11・2全国労働者集会呼びかけ
2008年9月

2008年11月2日全国労働者集会へ 団結してガンバロウ!
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11・2全国労働者総決起集会へ!

11・2全国労働者集会呼びかけ NEW
11月集会賛同用紙

11月集会第1次ビラ表(PDF3.08MB)NEW
11月集会第1次ビラ裏(PDF146KB)

11月集会ホームページ NEW

●集会名称 「たたかう労働組合の全国ネットワークをつくろう! 改憲‐戦争と民営化‐労組破壊にたち向う労働者の国際的団結を! 11・2全国労働者総決起集会」
●と き  11月2日(日) 正午開会
●ところ  東京・日比谷野外音楽堂


11月集会第1次ビラ(PDF1.02MB)

11月集会第1次ビラ(PDF1.02MB)

11月集会呼びかけ

たたかう労働組合の全国ネットワークをつくろう!
改憲−戦争と民営化−労組破壊にたち向う労働者の国際的団結を!
11・2全国労働者総決起集会への賛同と参加のお願い

全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
全国金属機械労働組合港合同             
国鉄千葉動力車労働組合                 

 全国のたたかう労働者の皆さん!
 労働者の団結した力が時代の最前線に登場しなければいけないときが来ました。
 吹き荒れる新自由主義の激しい攻撃が全世界で労働者人民を深い眠りから呼び覚まそうとしています。世界中で、首切りや賃下げ、民営化攻撃に対する津波のようなストライキの嵐が轟いています。食料暴動や民族解放の闘いが燃え広がっています。韓国では、100万人のデモが街頭を埋め尽くし、民主労総の仲間たちがゼネストに立ち上がっています。アメリカでは、ILWUの仲間たちが、イラク戦争に反対して西海岸の全ての港を止めるメーデーストに立ち上がりました。日本でも怒りの声は社会の隅々まで満ち、とくに「ワーキングプア」という現実に突き落とされた青年たちが闘いにたちあがりはじめています。「蟹工船」ブームや、この間の漁民ストは、怒りの声が巨大なマグマとなって吹き出そうとしていることを示しています。新自由主義攻撃の中で後退を強いられてきた労働運動がいよいよ荒々しく復権しようとしています。
 「競争原理こそ万能」「企業活動に無制限の自由を」という掛け声のもとに推進された新自由主義政策は、全世界に貧困、飢餓、格差を蔓延させました。民営化、規制緩和、労組破壊攻撃の中で、無数の労働者が非正規職に突き落とされ、社会保障制度や教育が崩壊し、イラク−グルジアと続く戦争の危機が生み出されています。
 バブルとその崩壊を繰り返してきた20年余りの世界経済の異常なあり方がついに限界に達し、アメリカでのサブプライムローンの破綻以降、行き場を失った投機資金が原油や穀物価格をつりあげ、全世界で激しいインフレと大不況が同時進行しています。これは資本主義体制が行き着いた腐れ果てた最後の姿です。
 日本経済もついにマイナス成長に転落し、福田反動政権は倒壊寸前です。一方こうした現実が、200万公務員労働者への民営化−首切り攻撃、社会保障費のさらなる削減、大増税等、より一層激しい労働者への犠牲の転嫁や改憲と戦争に向う政治反動を呼びさまそうとしています。
 求められているのは闘う労働運動を復権させることです。私たちは本年の11月労働者集会に向けて三つのことを訴えます。
 第1に、連合や全労連の屈服を突破する現場からの反乱を組織することです。ヨーロッパを覆うストライキの波は「08賃金反乱」と呼ばれています。インフレに火がつき、無数の労働者が「生きさせろ!」という声をあげている状況の中で、非正規職撤廃、生活防衛、大幅賃上げ獲得、最低賃金引き上げを求める怒りの声を結集しなければなりません。私たちは09春闘に向けて、「ゼネストが必要な情勢だ!闘う労働運動を復権させよう!」という訴えを全国に発信します。
 第2に、国鉄1047名の解雇撤回闘争を先頭に、民営化−労組破壊と、改憲−戦争に立ち向かう全ての労働者の怒りの声を結集することです。1047名闘争は正念場を迎えています。私たちは、「解雇撤回」を引き下ろし、動労千葉を排除して進められようとしている「4者・4団体」による「政治解決」に絶対に反対します。1047名闘争は全ての労働者の権利と未来をかけた闘いです。
 第3に、5年間積み上げてきた労働者の国際連帯闘争を大きく発展させることです。今ほど万国の労働者の団結した力が求められているときはありません。
 この一年、私たち三組合は、労働運動の再生をめざして闘いを積み上げてきました。連帯労組関西地区生コン支部は大弾圧をはね返して産別政策闘争の画期的な地平を守りぬいています。港合同は「団結こそ命」を掲げて中小零細企業に働く仲間を地域で組織し、倒産・解雇攻撃と対決して闘いぬいています。動労千葉は原則を貫いて1047名闘争や反合理化・運転保安確立、組織拡大の闘いを貫いています。
 私たちは昨年の11月労働者集会で、「職場から闘いに立ち上がり、全国に闘う労働組合の共同センターや労働学校を網の目のように組織しよう」というアピールを発信し、今こそ全国で職場・地域から闘う労働運動再生への火の手をあげようと確認しました。この訴えは、各地の仲間たちの手によって具体的な形となり、全国で20箇所近い労働学校が開催されるという大きな成果を生み出しています。今なによりも求められているのは、不一致点は留保し、一致点を拡大して闘う労働組合の全国ネットワークをつくりあげることです。労働者が団結を取り戻し、労働組合を廻らせることです。自らのもつ力と可能性を自覚し、誇りを取り戻すことです。
 私たちは、本年の11月集会を、自らの飛躍をかけた闘いとして全国の仲間たちに呼びかけようと討議しました。渦巻く怒りの声をここに総結集し、労働者の団結した闘いこそが、歴史をつくり、社会を変革する力だと宣言しよう。志を同じくするすべての皆さんの資同と参加を心よりお願い申し上げます。

2008年8月

●集会名称 「たたかう労働組合の全国ネットワークをつくろう! 改憲・戦争と民営化・労組破壊にたち向う労働者の国際的団結を! 11・2全国労働者総決起集会」
●と き  11月2日 (日) 正午開会
●ところ  東京・日比谷野外音楽堂

たたかう労働組合の全国ネットワークとは?

 1998年、全日本建設運輸連帯労働組合・関西地区生コン支部(全日建関生支部)、全国機械金属労働組合・港合同(港合同)、国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)の三組合が呼びかけて、「たたかう労働組合の全国ネットワークをつくろう!11・8全国労働者総決起集会」を開催しました。

  この11月集会を呼びかける契機となったのは、組対法(組織対策法)反対闘争と、国鉄1047名問題に関する東京地裁の98年5・28反動判決に対する闘いでした。国家総ぐるみの不当労働行為を開き直り、労組法−労働委員会制度を否定するこの判決に対し、「こんなものがまかり通ったら、不当労働行為=組合潰しも首切りもやりたい放題だ」という危機感と怒りを強烈に持ったことが、三組合の「呼びかけ」の出発点になりました。

 そしてこれまでの様々な問題を乗り越えて、今こそ闘う労働組合が大同団結することが求められているという思いを込めて「全国ネットワークをつくろう」と呼びかけたのです。

たたかう労組ネットワークDORO-CHIBA