home page 日刊動労千葉 前のページに戻る

No.

動労千葉第50回定期委員会
2月22日DC会館=闘い発進

分割・民営化体制との決着迫る
04春闘第2ラウンドの闘いに起とう!

04春闘決戦の闘いの展開について!

◎3月12〜13日(ダイ改時)を中心として48〜72時間規摸の全組合員を対象としたストライキを配置し、要求の解決を求める。
◎具体的な戦術配置については、次期執行委員会で決定し支部代表者会議で確認する。従って各支部は3月11日以降、いつでもストライキに突入できる闘争体制を確立すること。
☆新賃金回答段階の闘いの配置
 貨物会社の「新人事・賃金制度」提案の動向、東日本、貨物の新賃金回答段階について未だ状況が流動的なため、動向を把握したうえで別途執行委員会で決定する。

04春闘決戦へ闘う方針決定!

 第50回定期委員会が、2月22日、DC会館において開催され、今次、長期非協力闘争が切り拓いた地平を確認し、04春闘決戦の焦点となっている、JR東日本3・13ダイ改闘争を中心として、闘う方針を全体の総意で打ち立てた。
 このわれわれの闘いは、第二の分割・民営化攻撃との関ヶ原の一戦が迫っていることを如実に示し、分割・民営化の矛盾が爆発的に噴出する過程に入った中での闘う方針だ。その意味ではまさしく乾坤一擲の闘いの宣言でもある。

04春闘の山場=3月ダイ改闘争・反合・運転保安春闘に起て

 第50回定期委員会は、君塚副委員長の、「04春闘は前倒し的に第一弾の闘いとして不当配転弾劾の闘いに突入している。04春闘は、動労千葉としては反合・運転保安春闘として、JR東日本の3・13ダイ改を山場にして要求の解決を求めて闘い抜きたい。そして3・20イラク反戦一周年闘争に進撃し、4月の動労千葉結成25周年を迎えたい」と決意あふれる開会のあいさつによってはじまった。

第二の分割・民営化攻撃との、関ヶ原の決戦はこれからだ!

 冒頭あいさつに起った、本部・田中委員長は、「第50回という区切りであり節目の委員会であり、内容的にも重要なものとなった。われわれは現在、2月10日からの長期非協力闘争という闘いの渦中での委員会となっている。この闘争は、本部執行委員会として、まさしくまなじりを決し、腹を据えた勝負の闘争として、動労千葉としてもはじめてとも言える長期闘争だ。3月13日ダイ改を春闘の山場として断固としてストライキを配置して闘うことを、1月の全支部活動家研修会で訴えたが、しかし情勢は待ってくれなかった。闘いの発端は、木更津支区の欠員補充での許しがたい配転であった。これまで当局自身が高齢者は異動の対象から外すとしてきたことさえも反故にしたということであり、他企業ではこうした問題は退職強要的なものであり、これを許したらJRにおいても、次から次へと同じことが起こるということだ。そして裏腹の問題として、分割・民営化から17年〜20年間、JR結託体制の中で、運転士に発令されない仲間や、たらい回しにされている組合員がいまもなお多くいることを、みなが思っている。強制配転者や予科生の士職登用、原職復帰を拒否している実態、分割・民営化以降のわれわれの最大の懸案要求とは、1047名闘争と、強制配転者の奪還にある。ここが勝負という思いで組織をあげた闘いに起つ決意をした。われわれは今、職場に吹き荒れる嵐の時代の入り口に立っている。分割・民営化の矛盾は17年たって、爆発的に表れようとしている。特に、保守部門は大量退職に伴う要員問題が噴出する過程に入った。黙っていれば団結を破壊され、業務が回るか回らないかという嵐に翻弄されてしまうだろう。第二の分割・民営化攻撃との闘い−関ヶ原の決戦はいよいよこれからだ。動労千葉だけが職場で明るく、人間らしく生きていける。本当に組織をあげて乾坤一擲の闘いに立ち上がろう。畑木さんの配転攻撃からこうしたことが見えてきた。そしてこの闘いで動労千葉は大変な迫力、本当の強さを見せてきた。04春闘は、反合・運転保安春闘であり、団結権防衛春闘であり、生活防衛春闘でもある。春闘復権に向けた闘いを強化し、3・20イラク反戦一周年闘争を通して、力関係を変える春闘にしたい」と訴え、そして「われわれは反動や流れに身をまかすことをせず、真っ正面から闘ってきた。そこから確信と信念をつくってきた。組織の問題をひとつひとつ取り上げ、それだけでなく国家・社会の問題と闘ってきた。自分たちの闘いに自信を深め、団結を強固にしていかなければならない。当面は04春闘を中心として、3・20イラク反戦一周年闘争に大結集を勝ちとりたい」と闘いの展望と決意を示した。

長期非協力闘争が切り拓いた地平を確認!闘いはこれからだ!

 委員会はその後、執行部からの経過と提案を受け、04春闘全般の闘いについて一括質疑を行い、04春闘前段から開始された今次闘争が実現した地平こそ全組合員の総決起が導きだしたこと、動労千葉の闘いが全ての労働者の心に響く時代が到来していることを確信した。長期非協力闘争の今後の判断については、執行部一任することを確認した。まさしく闘いはこれからだ

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
ページの先頭に
前のページに戻る