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24春闘勝利!3月ダイ改阻止! 万全のストライキ体制を!

第89回定期委員会(3/2)

3月2日、動労千葉は、DC会館において、第89回定期委員会を開催し、24春闘勝利、3月ダイ改阻止、業務融合化・統括センター化粉砕、一ノ宮派出廃止―木更津派出縮小粉砕、乗務員の大幅削減阻止、ローカル線廃線化攻撃反対、改憲と大軍拡・戦争情勢に立ち向かう階級的労働運動の復権と組織拡大に向けて闘う方針を確立した。
闘争の具体的戦術は、6日の執行委員会・支部代表者会議をもって決定される。本定期委員会をもって、いついかなる時でもストライキを含む闘いに突入することのできる準備体制の確立を!

委員会は、幕張支部の北嶋君を議長に選出し、スローガン提起の後、関委員長があいさつを行った(要旨別掲)。来賓あいさつで、動労千葉を支援する会の山本事務局長から共に闘い抜く熱い決意、久留里線と地域を守る会の都築事務局長から久留里線廃止反対署名への取り組みが訴えられた。
その後、経過報告、当面する取り組み等が提起され、質疑応答が行われた。総括答弁の後、委員会宣言が発表され、団結ガンバローを三唱し、委員会は成功裡に終了した。

質疑応答での主な意見

▽千葉機では仕業移管によって要員の確保がかろうじて行われている。この先どうなるのか、近々の展望について。
▽CTSの春闘アンケートではみんなの低賃金への強い不満、改善の要求が出されている。団交に参加して怒りをぶつけていく。要員問題が深刻だ。65歳以降の雇用へ突破口にしたい。
▽職場代表選を闘った。次は票数をひっくりかえせるように活動したい。一ノ宮派出の廃止、木更津の縮小は許しがたい。スト方針が決まり次第、組合員一丸となって、ダイ改阻止・春闘勝利へ行動する。
▽仕事はきつくなって、賃金も安くなり、時短行路もなく、エルダー運転士について会社は何一つ優しい気持ちをもっていない。ユニットバスもあるのに入れずシャワーのみ、温かい湯船に入りたい。
▽西船橋運輸区開設に伴い、京葉の構内作業の変更など、説明がないので困っている。
▽JRは全ての派出を廃止しようとしている。絶対に許せない。獣害も派出が対応すると実績になるのでほかにもっていっている。
▽久留里線廃止阻止へ、署名運動への協力を。
▽ここ数年、小動物と列車が当たって、よく見てくれと言われる。そもそも対策が全然とられていないのではないか。

関委員長あいさつ

日本労働運動全体は長い低迷の中にあったが、昨年のそごう・西武労組のスト、また11月集会直後から参加した労組が次々にストにたちあがったことに象徴されるように時代は変わろうとしている。
JRは3月ダイ改で歴史を覆すような攻撃をかけてきた。運輸区全廃と統括センター化、乗務員53名減という大合理化。背後で進んでいるのは若年退職者の急増だ。21年度は767人だ。全国140の地方鉄道会社の半数で運転士が不足し、運行が維持できなくなっている。JR東でも鉄道崩壊が現実になろうとしている。融合化、「IT企業」化は、この破たんに突き動かされたものだ。その先にあるのは尼崎事故やJR北海道のような事態だ。動労千葉の原点である反合・運転保安確立を改めて強化し闘いにたちあがろう。
千葉運転区支部の中村支部長の新年あいさつで、「支部の闘いの伝統を守り組織拡大し、青年が安心して希望を持って働ける職場を残していきたい」と訴えた。3月ダイ改でストライキに立ち上がり、私たちが真剣に闘いに立ち上がる姿を職場の仲間に見せよう。それが職場を獲得し組織拡大を実現する力だ。
改めてこの時代に階級的労働運動を建設する、11月集会のさらなる飛躍へ挑戦しよう。全組合員の総決起をお願いしたい。

組織拡大! 闘う労働 組合を歴史の最前線に登場させよう!

 
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