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JR東日本 定期昇給の減額、 ベアゼロ弾劾!

組合要求に基づき、ベースアップを実施しろ!
年功制賃金・8時間労働制解体攻撃を許すな!

3月18日、JR東日本は、4月1日以降の新賃金に関する回答を行ってきた。回答にあたり会社は、コロナにより大幅な赤字になったことを口実にして、「定期昇給を実施し、その際の昇級係数は2とする」との文書回答を行うとともに、口頭で「ベースアップについては実施しない」旨の回答を行っていた。これは、定期昇給を半分に減額するという攻撃であり、絶対に許すことはできない。
「昇給係数2」を削減した理由について会社は、「業績に基づき、中長期的な観点から判断した」「コスト削減のため」と回答してきた。
「21年版経労委報告」において経団連は、「賃金水準を引き上げるベアは困難」「昇給制度も検討すべき」と主張していた。JR東日本の回答は、経団連の主張をそのまま実施したものだ。「年功制賃金」や「8時間労働制」の解体に向けた攻撃を、JR東日本がその先頭を走っているということだ。
一方、現場ではこの1年間、公共交通として鉄道を維持するためにコロナ感染症の拡大を防止しながら、感染の危険を冒して列車の運行を維持してきたのだ。
動労総連合は、今回の定昇削減、ベアゼロ回答に対して、3月19日、あらためて「昇級係数4」の実施と組合要求に基づくベアの実施を求めて再回答要求を提出した。
JR東日本は、現場の怒りの声を聞け!

JR東日本回答(3/18)

1.満55歳未満の社員
定期昇給を実施し、その際の昇給係数 は2とする。
2.精算については、2021年6月25日(金)以降、準備でき次第とする。
−以   上−
新賃金の再回答を求める緊急申し入れ3月19日
              記
1.3月18日付「回答」を撤回し、定期昇給について「昇級係数4」で実施すること。
2.4月1日以降の新賃金について、2月25日付「動労総連合申第5号」に基づき賃金の引き上げを行うこと。
−以   上−

組織拡大! 闘う労働組合を歴史の最前線に登場させよう!

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