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貨物期末手当低額回答打破!
 乗務員手当−賃金制度改悪阻止!

 11・27動労千葉総決起集会へ結集しよう

乗務員手当削減を許すな!

 JR貨物は、「ニューチャレンジ21」のなかでうちだした「賃金・手当の白紙的見直し」のひとつとして、10月15日「手当の見直しの骨格について」を提案した(日刊五五六七号参照)が、この中身は乗務員手当の大幅削減を中心としたものであり、とうてい認めることのできない攻撃である。
 この中では、乗務員手当(特勤手当)のなかでも大きなウエートをしめている「仕業加給」の全廃や「旅費日当」の廃止により、乗務員手当はひと月あたり四〜五万円もの削減が余儀なくされる(左の表を参照)など、乗務員の生活を直撃するものになっている。年間合計すれば五〜六十万円にもなろうとする、期末手当一回分に匹敵する削減をどうして認めることができようか。
 これまでも貨物会社は、ベアゼロが続き、期末手当もこの間「一・五箇月」という超低額に据え置かれてきた。しかも「ニューチャレンジ21」では、三年間で二千人の要員と百億円・二割の人件費削減を前面にうちだしている。今回の乗務員手当の削減は、「ニューチャレンジ21」による人件費削減の本格的始まりであり、さらに賃金制度の白紙的見直し、すなわち年功序列賃金の廃止と成果主義賃金の導入による人件費削減攻撃へと続くものだ。

日貨労の手当削減協力を許すな
 日貨労打倒へ怒りの声を結集しよう

 こうした攻撃に対し日貨労は、「JR貨物の赤字体質を克服するには、自助努力を避けて通ることはできません」と手当削減を承認、全面協力を明らかにしている。また「厳しい現実から逃避したり、問題の先送りは、自らの首を絞める結果となる」「困難な課題ではあっても、『覚書』で確認したことは実行しなくてはなりません」と組合員に恫喝すら行っている。さらに「手当削減反対」という当然の声を「敵対や妨害」と言いなし、日貨労下部組合員の声すらも圧殺して、「『手当見直し』交渉を強化」とひたすら削減にむけてつきすすんでいる。もはやこんなものは労働組合とはいえない。日貨労・革マルの維持のために、どうしてこれほどまでに貨物の労働者が犠牲を払わなければならないのか。いまこそ日貨労打倒にむけて怒りの声を結集しよう。
 もうこれ以上賃金・手当の削減・抑制は許されない。動労千葉は11月27日18時から、DC会館において、「貨物年末手当低額回答打破!乗務員手当ー賃金制度改悪阻止!動労千葉総決起集会」を開催する。貨物両支部はもとより、全支部からの結集で、貨物の労働者にかけられた人件費削減攻撃粉砕にむけて総決起をかちとろう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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