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11・13出向命令無効確認請求訴訟第4回裁判 に結集しよう!

JR千葉支社長名による通知で、CTS労働者を指定しての訓練が行われるなど、露骨な偽装請負が横行!

 11月13日(水)13時30分から、東京地裁527号法廷において、「出向命令無効請求確認訴訟」の第4回裁判が行われる。偽装請負の違法を開き直り、契約書の開示を拒否し続けるJRの違法性・不当性を徹底的に追及し、業務と強制出向者をJRに取り戻すために、傍聴闘争に全力で結集しよう!

CTS労働者の氏名、社員番号、勤務時間まで指定
 業務外注化に伴う偽装請負の実体がますますあからさまになっている。
 10月15日、23日、31日の3日間にわたり、JR千葉支社において、「運転取扱訓練(構内誘導担当者コース)」が行われた。この訓練にあたりJR千葉支社は、「千葉鉄道サービス社長」に対して、「JR千葉支社長」名で、「訓練への参加のお願い」という通知文書を出している。しかもこの通知文書では、訓練日とともに、参加対象として仕業・構内業務の外注化により出向させられた労働者の氏名と社員番号が記載され、出勤時間と退勤時間まで指定されているのだ。
 労働省告示37号によれば、「労働者の業務遂行方法に関する指示その他の管理を自ら行うこと」「労働者の始業及び終業の時刻等に関する指示、管理を自ら行うこと」「労働者の配置等の決定、変更等を自ら行うこと」とされている。
 さらに、請負業務に関するQ&Aでは、「発注者(JR)が、請負業務の作業工程に関して、仕事の順序・方法等に指示を行ったり、請負労働者の配置、仕事の割り付け等を決定することは、請負事業主(CTS)が自ら業務の遂行に関する指示・権利を行っていないので、偽装請負と判断される」と明確に規定されている。
 こうしたことから、今回の訓練に関するJR千葉支社の通知文書は、労働省告示にことごとく反する明確な偽装請負であり違法行為だ。

CTS作業責任者が、JR側の席に座って発注業務?
 さらに、幕張車両センターでは、今年10月18日、台風の影響で輸送混乱が発生したことに伴い、列車の入出区が乱れたが、その際、CTSの作業責任者(JRからの出向者)が、パーテーションで区切られたJR側担当者の席に座り、列車のゼッケン等を確認し、本来JRが行う発注業務まで行っていたというのだ。
 まさにJRとCTSが混然一体となって業務を行っている事実が明らかになっている。
 昨年10月1日の仕業・構内業務の外注化が強行されてから1年が経過するが、偽装請負は収まるどころかますます露骨に行われている状況だ。
 そもそも鉄道業務は、外注化して本体から切り離すことなど絶対ににできない業務だ。それを、無理に切り離したために、JRとCTSが一体となって業務を行わざるを得ない状況となっているのが実際の姿だ。
 偽装請負を開き直り、契約書の開示を拒否し続けるJRを徹底的に糾弾し、外注かされた業務と労働者をJRに戻すために、全力で闘いぬこう!
 11・13出向命令無効請求確認訴訟に全力で結集しよう!

出向命令無効確認訴訟 第4回裁判について

日 時  11月13日(水)13時30分から
場 所  東京地方裁判所527号法廷
内 容  第4回口頭弁論
指定列車 千葉駅3番線 11時24分始発
     快速列車最後部乗車
その他  裁判終了後、報告集会を開催する予定です。
※業務と出向者を取り戻すために、傍聴闘争に結集しよう!

当面するスケジュール 

◎労働学校基礎講座第8回講座
日 時 11月16日(土)13時から
場 所 千葉市・DC会館 会議室
講義内容
 「戦後労働運動史の中の動労千葉」
 講師 伊藤 晃氏(日本近代史研究家)

◎第23回動労千葉家族会総会
日 時 12月1日(日)13時から
場 所 千葉市・DC会館 会議室
※各支部からの参加をお願いします。 たこ焼きパーティーも有ります!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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