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      3・20イラク開戦2周年世界反戦共同行動
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             6000名が結集した20労組よびかけの集会 
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 3月20日、イラク開戦2周年のこの日、全世界で反戦行動が闘われた。
         全世界1000を超える都市で、数十万人がデモを行い、今も続くアメリカのイラク侵略・占領を弾劾した。
         日本では、陸・ 海・ 空・ 港湾労組20団体がよびかけた実行委員会の「いまこそ平和を守るとき 国際共同行動3・20集会」に6000人が結集。会場の日比谷野音は立錐の余地なく、外にも人があふれた。イラクへの自衛隊派兵延長とそれにともなう戦争協力の攻撃が労働者にも強制されようとし始めているなかで、多くの労働者・労働組合が危機感をもって集まった。
         「有事法制の完成と発動、憲法改悪に断固として反対します。引き続き有事法制の廃止に向け奮闘しましょう」「イラク占領に反対し、自衛隊の即時撤退を求めよう」という集会アピールに満場の拍手が応えた。
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             前段で行われた百万人署名運動の集会(日比谷公園) 
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 集会に先だって1500名の隊列で登場した百万人署名運動が日比谷公会堂前で独自集会を行った。全国各地の連絡会や闘う人士、団体が報告を行うなか、動労千葉からは田中委員長がこの間の安全運転闘争、ストライキの報告を行い、大きな注目を浴びた。とりわけ戦争と民営化という攻撃が安全の崩壊をもたらしていることを鋭く指摘し、このことに声も上げない労働運動の現状を打ち破る闘いとしてストライキが打ちぬかれたことを訴えた。
         また不起立にたった東京の教育労働者が今春の卒業式で、すさまじい権力の介入・弾圧体制下で50人を越える教育労働者が不起立にたちあがったことを報告し、戦争協力を拒否する闘いにともにたちあがっていこうと訴えた。
         さらに、16日に狭山第2次再審棄却を決定した最高裁に対して、部落解放同盟全国連合会とともに参加者一同が怒りを込めて弾劾の声を上げた。
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             動労千葉のデモ隊列 
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 3月19日(時差の関係で)~20日、世界各地で反戦行動がとりくまれた。ロンドン15万人、ローマ数万人をはじめ、アメリカでは、全米735を越える都市で行動が組織され、その数は昨年の2倍に上るという。サンフランシスコではILWUローカル10が同日湾岸の荷役作業をストップする「ストップ・ワーク・ミーティング」を行い、同市で行われた2万5千人以上の集会に合流した。韓国でも7都市で行動がとりくまれた。
         ブッシュの一層の戦争拡大方針とそれに全面協力を表明している小泉政権をなんとしても打倒しよう。その声は日増しに高まっている。自衛隊をイラクから撤兵させよう! 憲法改悪を阻止しよう!