JR千葉支社ー3月ダイ改の労働条件を提案 内房・外房・鹿島線へのワンマン拡大、17名の車掌要員削減、終電繰上による列車削減等
  12月24日、JR千葉支社は、来年3月ダイ改の労働条件について提案を行ってきた。提案の主な内容は左記のとおり。 
  ホームドア導入に伴い1分30秒増の表定時分見直し
  ◆内房線・外房線・鹿島線 
    ・ワンマン運転を導入・拡大する。 
    ・内房線、外房線では、日中帯を中心に木更津~安房鴨川~上総一ノ宮間でワンマン運転の直通運転を行う。 
    ・朝・夕夜間帯の一部列車で君津~上総一ノ宮間を直通運転。 
    ・外房線は、日中帯を中心に上総一ノ宮での乗り換えに変更。 
    ・鹿島線は、佐原~鹿島間でワンマン運転を行う(成田~佐原間はツーマン運転) 
    ・運転士・車掌の乗務キロ。 
    木更津運輸区 
    運転士  +242.3km 
    車掌  ▲1914.8km 
    鴨川運輸区 
    運転士  +515.4km 
    車掌  ▲2821.5km 
    佐倉運輸区 
    運転士   +69.4km 
    車掌   ▲443.8km 
    ・これに伴い、車掌の行路数が、木更津▲7、鴨川▲13、佐倉▲3となる。 
    ◆内房線 
    ・夕夜間帯において、上総湊折り返しを、現行1往復から6往復とする。 
    ・東京発21時台の特急について、君津駅での接続改善を行う。 
    ◆外房線 
    ・勝浦6時台の京葉線直通快速の上総一ノ宮での停車時間を短縮。 
    ・東京20時台のわかしおの上総一ノ宮での接続改善を行う。 
    ◆特急列車 
    ・成田エクスプレスについて、一部で運転区間を見直しを行う。 
    ・外房線・わかしおについて、土休日の指定席の拡大を行う。 
    ◆始終電の繰り上げ、繰り下げ 
    ・総武緩行線、京葉線において、初終電の繰り上げ・繰り下げを行う。 
    ・総武緩行線は、津田沼発の千葉行きの初電で時間の繰り下げを行う。 
    ・これに伴い、総武緩行線で▲150km程度、京葉線で▲100km程度の列車削減を行う。 
    ~西船橋間を1往復増発。 
  ◆車両関係 
    ・京葉車両センター 
    205系の海外譲渡に伴い205系、231系に置き換えが行われることから、検修要員の見直しを行う。 
    ◆要員関係 
    ・会社は、4月から運転士・車掌の職名を廃止し、乗務係に統一したとして、運転士、車掌の個別の標準数の提示を拒否し、各区の行路数だけを示すという不当な対応に終始してきた。 
    ・乗務員関係 ▲24名 
    ・車両関係  ▲4名 
    ◆ダイ改実施期日 
    ・3月13日(土)の予定。 
    
  2021年 団結旗開き
  日時 2021年1月9日(土) 
    13時から 
    場所 千葉市/DC会館 大会議室  |