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久留里線ワンマン運転導入阻止へ、沿線地域での要請行動を実施

「問題がありますね」「小櫃駅の段差はひどいですね。 生徒が靴を落とすんです」
「昼間だけ実施と説明があった」等々、
ワンマン化導入に地域からも意見が続出!

【写真】要請に訪れた小学校の門前にて。
木更津支部と動労千葉からの要請に対してワンマン化に問題ありの声が次々上がった。

 2月12日、木更津支部と動労千葉は、久留里線ワンマン運転の3月ダイ改での導入阻止に向けて、久留里線沿線の自治体や学校関係などに対して、ワンマン運転では乗客の安全を確保することが出来ないことを訴えて要請行動を行った。
 ある自治体職場では、「駅長からは昼間だけ実施すると聞いていた。朝晩の通勤時間帯も行うんですか」とJRの説明が全くデタラメだったことに憤慨していた。
 学校や幼稚園などでも意見が次々に出され、「JRからはまだ何も説明はありません。小さな子どもたちが久留里線を使っていますが、運転士さん1人の運転では本当に問題がありますね」との率直な意見が上がった。
 また、ある学校では、ビラに映っている小櫃駅の段差を見て、「この段差はひどいですね。この段差のために学生が靴をよく落としてるんです」と、小櫃駅の段差によりすでに問題が生じていることが訴えられた。
 このほかにも、「公民館にビラを貼ってもらいましょう」「久留里線問題で活動している団体にも知らせておきます」等々、積極的な意見が寄せられるなど、久留里線のワンマン問題が地域や利用する学生を含めた乗客にとって重大な問題であることがあらためて明らかになった。
 一方、JR千葉支社は、12日からワンマン運転導入に向けたハンドル訓練を強行している。しかし、列車にも慣れていない中で、ワンマン運転の訓練を行うこと自体、運転保安を無視して事故を起こせと言っているに等しいことだ。
 JR千葉支社は、3月ダイ改でのワンマン運転導入計画を直ちに中止しろ!
 組合要求に基づき2両対応、夜間対応の訓練を実施しろ!
 小櫃駅の37cmをはじめとしたホームと車両の段差を直ちに解消しろ! 


大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう
 
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