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国際連帯!アメリカ、韓国からの参加者決まる!

11・9集会へ!全支部から総結集を

●アメリカから
○ステイーブ・ゼルツアー(タフト・ハ−トレイ.抑圧と民営化反対キャンペーン)
○ポール・C・ジャンセン(UTU 全米運輸労働組合)
○ルッスル・K・ミヤシロILWU(国際港湾倉庫労働組合)ローカル34書記長
●韓国から
○コジョンファン民主労総ソウル本部本部長
○キムチャンソプ         副本部長
○ムンムンジュ      韓日連帯事業担当者

 アメリカ、韓国民主労総から連絡があり、11・9集会への参加者が右のとおり決まった。アメリカからはスティーブ・ゼルツァーさんをはじめ、ILWUローカル34のルッスル・K・ミヤシロ書記長、UTUのポール・C・ジャンセンさん。韓国民主労総からは、韓日連帯事業を担うことに決定されたソウル本部(18万人)から本部長、副本部長、組織次長が参加してくれる。
すごいメンバーだ。
 11・9労働者集会は、動労千葉にとっても、また日本における階級的労働運動の再生にとっても、巨大な可能性を秘めた決
定的な位置をもつ集会となった。築きあげた一切の地平の本格的発展をかけて、11・9集会の成功に向けて力の限り訴えよう。大失業と戦争にたち向う労働者の国際的団結を!全力を尽くして11・9集会の成功をかちとろう!

苛烈な労働運動弾圧下の韓国

 とくに韓国では、盧武鉉政権のもとで、労働運動に対する弾圧は苛烈を極めている。ほとんどのストライキが「違法スト」とされて莫大な損害賠償が次々にかけられ、裁判所の決定もなしに組合費や組合員個人の資産まで差し押えられ、膨大な組合員が解雇され、あるいは逮捕・拘束され、また多くの組合員に逮捕令状がだされているという状況にある。
 また、盧武鉉大統領が、イラク派兵や反労働者政策の正当化を狙って「再信任投票」を実施しようという事態に対し、民主労総は「国民投票反対・強行するなら総力不信任」を掲げて、反転攻勢の闘いに起とうとしている。
 今回の訪韓にあたっても、直前に「昨日も公務員労組の組合員がソウルだけで50名連行され、今日も10名連行された。盧武鉉政権の労働運動弾圧は軍事独裁時代を凌駕している」との連絡が入るなど、民主労総は非常に緊迫した状況の渦中にあった。
 とくに訪韓当日は、ハンジン重工業のキムジュイク委員長が、クレーン上での一二六日間にわたる篭城の末に、激しい労働運動弾圧に抗議して自決するという衝撃的な事件に対して民主労総は「総力闘争」を宣言し、「キムジュイク労働解放烈士追悼、労働弾圧糾弾全国大会」が開催され、ほとんどの活動家が釜山に向っていた。

何としても11・9の成功を!

 動労千葉の訪韓は、こうした渦中に飛び込むかたちとなり、とくにソウル本部での和やかなうちにも真剣な深夜までの討議は非常に有意義なものであった。
 11・9当日は、ソウルでも民主労総の死活をかけた10万人労働者大会が開催される。にも係わらずソウル本部長以下が日比谷野外音の集会にかけつけてくれるという。ここには、民主労総の熱い思いが込められている。われわれはこれに応えなければならない。何としても11・9集会の成功をかちとろう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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