全支部活動者研修会報告② 
        「日本はどこへ行く」
       労働者はこの情勢にいかに立ち向かうのか  
      2日目   藤村一行 氏(動労千葉労働学校講師)  
       全支部活動者研修会2日目は、「情勢と時代認識」として、動労千葉労働学校講師である藤村一行先生の講義です。まず、中野洋前委員長の「甦る労働組合」から、現代はどういう時代なのかをとらえる「四つのキーワード」が改めて提起されました。 
        
      四つのキーワード 
      1.帝国主義(資本主義)体制は、労働者を食わせられなくなった。 
        2.帝国主義(資本主義)体制は、戦争する以外に延命できない。 
        3.帝国主義(資本主義)体制は、歴史的命脈が尽き、社会の発展の桎梏となった。 
          *「桎梏」 
        手かせ足かせ。自由を束縛するもの 
        4.全世界で労働者の反乱が燎原の火のような勢いで始まった。 
         
        感想文の一部紹介をもって講義のポイントの報告とします。 
      土台から崩壊する現代世界 
      ・「土台から崩壊する現代世界、世界大恐慌の深化と戦争の危機の表題の基に世界情勢を解り易い説明で大変よかった」 
        ・「国内政治に世界情勢や金融に至るまで事細かに聞けて非常に為になった」 
        ・「安倍政権との攻防=JR資本との闘いに重なるものが見えた」 
        ・「世界の情勢をいかに理解できるかが、安倍の戦争政治を打倒できるかに直結するように思いました」 
        ・「このままでは世界戦争にまっしぐら、労働者の団結でしか止めることはできない」 
         
        組織拡大が
        情勢を変える 
      ・「動労千葉が声を上げれば、共感や支持してくれる労働者もいる。私達がその支持率を上げ、絶対的信頼関係を築く事が出来た時に、情勢をひっくり返せるんだという思いを胸に、動労千葉路線で進んでいきたい。万事うまくいかないが、苦闘を重ねて成長したい」 
        ・「簡単には労働者を戦争に動員できないから分割・民営化で労働組合を破壊したのだ。だからわれわれの立場は明確だ『動労総連合を全国に』をスローガンに飛躍をかける一年にしなければ」 
        ・「日本にある共産党やあらゆる反対勢力は、実質的には民主愛国=『救国連合政権』路線ということがよくわかった。我々の闘いは苦闘しているが、大事な闘いだ。本当の反対勢力は我々がやらなければならない。だからこそ、この一年組織拡大で全力で闘っていきたい」 
        ・「私たちは労働者の団結をもって戦争への道を突き進む安倍政権を打倒していく決意です」 
      「闘いなくして、組織拡大なし」16春闘・3月ダイ改闘争へ、総決起を開始しよう! 
       車両技術分科定期総会へ 
       動労千葉車両技術分科会は、2月11日、「反合・運転保安確立」、「検修・構内業務の全面的外注化粉砕」に向けて、第27回定期委員会を開催します。 
         重大な事故が次々に起きています。その多くが民営化・外注化、技術継承の崩壊に起因したものです。しかしJRは、「水平分業」と称して鉄道業務すべてを外注化・別会社化してしまおうとする攻撃に突進しています。この攻撃を粉砕する道は、JR―CTSを貫く組織拡大です。 
        今年は勝負の年です。委員の結集はもちろん、各支部は傍聴動員を積極的に取り組もう! 
      2月11日(木・休日) 午後2時~    DC会館  |