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鉄道の安全と労働者の雇用を守れ!
駅業務丸投げ外注化を粉砕しよう

10月以降9駅の外注化を提案
駅業務外注化の全面的拡大を許すな!

 際限ない外注化の始まり

 9月10日、JR千葉支社は駅業務の外注化に関する提案を行ってきた。提案内容は、10月以降に両国駅東口改札と、東船橋など8駅を全面外注化するものだ。
 さらに、東京駅では心臓部とも言うべき新幹線改札口で70名分の外注化が強行されている。駅業務の外注化が際限なく拡大しているのだ。
 この背景にあるのは大量退職問題だ。「高齢者の雇用の場の確保」の名の下に、JR自身でさえ制御不能の形で進もうとしているのだ。

 外注化を粉砕しよう

 駅業務の外注化は、ライフサイクル制度、駅への契約社員の導入と一体の攻撃だ。
 駅輸送職は簡単には外注化できない。だから、その穴埋めのためにライフサイクルで運転士を駅に行かせる。さらに、運転士と駅員を同列に置くことで、乗務手当の廃止・削減が狙われている。
 一方で、膨大なグリーンスタッフの仲間が毎年使い捨てにされている。JRは採用から5年で首を切っておきながら、あたかも「救済」するかのようにCTSに雇用する。それによってさらに駅業務を外注化できる。しかも、5年間駅で働いたベテランの労働者を、手取り12〜13万円の低賃金で使えるのだ。
 こうやって、ただひたすらコスト削減のために、労働者の権利も生活も破壊されていく。外注化を認めることは絶対にできない。駅業務の全面外注化粉砕! JRはすべての外注化を今すぐ撤回し、すべての仕事と仲間をJRに戻せ!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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