home page日刊動労千葉 前のページに戻る

No.

2021年団結旗開き開催(1/9)

ワンマン絶対反対!3月ダイ改―JR史上最大の合理化攻撃との決戦に起ちあがろう!

動労千葉は1月9日、午後1時からDC会館で団結旗開きを行った。新型コロナ感染症の拡大の中、今年は大幅に人数制限し万全の感染対策をとり開催した。

大竹副委員長の開会あいさつ、渡辺執行委員の司会で進められた。怪我療養中の関道利委員長からの年頭のメッセージが紹介された。

長田前書記長が、地域でのワンマン運転反対の闘いの報告と決意を述べ、乾杯の音頭を行った。

来賓挨拶に、三里塚芝山連合空港反対同盟の伊藤信晴さんが連帯あいさつに立ち、昨年12月17日の東京高裁の請求異議訴訟での反動判決を弾劾し、判決が出ようが市東さんの農地取り上げを絶対許さない決意と、航空需要の激減のなか成田空港廃港の展望を語った。

続いて、関西生コン支部の武谷書記次長が、弾圧との攻防は反転攻勢に入ったと報告し、ストライキを威力業務妨害、正社員への要求が強要罪という正当な組合活動を有罪とした反動判決を必ずひっくり返し、組織拡大と職場闘争で必ず勝利すると語った。

続いて、西部ユニオン鈴コン分会の吉本分会長、顧問弁護団の藤田弁護士、動労千葉を支援する会から山本事務局長、東京西部の織田運営委員、学生、OB会の永田会長、家族会の山田会長からのあいさつをいただいた。

これを受けて、動労千葉争議団から中村書記次長、木更津支部、千葉機関区支部、幕張支部CTS組合員の代表がそれぞれに闘いのの決意を語った。

次に本部を代表して川崎書記長が、ワンマン運転拡大阻止・3月ダイ改を当面の焦点としてストライキを構え総決起することを訴えた。

最後に繁沢副委員長の閉会のあいさつと団結ガンバローで終了した。

関委員長の年頭あいさつ(要旨)

本日はお集まりいただき、ありがとうございます。コロナ禍でも旗開きを開催することにしました。それは何より、3月ダイ改に向けた決戦、そして2021年の闘いに全力でたちあがるためです。

菅政権は今月7日、緊急事態宣言を出しました。罰則付きの特措法の早期採決が与野党一致で狙われています。「権力は危機を利用する」という歴史の教訓を忘れてはなりません。その目的は、「感染対策」に名を借りた憲法改悪と戦争体制づくりです。日本の感染者数や重症者数は欧米と比べてはるかに少ない状況なのに、「医療崩壊」が叫ばれる現実は一体何なのか。なぜ、徹底した検査を行わないのか。足りないのは医師や看護師であり、公立・公的病院です。

菅政権は「GO TOキャンペーン」に大量の予算はつけても、医療や保健所の体制を強化するために手を打とうとはしませんでした。それどころか440の公立・公的病院を統廃合するといっています。小池都知事は都立病院の独立行政法人化をコロナ禍の渦中で決定しました。その中で、感染拡大を受けて再び「緊急事態宣言だ」「自粛せよ」「今度は罰則付きの法律が必要だ」「改憲と緊急事態条項が必要だ」と言っているのです。

今年の最大の決戦は、3月ダイ改から始まろうとしている分割・民営化以来最大の合理化攻撃との闘いです。3月ダイ改におけるワンマン運転拡大に対して、絶対反対で闘いにたつことを全組合員に訴えます。

コロナ禍で膨大な人々が職を追われる中、闘う労働組合の復権は待ったなしの情勢です。

この間の大会でも、「闘いなくして組織拡大なし」「すべてを組織拡大の観点から」と掲げてきました。全組合員の力を集めて、JR―CTSを貫く本格的組織拡大を実現させること。それこそが会社の攻撃を打ち砕く力です。その条件は大きく生み出されています。動労千葉らしく職場で闘い、声を上げ、2021年を可能性をつかみとる1年にしましょう。

組織拡大! 闘う労働組合を歴史の最前線に登場させよう!

  >ページの先頭に
前のページに戻る