分割民営化1周年
総反撃を開始する!

動労千葉第14回臨時大会(1988年4月29日) 中野委員長挨拶 

 今日は、かくも多数の代議員、傍聴者のみなさん、そして来賓、支援団体のみなさまがお集まりいただきましてどうもありがとうございます。
 今第十四回臨時大会は、動労千葉がこの一年間の蓄積にふまえて、いよいよJR当局の組織破壊攻撃に対決し、総反撃を開始する宣言を発する大会でございます。

 エスカレートする労働組合敵視政策

 国鉄の「分割・民営化」が強行されてから一年が経ちました。この一年目の四月一日を前後して様々な注目すべきこと、きちっと見すえなければならないことがらが、いくつか発生しております。それらについて一つひとつ、まず私のほうから申し上げたいと思います。
 まず三月段階では、木原線の廃止を中心とする「六三・三ダイ改」が強行され、またもや、要員削減の合理化が強行されました。問題は、これが一般的な合理化攻撃であったというだけではなくて、このダイ改をめぐる過程で、それがいかに正当で、かつ当たり前のことであっても、労働組合の要求、あるいは職場の要求を一顧だにしない、一旦提案したことは絶対に変更しようとしない、当局側はがんとして首を縦にふらない、という状況が明らかになってきたことであります。
 国鉄の最後の一、二年の間におこってきた全くの組合無視、現場無視の姿勢は、今もなお続いております。はっきり言って、国鉄時代よりもっとひどくなってきている。このようなやり方が今現実に職場の中で進行しているということについて私達はしっかり見つめなければならないと考えます。

貨物会社に格差を強行

 さらに、今時春闘では、ご存知のとおり、旅客会社と貨物会社にO・1%の格差を強行するということがおきています。発足してたった一年しか経たず、まだ、会社の業績がどうのこうの言うような状況ではないにもかかわらず、早くも貨物と旅客の格差を強行してくるなど、極めて許すまじきことです。これが五年も十年も経ってなおかつ赤字で赤字で、というんだったら資本の論理としては、わからないわけではない。しかし、たった一年しかたたないですでに0・1%の格差を強行する。これは、どう考えても、極めて意図的であり政策的なことであり、われわれは絶対に許すことはできません。全国鉄労働者の団結を創り上げ、なんとしてもこういう状況を粉砕していかなければならないと思います。

弧制配転者への兼務外しを強行

 

 さらに、これに加えて「兼務外し」という攻撃がまたも強行されてきました。今までは、○○運転士兼○○駅営業係というような発令のやり方で、配転が強行されているということになっておりました。それが、四月一日を前後しまして、兼務を外してしまう。だから、強制配転された仲間たちは、ある日突然、運転士の職名がなくなって、そして営業係、あるいは営業指導係等々の職名を強制されるということがおきています。

 鉄道労連・革マルと結託し、不当処分を乱発
 
 そういう状況に加えて、不当処分がまた乱発されてきております。丁度一年前・幕張電車区で発生した旧動労=鉄道労連土屋粋と動労千葉の組合員のいわばトラブル、トラブルと言っても口でやりあっただけの話でありますが、それだけで彼らは一年後に、三名の仲間たちに出勤停止を含む処分を強行してきたわけであります。この件については、当時彼らが「暴力事件」などとデッチ上げて、警察当局に告訴したわけでありますが、そもそもなにもなかった訳でありますから、警察当局もあきらめざるをえなかったものです。にもかかわらず一年後の今になって当局が処分を強行したのです。
 われわれは動労千葉であります。鉄道労連とは、天地ほど開きがあります。考え方も違うし、われわれは、あの連中を労働組合とは認めない。労働組合ならざる労働組合であります。奴隷の集団であります。従いまして、現場でさまざまな対立が起こるのはあたりまえです。
 これに対し、当局側が介入して、片方に処分を強行し、鉄道労連を全面的にバックアップする。今回の不当処分の本質は、こういうことであります。
 今回発令された不当処分のもうひとつの理由は、現場長に対し、強制配転について釈明を求めたということであります。
 この間の強制配転などについて、組合員が現場で当局.側に釈明を求める、これはあたりまえの話です。ある日突然、「お前は駅に行け」とか言う話になるわけですから「なんで行かなつきゃいけないんだ」「どんな基準で出すんだ」ということについて釈明を求めるのはあたりまえのことですし、現場長たるものそれに答えるのがあたりまえです。にもかかわらず、それを理由に賃金カットを強制し、そして処分を強制する。このようなデタラメな理由で、動労千葉が二四名、国労の四名を含めて二八名の仲間がこの四月に不当処分を強行されるということがおこっております。

横行しはじめた不当労働行為、脱退強要工作

 さらに、これもまた四月一日を前後してでありますが、動労千葉の組合員、千葉転支部のK君でありますが、出向から帰ってきた組合員に対して、元職場である「千葉運転区に戻りたければ所属組合を変えろ」ということを出向先の会社にいる段階で運行部に呼びつけて強制するということがおこったわけであります。これはK君だけではなくて、その他にもやはり同じように運行部、いまは支社ですが、支社の非現業の課長、係長クラスの連中が陰湿な脱退工作をやっている事実が明らかになっています。
 例えば五十七年採用の最後に運転士になる予科生の諸君対して、「運転士になりたければ所属組合を変えろ」あるいは、すでに強制配転されている仲間たちには「元職場に帰りたかったら所属組合を変えろ」とこういう形ですね。動労千葉対する組織破壊攻撃、不当労働行為が横行しはじめたということです。それが公然と始まりました。

 

役員.活動家を狙いうちし、強制配転を強行

 さらに、4月4日、5日、40名もの強制配転の事前通知がまたもや強行されました。40名中32名が動労千葉であります。」しかも、実にそのうちの20名を超す人たちが各支部の役員・.活動家であります。僕は、資料をいろいろ見ていたんですけれど、今日は代議員が51名います。この人達の半分が何らかのかたちで職場を離れています。解雇者もいます。清算事業団もいます。強制配転された仲間もいます。うちの代議員の半数がそうであります.こういうことが現実の問題として会おきているわけです。

開始された動労千葉根絶攻撃をはね返せ

 このような事態のなかで本部は、分割・民営化一周年を期していよいよ彼らが本格的に動労千葉や国労を潰す、根絶するという攻撃にしゃにむに出てきたんだということについてきちっと認識しなければならなりません。もちろん国鉄当局そうであったし、あるいは分割・民営化強行後今日に至る間も全国的にこのような攻撃が展開されていました。しかし、この一周年を期してやってきていることは、いままでよりもはるかに数段上回る質をもっているということについて私は、皆さんに猛然たる注意を喚起したい。

 分割.民営化攻撃の破産、至上命令としての動労千葉潰し

 それはなぜなのか。われわれは、そもそも分割・民営化攻撃というのは大きく破綻をしている、分割.民営化は失敗をしたんだという認識にたっております。つまり、それは分割・民営化をやろうとした敵の意図がなにひとつ解決していないからであります。「赤字」の問題しかり。さらに、労働組合を潰すという最大の目的、これもやはり失敗をしました。
 とりわけ、労働組合潰しに失敗したわけでありますから、裏がえしの言い方をしますと、国労の存在、動労千葉の存在、これがいわば分割・民営化攻撃の破産のいわば象徴的、具体的な実体として厳然と全国に存在しているわけですね。やはりこの存在が潰せない限り、かれらの意図していることが貫徹をできない。
 現場には鉄道労連の組合員もいる、鉄産労もいる、国労もいる、動労千葉もいる、こういう状況のなかで常にせめぎあっているわけでありますから、これはもう絶対にどうにもならない。無報酬の時間外労働にしても、あるいは小集団活動にしても、ありとあらゆる問題がすべて常にそこに回帰せざるを得ない。そういう状況が、この一年間を通しても何一つ決着がつかなかった。決着がつかないどころか以前にもまして拡大をしてしまったわけです。

政治面題・社会問題化せざるを得ない清算事業団問題

 この問題は例えば、清算事業団の問題でもそうでありますけど全国で五千名の仲間たちが清算事業団という収用所に強制的に配属させられております。収用されております。この問題はあと二年後には否応なしに極めて大きな政治問題、社会問題にならざるを得ません。
 しかし、そうなるのはわれわれが存在し、国労が存在しているからで、そうでなかったならばこれは政治問題にならないのですね。で、彼らはこの問題をどう解決するのか。動労千葉・国労を潰す以外に解決できないですよね。だから、やはりしゃにむに力ずくで屈服させるというやり方をとらざるを得ない。どうしたって動労千葉や国労の存在を根絶させなければいけない、ということであります。

革マル・鉄道労連の常軌を逸した総転向

 国鉄時代、分割・民営化攻撃が開始されて以来、当局と、自民党と、動労革マル、鉄労、これらの集団が結託して目に余るような蛮行をおこない、そしてJRになってからもその形態は鉄道労連というかたちで続いていますけれど、最近のこの状況は、まさに常軌を逸していると言わざるを得ない、なりふりかまわぬものになってきております。
 例えば「内ゲバ」の一方の当事者である佐藤政雄に対して、JR各社の社長、取締役が全部名前を連ねて快気祝いをやるとか、あるいは、この一月、労使懇談会なるものの席上で松崎が「大東亜共栄圏は必要だった」というような、自民党ですら言えないような、そんなことを言ったら近隣諸国から断固とした抗議がされるようなことを労働組合の幹部が発言したり、あるいは、そもそも労働運動の思想とは、ただ働きなどしない、働いたぶんだけはいただく、これが労働運動、労働組合の原則ですけれども、松崎は「これは、西洋の思想なんだ、ヨーロッパの思想なんだ」「日本はそうじやないんだ」「タダ働きをするということは東洋思想でこれはいいことなんだ」「タダ働きをすることによって会社がよくなれば数年後には返ってくるからこれでいいんだ」というようなことを公然と言う、さらには、「賃上げも三年間はがまんしよう」と、春闘でもなかなか賃上げ要求も出さない。これは最後にはしょうがなくて要求したという感じになりましたけれど、このようなことをやってコビへつらい、自分の勢力圏を拡大しようというやり方が猛烈な勢いでエスカレートしてきています。

『一企業一縮合』攻撃に失敗した革マル・鉄道労連

 しかし、このようなことをいくらやっても、必ず矛盾にブチあたらざるを得ない。その矛盾の最大の問題が動労千葉であり国労なわけですね。それで彼らは、この一年間、全国で三万ぐらいの組織をもつ鉄産総連を全部吸収合併するということに、ある意味では組織対策の
ポイントをおいていました。一方では組織破壊をしながら、他方ではかかえこむというやり方です。
 確かに鉄産総連は広島や長野や工場など、崩れたところもあります。しかし、基本的には鉄産総連も足でむこうズネをけっとばして、手で握手しようだって、これは無理だと、いかに攻撃されても鉄道労連とは一緒にはなれないんだ、というこきはっき決定をせざるを得なかったわけです。
 これも何が問題なのかと、言いますと、結局、鉄道労連を革マルが完全に牛耳ってしまったと、そういうところと完全に一緒になるわけにはいかないというのが最大の原因なわけであります。いわば松崎の75%構想、」R当局の75%構想というものは基本的なところでは破産してしまっている。そうなればもう、無理に無理を重ねた攻撃かける以外にないわけです。

噴出する矛盾、決着を迫る攻撃を開始したJR東日本当局

 今年一年間でこの問題の決着つけないと、これ大変な矛盾がいたるところで噴出せざるを得ない。これは、「分割・民営化体制」そのものを崩壊させかねない矛盾であります。
一年間は無理矢理上から強制されているか一応収まってきました。しかし、これは否応なしに、二年、三年と経つうちに大きな矛盾があらゆるところから噴出せざるを得ないという状況になります。
 それをおさえこんでしまうためには、勝てば官軍ではありませんけれど、もう無理をとおして、道理を引っ込めるやり方をとらざるを得ない.。頭から全部力で押さえつけて、どんなに無理をしてでもこの一年間で決着つけなければいけないというのが向こうの考え方、向こうの狙いになってきているということを、はっきりと見すえなければなりません。彼らは基本的に分割・民営化攻撃の破産に、この一年間で決着をつけるという構えでいるということだろうと思います。
 しかし、この攻撃も万全の体制をもってのぞんできているのかといえ、そうではない。非常に大きな矛盾を内部にかかえながらやらなければならないというのが現実です。
 例えば、われわれの組織に対する破壊攻撃でも、現場の助役なんかがやればいいんじゃないですか。それがなかなかできないんです。だから、支社の課長だとか、そういうクラスが前面に出てきて個別の労働者に「おまえ動労千葉やめろ」「国労やめろ」ということをやらざるを得ない。

 労務政策最優先に組みかえられた当局体制

 しかし、軽視してならないのは、一年間の間に彼らは、そういう体制に組かえたんですね。この一年間の間で当局の体制は、仕事をどうやるとか、安全がどうのとか、そんなことを言っている助役はだめなんだと、ただ一点動労千葉をブッ欠く、このことを一番やった奴が一番出世するんだというようなことに変わりました。
 実は昨日、全逓の幹部といろいろ話したんですが、全逓もそうだって言うんですね。マル生当時、小便に行く時にもストップ・ウォッチをもって後から職制がついてくる。一分遅刻すればマイナス一分とつけられる。全面的な監視で職場が陰湿な感じになってしまった。仕事を知らなくてもそういうことだけやってたやつらだけが出世するわけですね、局長だとかなんとかに。
 しかし今、そういうことを急先峰でやっていたような連中が、実際にそれだけでは業務がうまく回らないから、どんどん辞めさせられいるっていうんですね。
 現在の千葉支社の状況を見ていると全く同じです。だいたい仕事のできるやつがほとんどいない。むかしみたいに、ちゃんとした技術をもったやつらがほとんどいなくなっています。だから、いろいろな問題がおきてきています。
 労務管理などというのは要するにトラの威を借りたキツネではないですが、権力をかさにきて威張りちらすやつ、そういうことが平然できるやつ、そういうことが好きな奴だけがやるわけですね。ちょっとでも、人間らしい良心を持っているやつはちゅうちょしちゃうわけですね。

『邪魔者を追いだせ!』

 だから、今回の強制配転も、順番とか年齢構成などを考えるのは間違いなんだと、つまり、運転職場で邪魔なやつを出せばいいんだ。そういうことをやらない区長は、だめなんだというんです。だから、幕張電車区なども、七名中全部動労千葉の組合員ですよ。しかも、それが全部滝口支部長以下、今度不当処分を受けた人たちです。
 しかしこれはまた、矛盾なわけです。レール部門だけでは採算が取れない。だから、本来であれば、民間会社になったわけですから、事業開発をどんどんすすめなければいけない。これが彼らの言っていることですよ。その重要な事業開発に、「問題児」を全部送り込むわ
けですから、うまくいくはずがありません。本来ならそこにこそ最も適した人材を送りこまなかったらうまくいくわけがないんです。受けとった営業では「運転の『問題児』ばっかり持ってこられても困る、冗談じゃねえ」という話がおこってくるのは当たり前の話しです。

活動家を隔離できれば、赤字でもかまわない

 だから今、民間だ、民間だ、営業収入がどうのこうのと口では言いながら、例えばミルクスタンドで一日三千円とか、五千円ぐらいしか売り上げがないような所にちゃんと二人付けているわけでしょう。つまり、隔離するためには赤字でも何でもいいわけですね。
 不当介入の問題にしても全部そうです。矛盾がいたるところででてこざるを得ません。だからわれわれは、矛盾をついて、総反撃態勢をつくりあげることができれば、この理不尽な攻撃をはね返すチャンスは、いくらでもあるのだということを認識しなければいけないと思います。

沈黙は屈服への道

 ある意味では、この一年間われわれはじっと我慢の子でやっておりました。しかし、今後もこのままじっと我慢の子をやっていたら、動労千葉はそぎ落とされざるを得ません。強制配転された諸君たちは、やはりみんな原隊に復帰したいわけですから、「いい子にしていなかったならおまえ運転士に返さないぞ」と原隊に復帰するためにゆさぶられる、残った人たちは、また戻ってきたとき「おれが出されるんじゃないか」と、ガラガラゆさぶられる。

 労働運動の原点を見直して

 このような状況を突破することが今われわれに求められているんではないか。結局、もう一回原点に立って、自分だけいい子になろうと思うな、仲間同士団結しよう! 仲間を裏切っちゃいけない。こういう労働運動の、労働組合の、労働者の最低の原点・モラルをもう一回われわれは見直していかなければならないんではないかと考えています。
 「そうっとしていよう」「じいっとしていよう」では、敵は堪忍しませんよ。行くところまでいったら「動労千葉をやめない限りおまえらだめだよ。」「国労でいる限りだめだよ。」というようになります。とことんまでいったらそうなる。それをやらない限り彼らの攻撃は止どまらないですね。 なぜならば、動労千葉や国労が存在している限り分割・民営化攻撃は絶対に貫徹をしないからです。

 動労千葉・国労が存在する限り、労戦『統一』もうまくいかない。

 それだけではありません。動労千葉・国労が存在している限り、右翼労戦「統一」もうまくいかない。「労働戦線の全的統一」というようなことで、総評も解散という話になってきていまずけれど、動労千葉や国労が存在している限りこれ自身だってうまくいきません。だからもっと高いレベルから考えても、やはり今の国鉄戦線というのは重要な焦点となってきているというように思います。逆にいうと、われわれがここで断固としたたたかいにたちあがることに成功するならば、大変巨大な展望を切り拓くことができます。

 

はや、ストライキ以外ない!

 われわれは、職場でまあ楽しくとはいいませんが、普通に働きたいんですよ。われわれの要求していることはそれだけなんです。だけど、彼らは、それを絶対に許さないわけですから、そこまでやられるんだったら、そして、われわれの話す言葉をひとつも耳にいれないとするならば、われわれのやる方法はなにか。ストライキしかないんです。
 労働者のあたりまえの権利としてのストライキ権、今現場で起きていることをつぶさに検討しますと非常におもしろい問題があります。国鉄当時はストライキ権がありませんでした。ストライキ、順法闘争をやると処分された。ですから組合は、ストライキ、順法闘争というのはすぐにやるわけにはいかなかった。まったなしに処分がきますから。しょうがないので、現場長との集団交渉をやれとか、いろいろなことを職場に指令したわけです。
 だけど今は、現場長との交渉、交渉とまでもいわなくとも、釈明を求めにいく、説明を求めにいくだけで、それが賃金カット、処分の対象になるんですね。つまり、極端にいうと国鉄当時、処分にならなかったことが今は、処分になる。国鉄当時処分になったことが処分にならない。これは何か? ストライキです。
 スト権を得た現在は法律上、ストライキをやっている最中は絶対に業務命令を出すことはできないし、敵は一切介入することができない。むしろ、われわれはストライキ権をとおして、合法的にいろいろなことができるということを、知る必要があります。今日の大会で、ちゃんとに頭の中を切り換える必要があります。われわれは、一年前までは国鉄にいましたからそのストライキのイメージをみんなもっているんですね。だから、今は、ストライキもへっちゃらで、処分もなにもされないにもかかわらず、国鉄当時の意識からきて、「ストライキ、また処分」「ストライキをやったらまたなんか来るんじゃないか。」などと思ってしまうわけです。ところが今は、労働組合がストライキをやろうと決めて、それに対し当局側が「おまえストライキをやめろ」といったらスト破りで、これは処罰されるんです。こういう関係になるんでわけですが、まだ全組合員の頭のなかが切りかわっていません。だからわれわれは、合法的な手段を全面的に活用して、これから反撃を開始しようではないかと考えています。

 

起ちあかろう!満を持して反撃へ!

 それをやらなかったらやはり労働組合の意味がない。このことを本日の大会でみなさんと意志統一をしていきたいというように考えているわけであります。
 辛苦一年、いよいよ満を持して動労千葉が自らのために、自らの職場のために、そして家族のために、起ち上がろう! ということを決定する大会でございますので、ぜひとも全代議員、傍聴者のみなさん方の徹底的な討議を心からお願いをしまして、冒頭のあいさつにかえたいと思います。どうも、ありがとうございました。