労働学校ニュース

No.11

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労働学校通信 第11号 (2002.2.10発行)
がんばろう労働者!たたかおう労働組合!ひろげようインターナショナル

21世紀初年度から示した戦争と革命の時代性格!
問われる「闘う労働運動の全国ネットワーク運動」
(労働者学習センター:中野代表挨拶より)

 今年は昨年以上に大変な年になる。学習に、運動に全力を挙げることを互いに誓い合いたい。
 2001年の総括と2002年がどういう年になるのか?2001年は、21世紀初頭から9・11ゲリラが米帝の本拠を撃沈する。10月7日からはアフガンに侵略戦争を開始するという象徴的なことが起こった。
 日本においては小泉内閣が登場し、参戦三法案の強行成立、自衛隊が戦後初めて戦時下の派兵となっている。労働運動の面では1月27日の国労続開大会における機動隊の導入、これは国労運動史上−日本労働運動史上で見ても初めてのことであり、四党合意をめぐっての1年間の攻防であった。
 年末には国労内のチャレンジグループが国労を分裂させ「JR東日本ユニオン」を結成させるという中で、2002年を迎える。
 米を中心とした帝国主義がそのあり方を一変した中で、世界的規模での階級闘争が新たな段階に入った。ムキ出しの帝国主義に対して民族解放闘争、労働運動にも明確な地殻変動が起こっている。21世紀という時代の性格−戦争と革命の時代を初年度から示した。2002年はこうした状況を見据え、まなじりを決していかなければならない。
 1月早々、日経連は最後の総会を開いた。来年には経団連と統一する。その労問研報告では、構造改革で危機の打開をと率直に危機感あふれる中身−賃上げ論外、ワークシェアリング、企業があって初めて成り立つという中身だ。具体的には初めて治安弾圧を強化しろと言っている。これは若者が職に就けないことが前提となっており、青年労働者が巷にあふれるということに対する具体策ということだ。
 正にその危機感を決意と感じた。「連合」は、21世紀ビジョンを受けて日経連と「雇用に関する社会合意宣言」を発した。労問研報告に裏付けられた資本の構成に抗していかなくてはならない。
 小泉反動内閣は1月21日からの通常国会に有事法制の提出−包括的に基本法でやるとしている。これは憲法との整合性にかまけるものではなく、強行成立を図ってくるだろう。明らかに憲法改悪が俎上にのぼる。そういう中での02春闘は重大な闘いにならざるを得ない。「たたかう労働組合の全国ネットワークをつくろう」運動を全国的に展開してきたが、ある意味で試練に立たされている。満身の力を振り絞って中心軸を3月の東京−大阪の集会に結集していこう。大阪では3月30日、東京も3月30日を予定している。
 「連合」が春闘を放棄しようが、我々は我々の力で戦いを切り拓いていく。動労千葉は1〜3月決戦局面に突入している。3月には全力のスト体制を背景に東京に出て行く。春闘行動を成功させ労働者の側の反撃としていきたい。勝負は今年の前半で決するだろう。ぜひ学習の成果を実践してもらいたい。
 最後に、学習センター第2期講座のアウトラインが決定した。4月からの第2期の特徴は基礎編を学ぶことと、併せて実践編を併設していきたい。次に入学する労働者の組織化を合わせてお願いしたい。

ひとりは万人のために 万人はひとりのために

交流の広場−闘いの輪(受講生の声)

受講感想編

●学生時代から経済学は苦手でしたのでレジュメを見て頭が痛くなってしまいそうでした。経済学というと、単に金の動きや景気の良し悪し等を研究する理論に過ぎないと今日まで捉えていましたが、労働者の「道徳的堕落」という例えを聞き、人間の幸、不幸や人間を救うような理論、学問なのだなと感じました。
●《資本形態の発展−資本主義発展の限度》ということがキーワードだと思います。自然とか人間とかはモノではない、モノと扱っても俺は人間だと主張するところに根本矛盾があって階級闘争があるというところ、ここをもう少し詳しく話してもらえた方が、労働者としていかに闘うべきかという話として分かると思う。
●今の不況は、現実資本でないもののおかげであるということや、株式の仕組みは少し分かったような気がする。これが資本の最高形態というのは、何とも可笑しい。「主体が自然と労働者になれば階級関係がなくなる」という言葉に、何かホッとする感じがした。
●全体を聞いて思ったことは、「資本主義社会とは何とまやかしで非現実的な社会なのか」と言うことです。現実的であった(はずの)今の社会が少し掘り下げると、たちまち崩壊寸前なんだと改めて感じました。
●労働者を主体化させて戦争に行き着く恐ろしい時代だと、しみじみ思いました。
●今回はかなり難しく感じました。言葉の難しさに捉われて理解が追いついていかないといった感じでしたが、以前からあった疑問−資本家はなぜ資本(主義)の拡大をコントロールできないのかといった点の解明に光を当てられた気がしました。
●資本主義の最終形態が帝国主義であると言われていますが、今の日本の状況は正に「戦争をやる」という帝国主義が剥き出しになっている状況ではないか。しかし今の日本の状況はどうだ。小泉の支持率は70%を保っている。「資本主義なら戦争に行き着く」という状態をなぜ現実として捉えないのか?もっと現状を伝えていかなければと思いますし、我々労働者が立ち上がるときだと感じました。
●現在の資本主義が実体経済とかけ離れた「擬制資本」の上に成り立っていることが具体的に出されていたので、普段、直接触れることがない部分を見ることが出来た。この「擬制資本」を守るために、日米による人民虐殺が行われているという点では怒りが込み上げてくる。
●不況下における賃下げが、実は資本の利潤をあげるために不可避なものであることなどが、今の日本の現状、とりわけ資本の側が春闘を前にして、ベアどころか賃金切り下げまで追及していることの理由が良く分かった。
●主体である労働者の存在の意味、階級関係をとらえることの大切さを感じた。
●資本主義の強さということを見据えながら、全部を転換していくという立場に立たないと、社会主義も薄っぺらなものになってしまうという提起、資本発展の限度−株式資本=擬制資本という提起や階級関係が見えなくされているということなど、非常に教えられることが多かった。
●利潤率と利子率の話と擬制資本ということが、頭に残った。
●景気の循環の説明でバブル後の今の状況がどこにあるのか、どうなっているのか、等を考える上でとても良かった。資本主義において労働者の位置、担い手であるということが良く分かった。
●一番勉強になったのは資本主義を正しく理解することなくして真の社会主義社会を建設することは出来ないということでした。
●難解な部分もあったが、資本主義の仕組の解説は何度聞いてもなるほどと思う。特に株式、投機に表される事態について「擬制」を維持するために国家がその政策をなげうっている事を見るとき、本当に末期的であることを痛感した。

疑問・質問・要望編

●「恐慌」というと「暗黒の木曜日」の時のウォール街を写した写真を真っ先に思い出しますが、今回の不況に関しても、それほど大きな混乱はなかったように見えます。実際には「暗黒の木曜日」の何倍もの規模で混乱が起きても不思議はないと思うのですが・・・。
●資本主義の階級問題のところを詳しく聞きたい。
●この講義は3回ぐらいで行ってもらいたい。出来るなら質問をしながらゆっくりと聞いてみたい。

労働者学習センター事務局
千葉市中央区要町2−8 DC会館 電話 043-222-7207 FAX 043-224-7197

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