国労臨大弾圧被告8名の仲間たち
      ついに保釈かちとる 12/22
        12月22日、国労臨大での本部執行部や代議員に対する説得行動を理由として不当逮捕されていた国労の8名の仲間たちがついに保釈された。これは、完全黙秘・非転向で闘いぬいた被告8名と家族、弁護団、「許さない会」をはじめとした全国からの支援の力でかちとった大きな勝利だ。 
       改めて腹のそこから怒りが込み上げる!
        だが、逮捕から1年2ヵ月の長期にわたる不当拘留に改めて怒りが込み上げてくる。 
         自らの大会で、「解雇者を切り捨てるな」と必死の思いで訴えたことがなぜ逮捕の理由となるのか、なぜそのことによって1年2ヵ月もの長期拘留を強いられなければならないのか。まさに団結権そのものを否定する理不尽極まりない不当弾圧だ。 
         われわれはこれを、われわれ自身にかけられた不当弾圧だと受けとめた。否、これは全ての闘う労働者にかけられた不当弾圧だ。われわれは改めて、全被告の無実・無罪をかちとるために、全力で闘いを強化する。そして何よりも同日だされた最高裁の不当判決をはね返し、一〇四七名闘争の勝利をかちとるために新たな闘いを開始する。 
       国労本部と警視庁が事前に謀議・計画!
        しかも公判のなかでは、国労本部と警視庁公安部が結託して事前に謀議・計画してビデオを撮影していたことが明らかとなっている。また公判で上映された現場を撮影したビデオのなかには、酒田現国労委員長が公安刑事に携帯で電話して「逮捕できないもんですかねぇ」「110番したんですけどね、ちょっと見ているだけなんですよ」と話している声が鮮明に録音されている。国労本部が自らの組合員を警察に売り渡すために仕組んだフレーム・アップだったのである。 
         しかもその国労本部は、JR採用差別事件の最高裁を受けて、「闘争終結宣言」をしようとしているというのだ。断じて許すことはできない。 
         12月22日19時からは東京で、出獄してきた仲間たちを迎え、「保釈奪還歓迎会」が開催された。闘いはいよいよこれからだ。8名の無罪と一〇四七名闘争の勝利をかちとるためにさらに闘いを強化しよう。 
      
        
          
            アメリカからのメッセージ
              「コクロウ・エイト」を支持する全てのみなさん! 
               「コクロウ・エイト」がついに保釈をかちとったことを聞き、私たちはとても嬉しく思っています。 
               この弾圧が、政治的フレーム・アップであり、日本の労働運動全体に対する攻撃であることは明らかにとりました。この兄弟たちに対するすべての訴訟を取り下げさせる皆さんの闘いと連帯します。私たちは、日本の鉄道労働者への解雇攻撃と対決する皆さんの闘いと共に闘います。 
               日本および全世界の労働者と団結することの必要性をアメリカの労働組合活動家たちに伝え、理解してもらう努力を続けていきます。連帯を込めて。 
              2003年12月23日
            スティーブ・ゼルツァー            
              (タフトハートレイ・抑圧・民営化反対運動)
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