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革マル派による11月労働者集会への

卑劣な破壊策動を弾劾する!

 11月全国労働者集会の大成功に向けて全支部で全力をあげた取り組みが行われている。
 この矢先、革マル派が「公安調査庁に操られた11月労働者集会を許すな」、「スパイのネットワークづくり」、「三労組の責任を追及せよ」、「三角忠(労組交流センター副代表)は公安のスパイ」等々、荒唐無稽なデマビラやパンフを各支部や組合員宅に送りつけ、11月集会の賛同労組をはじめ、広範囲にわたって郵送し、執拗な嫌がらせ電話をかけるなど、卑劣な攻撃を強めている。
 われわれは、革マル派による「たたかう労働組合の全国ネットワーク運動」へのかかる破壊策動を断じて許さない。われわれはこの卑劣な攻撃をはねかえし、むしろ怒りをバネに転化して、一大結集を必ず実現する。
 彼らのこの行為は、いつものことながら自らねつ造したデマを唯一の根拠として卑劣な攻撃を加えるもので、妨害のための妨害、破壊のための破壊に他ならない。
 彼らは、労働者が闘いに起ちあがろうとするとき、常に権力と一体となって、その闘いを破壊するために襲いかかってきた。しかもその手段は、常にデマをら列した脅迫、盗聴、テロ等であった。彼らが左翼の仮面をつけたファシスト集団であることは、今や誰の目にも明らかとなっている。JR総連・革マルは、国鉄分割・民営化攻撃との闘いの渦中で首切りの尖兵となり、そして今も権力・資本の手先として1047名の解雇撤回闘争をはじめとしたJR労働者の闘いに敵対し続けている。これこそ革マル派の行き着いた姿に他ならない。
 革マル派のなりふり構わぬ破壊策動は、彼らの危機の深刻さを顕(あらわ)している。また同時に、戦争と大失業攻撃が激化する情勢下で11月労働者集会がもっている役割と位置がいかに大きいかを逆に証明している。
 この間、革マル派の危機は、JR総連・革マルと、革マル「本体」の組織的分裂となって爆発した。だがそれは、「革マル路線」の必然的な帰結に他ならない。
 JR総連・革マルは、「第四次労使共同宣言」締結に見られるように、より一層屈服を深め、JR総連の組合員すら犠牲にする「ニューフロンティア21」−第二の分割・民営化攻撃の尖兵になり果てることで自らの延命を図ろうとしている。一方、JR総連を失った革マル派は、今やその活動の大半を闘う労働組合や反戦闘争、大衆運動の破壊にふり向けている。
 革マルによる「全国ネットワーク運動」に対する敵対は、今回に始まったことではない。彼らは、「全国ネットワーク運動」が闘う労働運動の再生の水路となって発展しつつあることに心底恐怖し、これを妨害しようと下劣な中傷を繰り返してきた。だが11月集会への賛同が日々増加していることにも明らかな通り、すべての心ある労働者は、革マル派の正体を見抜き、むしろ11月集会への感化を高め、積極的に賛同してきているのである。
 われわれは、革マル派による11・11労働者集会への破壊は、労働運動の再生と発展を願う総ての労働者への敵対であることをはっきりとさせ、11・11集会に一糸も触れさせることなく、破壊攻撃を粉砕し、大成功をかちとろう。
 11・11労働者集会は、アメリカによるアフガニスタン爆撃と、それへの日本の参戦という重大な情勢の中で戦争反対の怒りの総結集の集会であり、小泉構造改革路線−大失業攻撃への反撃の闘いである。そして何よりも新執行体制を確立した動労千葉の新たな決意と力を内外に示す集会である。われわれは、関西の地から大挙して結集する港合同、関西生コンの仲間と固く団結し、その先頭で闘うことを決意する。ともに、がんばろう。