JR千葉支社ー20年3月ダイ改の労働条件を提案
   総武緩行線、御茶ノ水折り返し中止に伴い、
    中野・三鷹直通運転により乗務キロの増
   12月25日、JR千葉支社は、来年3月ダイ改の労働条件について提案を行ってきた。提案の主な内容は左記のとおり。 
ホームドア導入に伴い1分30秒増の表定時分見直し  
  ◆総武緩行線 
    ・早朝・深夜帯に行っている御茶ノ水での折り返し運転を中止し、千葉・津田沼~中野・三鷹間で終日直通運転を行う。 
    ・これに伴い、326kmの乗務キロ増となる。 
    ・総武緩行線へのホームドア導入に伴い表定時分(停車時分・運転時分)を変更する(千葉~御茶ノ水間でプラス1分30秒程度)。 
    ・また、速度種別の適用区間・適用時間、運転本数を見直す。 
    *ホームドア設置予定駅 
    20年6月 信濃町、千駄ヶ谷 
    20年7月 代々木 
    20年度内 小岩、亀戸 
    ◆京葉線・武蔵野線 
    ・武蔵野線 朝5時台の南船橋行きを東京まで延長。これに伴い東京~西船橋間を1本増発。 
    ・武蔵野線 21時台の東京~西船橋間を1往復増発。 
    ・武蔵野線 17時台の南船橋折り返しを1本海浜幕張まで延長。 
    ◆成田線 
    ・22時台の千葉終着の総武快速1本を成田空港まで延長。 
    ・10月27日から成田空港~千葉間で臨時で運転している列車を定期列車として運転。 
    ・これに伴い、早朝の総武快速(津田沼~千葉間)を1本削減。 
    ・成田線(成田~我孫子間)で常磐線への直通列車1本を増発。 
    ◆特急関係 
    ・成田エクスプレスの東京~成田空港間の全列車を12両編成で運転。 
    ・千葉駅始発のあずさ3号(6両)に富士回遊(3両)を併結して運転。 
    ・しおさい(東京~銚子間)の発車時刻の見直し。(下り・3号、7号。上り、8号10号、14号)。 
    ◆車両関係 
    ・京葉車両センター 
    205系21編成(168両)の海外譲渡に伴い、209系3編成(24両)、231系19編成(152両)を配置。計1編成(8両)の増。 
    ◆その他 
    ・鹿島線にスイカを導入。 
    ・総武快速線に、2020年度からE253系を順次投入予定。 
    ◆要員関係 
    ◎習志野運輸区  
    深夜・早朝の御茶ノ水折り返し運転中止に伴う中野・三鷹への直通運転による乗務キロ増により、運転士3名、車掌3名、計6名の増としている。 
    ◎千葉運輸区、蘇我運輸区 
    千葉駅改良工事の終了に伴い、幕張車両センターへの回送を中止することから、両区とも臨時要員1名、計2名の減としている。 
    ◆ダイ改実施期日 
  ・3月14日(土)の予定。 
  
 
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