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習志野電車区廃止攻撃を

ストライキで阻止するぞ!

 動労千葉は、12月2日千葉市内に於いて「習志野電車区廃止反対、運転保安確立、貨物年末手当超低額回答弾劾12・2動労千葉総決起集会」を開催した。

田中委員長あいさつ

 集会の冒頭田中委員長は、
 「今集会の課題は三つある。
 一つめは習志野電車区廃止攻撃を粉砕するために万全の闘争態勢を作る事だ。4日か5日には配転の事前通知が出されるだろう。習志野廃止はそれにとどまらず、検修基地の大再編攻撃は幕張電車区を50人規模の基地にしてしまう。組合員を職場から追い出し、組織破壊を狙っている。この闘いは12月では終わらない。労働組合らしく立ち向かおう。
 検修基地の再編攻撃は外注化にとどまらず、賃金の切り下げ、組織破壊攻撃であり、JRが一切の責任を持たないことで安全が崩壊する。
 二つめは、運転保安確立の闘いである。重大事故は外注化問題に絡んで起きている。 分割・民営化から17年ニューフロンティア21、ニューチャレンジ21は、安全を崩壊の危機にたたき込む。闘いなくして安全なし、闘いなくして解決しない。当面年末から04年の闘いへ全力で闘おう。
 三つめには貨物の賃金改悪問題だ。会社と日貨労では議論が始まっていて、水面下で決められようとしている。賃金は40歳半ばで下げ始める。団結の基盤を崩すものだ。黙っていられない。腹をすえて闘う。
 12月段階で二波のストライキを闘う。課題は、基地の廃止、縮小、再編に反対する闘い。習志野電車区の8名の仲間を守り抜く。強制配転を許さない。組織破壊をさせない、幕張への攻撃を許さない。組織破壊攻撃には本線までストライキを拡大する。
 懸案要求では20年間塩漬けの仲間を取り返す闘いをこの闘いの中で勝負をかける。また構内運転士のハンドルを持たせる闘いもこじ開けたい。 予想もつかない国際連帯の闘いが作られた。動労千葉の闘いは20年間正当に評価される事がなかった。必ず動労千葉の闘いが日本の労働運動の中心になる。04年は展望が切り開かれる年だ。職場でも予想もつかない事が起こる。04年は第2の分割・民営化に立ち向かおう。そして政治反動と闘おう。労働者は立ち上がる。組織強化・拡大の闘いをやり抜こう。動労千葉が運転職場の過半数を握れば勝負になる。一切が12月からだ。」
とあいさつした。
 来賓として御宿町議会議員の中村俊六郎さんと動労千葉を支援する会の山本事務局長、杉並区議の結芝さんがあいさつを行った。特別報告として車両技術分科と乗務員分科、貨物協議会からそれぞれの課題についての報告がされた。

12月ストライキに決起しよう

集会の基調報告は、中村書記長が行った。
 「第2の分割・民営化に突き進む敵に対して、われわれは本日から闘いに立ち上がった。ストライキで闘おう。12月8日は、半日の時限スト。習志野廃止の強行の場合は習志野運輸区、京葉、幕張、木更津支区で日勤時間帯のストライキに入る。
 組織破壊の攻撃があった場合は、戦術を拡大する。事前通知が出された時から非協力闘争に入る。
 検修だけの問題ではない。第2の分割・民営化攻撃は労働組合の根幹にかかわる攻撃だ。貨物の賃金制度の問題では本線も対置する。外注化攻撃には旅客、貨物関係なく闘っていく。基地大再編運転保安を危機にする。事故の問題について会社は現場のせいにしている。確信をもって原則的に闘う。われわれの闘いが外国の労働者から認められた。力は強大なものになる。12月の1波、2波では終わらない。
 懸案要求、強制配転者の原職復帰、予科生の登用問題の解決に最大の力を注ぎ来年の闘いに突き進もう。
 全ての闘いを組織拡大に結びつけて。千葉で過半数をとる闘いをしよう」
と提起した。
 決意表明では最初に津田沼支部の三代川副支部長がおこない。幕張支部と続いて各支部代表が決意表明を行った。
 最後にシュプレヒコール、組合歌合唱をおこない、君塚副委員長の団結ガンバローで終了した。習志野電車区廃止攻撃にストライキで闘おう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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