組合!ひろげようインターナショナル

代表あいさつから
代表あいさつから
ここでもうハッキリさせなければいけないのは、日本の戦後左翼、これは社会党・共産党を指します。そして労働組合も、その特徴は、大衆というのは方針を右に寄せないと支持してくれない、路線を右に寄せたときに、労働組合の団結ははかられるんだという考え方です。
労働組合・組合員の中には右もいる、左もいる。戦闘的に闘おうという労働者もいるし、日和るやつもいる。自分だけいい思いをしようと思うやつもいるし、みんなのためにガンバロウというやつもいる。
その時に、労働組合運動というのは、どこに焦点を合わせて、目線を合わせてやるのかということが、一番重要なわけです。
やはり、最も闘おうという意欲をもった労働者にちゃんと目線を合わせて指導していく。その上で、すこし日和っていく労働者たちをきちっと説得して、そこに糾合していくというのが正しいやり方だと思います。

事務局から
すでにホームページ等でご案内とおり、9月18日の第6回基礎講座は、9月4日に変更になりました。勤務手配等、よろしくお願いします。

ひとりは万人のために 万人はひとりのために

交流の広場−闘いの輪(受講生の声)を随時発行しています

感想文紹介

働者と資本家は相容れない存在であることをあらためて実感しました。

鉄分割・民営の時に中曽根が国労をつぶしてお座敷をきれいにし、憲法を変えると言ったが、この20年ぐらいの間に現実に起きているのが実感できた。

「労働者の立場で全てを見てるんだ」ということが中野節の根幹だと最後の質問の回答で明快になり、スッキリしかつ感動しました。

日のような、労働運動をずっと続けられてきた方の言葉は本物であるからこそ、心にひびいてきます。もっと様々な人に聞いてもらいたいし、自分が感じたことを伝えていきたいと思いました。若者ががんばっていかないといけないなと痛感しました。

強く闘い続けることができる理由は、労働者の立場にどっしり立つことだと学びました。

気な人を見ると、こんな日本でも何か変わるんじゃないかとか、一人の力は小さいけれど、みんなの力は無限大なんじゃないかとか、そんな気持ちになります。
 今日の話を聞いてラベンダーの花を思い出しました。ひまわりのように1本の花が主張する力は弱く1〜2本で咲いていたら何とも思わない花ですが、何百本も集まれば見ている人を感動させる力を発揮します。私たちもそんな花みたいな力が出せたらいいなあ。それが団結ってやつなのかなー。

田が「活力と魅力溢れる日本をめざして」と言っているのであれば、私たちは「活力と魅力溢れる国際的労働者の団結を」と切り返すべきだと思う。そして、労働者の団結性を取り戻すことができたらよいと思う。「いじめ」や「自殺者」をなくすためにも。

分岐・流動・再編・高揚」の"高揚"が大事ということ、このことにニヒルになってはいけないと本当に思います。青年が集まってワーワー議論することから始まる……これを実際やっていきたい。

本の側が労働者と資本の関係や、戦後社会のあり方を全て変えようとしているのなら、我々の側から労働者が生きる社会という方へ変えてやろうということだと思いました。

取されずにすみ、しかも安定した雇用体系、それがマルクス主義を理解すると見えてくるのだろうか。私はまだまだ理解が浅いなあと思った。

容的にも色々ありますが、何よりも「ものの考え方」というものを教わりました。物事の「悪い面」だけを見る発想はけっしてマルクス主義ではない。労働者階級であるという自覚に立って、その立場からどう見るのか、ということが一切だということを強烈にインプットされました。
 向こうの側が開き直って後先ない攻撃を仕掛けてきているのだから、我々は迫力負けせずに、まず彼らに死の宣告をするということだと思います。
 とりわけ青年層にとっては、今の延長上に「未来」などありえないわけですから、思い切りよく資本主義打倒を掲げて労働運動を巻き起こす、この勢いで行きたいと思います。
 自分の力で敵の攻撃を批判しきれるように頑張りたいと思います。

らためてどこに基本をおくか? 自分は労働者の立場から物事を考えるということを忘れていたと思う。労働者の立場から考えれば、ぐらつくこともなくなると思う。

ずV期の時とちがい、若い労働者が多いのでビックリいたしました。中野代表の話はやはりわかりやすく、私としてはそのまま職場に持ち帰りオルグに使いたいことばかりでした。
 ますますオモシロミを増した労働学校のように思いました。「応用編」さぼらず参加します。よろしくお願いします。

本主義のどす黒い裏側がよく分かりました。戦争を阻止するために日帝小泉−奥田と対決し打倒していきたい。国際連帯万歳!

働者の立場に立ち、誇りを持って資本主義の攻撃にこれからも対抗と思う。

回、基本的な感想ばかりで恐縮です。
 ごく最近まで政治や、まして労働運動のことなど全く興味がなかったので、今までの政府と経済界がどのような攻撃をしてきて、そしてこれからどのような攻撃をしてくるのかがとてもわかりやすく説明されていたのがうれしかったです。
 「外国人受け入れ」などは一見良いことのように見えますが、実は安い労働力を確保するための手段であったりする。マスコミを通してしか情報を得ることができない人が多い現代社会ではありますが、いかに情報を操作し、大衆をだますかということに力を入れるブルジョアジーの焦りのようなものを感じました。
 奥田ビジョンをよくよく読んでみると「人を減らす」のに「安全確保」などという、まるで矛盾したようなことを言ったりしている点が、やはり資本主義の完全な行きづまりを示しているのだと思います。労働者にとって、この上ない好機だと思います。
 この時代に生まれてきたことを(最近は)とてもうれしく思います。

労働者学習センター事務局
千葉市中央区要町2−8 DC会館 電話 043-222-7207 FAX 043-224-7197

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