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1047名の解雇撤回、外注化阻止へ!JR東日本本社へデモ

代々木公園に1850名が結集
 2月13日、動労総連合と動労千葉を支援する会は、代々木公園において「1047名の解雇撤回、検修外注化阻止、総決起集会」を開催した。雨という悪天候のなか全国から1850名が結集し、意気高くおこなわれた。
 冒頭、動労水戸の石井委員長の「1047名闘争の危機が深まっている。勝利を闘いとろう。当初、清算事業団に行かされた人も名簿に載っていたことが明らかになった。検修外注化に対しても、激励の声がわき起こっている。東日本本社へ怒りのデモをたたきつけよう」との開会あいさつで始まった。
 連帯のあいさつでは反対同盟の北原事務局長は、「法政大学での長期拘留ほどふざけた話はない。大学はこれでいいのか。三里塚は44年間闘い続けた。現闘本部裁判の判決が2月25日に出る。反対同盟は闘う」と発言。百万人署名運動の西川事務局長は、「署名運動の使命は重大だ.沖縄問題の解決、沖縄の心は戦争反対だ。8・15闘争を国際連帯で闘おう」、憲法と人権の日弁連をめざす会の高山俊吉弁護士は、「日弁連の会長か決まらない状況になっている。攻撃あるところに闘いがある。裁判員制度は破綻している。5・18日比谷に結集してほしい」とそれぞれあいさつをされた。
集会の基調報告を田中委員長が提起
 86年の2月15日には第二波ストを闘った。第一波の不当処分にたいする反撃だった。
 動労千葉は、2月1〜2日のストを第二次分割・民営化決戦として闘った。7つの会社に分割したものを数百の会社に分割しようとしている。2月3日には4者・4団体が声明を発表した。同じことが繰り返されている。分割・民営化が新自由主義攻撃の開始だった。1047名の解雇撤回へたたかおう。外注化は新しい民営化攻撃、安全を子請け、孫請けに丸投げし、9割を下請けにする攻撃だ。安全が崩壊する。労働組合が屈服したからだ。屈服しなければこの攻撃は跳ね返せる。労働運動の現状と闘う闘いだ。限界を突き破ろう。団結を発展させよう。徹底抗戦、非妥協で闘おう。と基調報告をおこなった。
 1047名闘争勝利への決意表明では動労千葉顧問弁護団の葉山岳夫弁護士、国労小倉闘争団日豊オルグ班の羽廣さんが動労千葉争議団の中村仁君が決意を表明した。
 葉山さんは、「2・16不採用で清算事業団に飛ばした。5・27臨大闘争弾圧には昨年勝利した。動労千葉の裁判では伊藤証人が名簿に載っていたことが明らかになった。1047名闘争勝利へ闘おう」
中村仁君は、「23年前資本は闘う労働者を排除した。われわれは23年間闘ってきた。資本に頭を下げてはいけない」と発言。5・27被告団長富田さんは4・25尼崎への決起を訴えた。
ライフサイクル、外注化阻止へ決意表明
 外注化阻止の闘いではストライキを闘った動労千葉から関執行委員、幕張支部木科くん、津田沼支部相馬支部長、滝君、動労水戸の木村書記長、国労郡山工場の橋本さんが決意を表明した。
 動労千葉からはそれぞれが「数波のストで外注化を阻止する。組織拡大で闘いぬく」「昨年1月1日に動労千葉に加入した。みんなで闘えば外注化を阻止できる」、「2月1日、滝君を不当配転した。津田沼に280名が結集し、うれしかった。ライフサイクル粉砕へ組織拡大で闘いぬく」、「配転されたがここからが闘い、ライフサイクル制度にかこつけて賃下げを強制し、会社の好きなところに回す攻撃だ。1047名の解雇撤回と同じ。矛盾を暴き出そう」と発言。
 動労水戸の木村書記長は、昨年士職登用差別攻撃を粉砕し、現在3名がハンドルを握っていることを報告した。
 カンパアピールの後決意表明を三浦半島地区教組、社保庁解雇を闘う平口さん、全逓の星野さん、八尾北医療労組、東京西部ユニオン、法政大文化連盟から決意表明がおこなわれた。
 行動提起、インター合唱の後、君塚総連合委員長の音頭で団結ガンバローをおこない、東日本本社に向けてデモに出発した。
 

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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