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ワンマン運転絶対反対!10・5鴨川支部大会開催

 10月5日、鴨川支部は第25回支部定期大会を鴨川市内で開催した。
 議長に渡辺君を選出し、上村支部長が「この一年間ありがとうございました。ワンマン運転やいろんな困難が待ち受けていますが。鴨川支部は団結して頑張りましょう」とあいさつした。
 来賓あいさつで、第49回定期大会で選任された関新委員長は、「台風15号の被害にあわれた組合員にはお見舞い申し上げます。CTS幕張事業所の代表選では派出の方にはお世話になりました。この台風でのJRの対応の問題点をまとめて頂いて、JR千葉支社に申入れをしたいと思います。ワンマン運転がやられようとしています。水戸では5両ものを7編、車体にカメラをを付けワンマン車両への作業が行われています。読売新聞には、外・内房線がワンマン化予定と書かれています。運転保安の観点からも絶対反対し、組織拡大に向け頑張りましょう」と述べた。
 その後、経過報告・質疑応答が行われた。
主な質疑は、以下のとおり。
◎鴨川の検査がなくなるのでは。
◎支部組合員の職場がばらばらになり、支部体制を維持することが大変だ。
◎いすみ鉄道の保安体制が心配だ。いすみでも短日を実行してもらえないか。

 討議の後、運動方針案、予算案などが満場一致で採択され新役員が選出された。渡辺新支部長の団結ガンバロウで支部大会は、成功裡に終了した。後に懇談会を行った。

第49回大会決定に基づく申し入れ

動労千葉は、10月8日、JR千葉支社と千葉鉄道サービスに左記の申し入れを行った。

 第49回定期大会の決定に基づき、下記のとおり申し入れるので、 団体交渉により誠意を持って回答すること 申第4号  

                  記

1.業務委託契約を解消し、業務と出向者全員をJRに戻すこと。
2. 「新たなジョブローテーション」を撤回すること。また、「同一担務の従事期間が最長でも概ね10年」の取り扱いを行わないこと。異動等にあったっては、本人の希望に基づき取り扱うこと。
3. 大量退職がピークを迎えている現状に踏まえ、下記のとおり取り扱うこと。
(1)速やかに定年を延長し、65歳までJR本体で働き続けることができる条件を確立すること。
(2)高齢者が働き続けることができるように労働条件の緩和等、高齢者対策を実施すること。
(3)外周(居住地に近い)地域に雇用の場を確保すること。希望する者全員(職種を問わず)をJR本体 で勤務とすること。
(4)本線運転士の高齢者対策を速やかに実施すること。
(5)身体を壊している者、介護等を抱えている者については、それぞれに応じた雇用の場を確保すること。
4. 2020年度退職者に関して、エルダー希望者及び本体勤務希望者数を具体的に明らかにするとともに、本人希望に基づく就労先を提示すること。
5. 駅業務委託を撤回するとともに、次の点を明らかにすること。
(1)本千葉駅、新八柱駅、市川大野駅を委託する理由について。
(2)新八柱駅の緑の窓口を1ヵ所閉鎖する理由について。
(3)千葉駅、蘇我駅の信号要員を削減する理由について。
また、ATOS化に伴う運転取り扱いの変更の詳細について。
(4)安房勝山駅、潮来駅を無人化する理由について。
(5)日向、滑川、小見川、永田、長者町、御宿、浜金谷、保田の各駅の営業時間を変更する理由について。
6. 乗務員勤務の改悪を直ちに中止し、次のとおり取り扱うこと。
(1)運転保安を確保するため、支社課員の短時間行路への乗務は行わせないこと。
(2)短時間行路については、本線運転士の高齢者対策及び育児・介護のために、昼間時間帯に設定すること。なお、設定する際には、他行路の負担とならないように行路数及び標準数を増やして対応すること。
(3)拘束時間は、日勤行路は9時間以内、泊行路は19時間以内、乗務キロはそれぞれ200km(出区がある場合は180km)、300km(同じく280km)以内とすること。
(4)明け(乙行路)の緩和を図るため、拘束時間を6時間以内とすること。
5)泊行路の出勤は13時以降、退勤は12時以前とすること。
7. 運転士が背面から監視され、インターネット等に動画や写真が投稿されたり、それを口実にした運転士個人への 責任追及や職場の締め付けが行われていることから、次のとおり対策を講ずること。
(1)社会的状況が変化していることに踏まえ、運行の安全を確保するために、運転席は各席から完全に遮蔽された 構造とすること。また、それまでの間、カーテンは下げた状態を所定とすること。
(2)背後から運転士の撮影することを禁止する旨の掲示すること。
(3)インターネット上の不適切な映像等については、会社の責任で直ちに削除する手配をとること。
8.運転台へのカメラ設置を直ちに中止すること。また、乗務員への不当な監視は絶対に行わないこと。詰所等に 設置した監視カメラを直ちに撤去すること。
9.「ワンマン運転拡大」提案を撤回するとともに、次の点を明らかにすること。
(1)9月18日、読売新聞において、「内房線、外房線などはワンマン化の可能性がある」との報道がされたことか ら、千葉支社における今後の「ワンマン運転拡大」の計画について。
(2)「ワンマン運転拡大」に向けた車両改造計画の詳細について。
(3)「ワンマン運転拡大」を行う線区の基準について。
(4)ワンマン運転において、事故・故障、車内トラブル等が発生した場合の対処方法について。
10.久留里線のワンマン運転を直ちに中止すること。
また、久留里〜亀山間について、昼間帯の列車運行を復活させること。
11.ECからDCへの転換を行い再びECに戻す際には、DCにおいて十分に熟知できるまで乗務を行うこと。
12.DL業務について次の点を改善すること。
(1)来夏に向けて、冷房装置の整備を行うこと。
(2)千葉運輸区のDL行路を分割し、負担を軽減すること。
13.各線区の中間駅に乗務員用トイレを設置すること。
14.台風15号において、運輸区等において停電が発生したことから、各区に自家発電設備を設置すること。
15.沿線の除草及び立木等の伐採を計画的に行うこと。とくに雑草により車輪が滑走する事態が発生していること から、雑草が伸びきる前に、全線において除草を行うこと。
16.千葉以東線区における動物との衝突防止策を早急に講ずること。    一以上 一

台風15号の災害及び復旧に関する申し入れ 申第2号

1. 台風15号の被害について、線区別に詳細を明らかにすること。
2. 復旧が大幅に遅れた原因を具体的に明らかにすること。
3. この間の団体交渉において、千葉以東については「復旧よりもバス代行を優先する線区」と回答してきたにもか かわらず、今回の台風災害でバス代行を行わなかった理由を明らかにすること。
また、今後、災害等が発生した場合の代行輸送の考え方を明らかにすること。
4. 台風等災害時の出勤・退勤の取り扱いについて、千葉支社の見解を明らかにすること。
5. 列車運行に関して、指令の指示が混乱する場面があったことから、千葉支社として指令に対する指導を行うこと。
6. 今回の台風災害により、復旧するための保守体制が崩壊していることが明らかになたことから、外注化を中止し、 保守体制の抜本的な見直しを図ること。   ―以上

JR千葉鉄道サービス株式会社対して
「アルコール検査」の取り扱いに関する緊急申し入れ 申第3号

 10月1日以降、津田沼事業所においては、アルコール検知器による検査方法が、習志野運輸区当直で行うことに なったが、トラブル等が発生した場合、出区点検等に影響を及ぼすことが想定される。
以上から、下記のとおり緊急に申し入れるので、団体交渉により誠意を持って回答すること。

1. 習志野運輸区でのアルコール検知器による検査を行うこととした理由を明らかにするとともに、仕業・構内でアルコール検知器による検査が実施できるようにすること。                                   一以上一 
(JR千葉支社にも同様な申し入れを行った。申第1号)

組織拡大! 闘う労働組合を歴史の最前線に登場させよう!

 
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