労働学校通信

第V期No.10

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労働学校通信 第10号 (2004.01.10発行)
がんばろう労働者!たたかおう労働組合!ひろげようインターナショナル

第V期労働学校基礎編・開校

核心は3・20

 03年12月に起こった三つの攻撃(@12月9日・自衛隊派遣基本計画の閣議決定、A16日・日経連の経労委報告、22日・JR採用差別最高裁判決)は超反動攻撃です。これは否応なしに、04年前半戦の闘いを規定します。
 04年は11・9の成功に酔いしれる暇もなく、冒頭からイラク派兵阻止闘争、国鉄闘争、04春闘に向けて、11・9の闘いをもう一回、春の時期にぶつけて、大統一行動をつくりあげ、反撃を開始しなければいけない。
 これが11・9に参加した多くの労働者たちが、そして民主労総とILWUと、本当に手をつないで約束したことだと思います。
 おそらく3月いっぱいまで予算案、4月から教育基本法改悪、労組法の改悪、社会保障制度、特に年金制度の改悪、それから共謀罪の新設、その他諸々わーっと反動的な法律が出てきます。だから1月〜3月、春の過程で培った力をどういうふうに国会闘争にぶつけていくのか。核心は3・20です。
卒業式は3・27
 3・20は全世界でもう準備されています。3・20というのはイラク戦争が開始されて一周年です。3月20日にニューヨーク、サンフランシスコ、ロンドン、パリ、ソウルで、そして日本で数十万・数百万のデモが爆発したら情勢は一変します。
 そうした時、私はハタと困った。3月20日は労働学校最後の日です。どんなことが起ころうが期日は変更しないと約束しましたが、3・20は超弩級の闘いになりますので、校長先生の権限をもちまして一周間延期したい。
3・20は本当にしゃかりきになって、東京で10万のデモをやりたい。3・20の成功を受け、そして、27日の卒業式で、勝利の美酒を味わいたいと思います。
 今日は、「労働者はこの世の中をどう見たらいいのか」ということが藤村先生からお話があります。ぜひ今の情勢と関連付けて自らのものにしていただきたいということを申し上げて、私の話を終わります。         (代表あいさつ)

ひとりは万人のために 万人はひとりのために

交流の広場−闘いの輪(受講生の声)

労働運動の「彰徃察来」−斎藤弘平

 最近、労働運動の現状を克服するためといことで、連合・評価委員会の最終報告をはじめ、さまざまな議論が展開されています。それらに共通するのは、企業別労働組合という組織形態に労働運動後退の最大の原因を求めていることと、労働運動の歴史の総括の上に今後の進むべき方向について論じていないか、一知半解の間違った認識しか持ち合わせていないことです。
 前者については本年2月の私の講義で批判することにして、後者についてひとこと述べておきたいと思います。
 労働運動に限らず、《現在》を正しく認識することなく《未来》を語ることはできません。そして《現在》は《過去》の蓄積の上に成り立っています。つまり《過去》を正しく総括せずして《未来》の展望を切り開くことは不可能です。
 港合同の機関紙(03/6/10)に、「彰徃察来(しょうおうさつらい)」という言葉が紹介されていました。私も初めて知ったのですが、「過去を明らかにしてこそ正しい未来が見えてくる」という意味だと解説してありました。実にいい言葉だと思います。
 ブックレット『労働運動史[戦前編]―なぜアジア侵略戦争を阻止できなかったか』は、このような問題意識で書きました。どうしたら職場や地域に深く根を張った労働運動を組織していくことができるのかという問題意識を持って読めば、必ずや得るものが大であると確信しています。私の講義を聴かなかった人はもちろん、聴いた人もぜひ読んでいただきたい。そして先に刊行した『労働運動史[戦後編]』と合わせて、職場や地域の学習活動に活用されることを期待します。       '03,12,12/斎藤弘平

感想文紹介

働者が資本家から労働力を搾取されていることはだいたいわかっていたが、その仕組みが少しではあるがわかったような感じがします。
 労働者が真に解放されるには、資本と対決し、打倒しなければならないということがわかりました。

たちが日常、資本によりいかに賃金を搾取されつづけているかが理解できたように思う。毎日の労働がつねに剰余労働を含んでいることも知った。だが、現実は低賃金におとされていて、生活のために多くの労働者は資本のいいなりになって、身を骨にして強労働をしている。このあり方を私たちは変えていかなければならないと思う。
ーマが上記でしたので、どんな内容の講義になるのか期待半分、不安(?)半分でした。聴講してみましたら、やっぱりマルクス主義理論なんだということがわかりました。出だしが現代状況からだったので、どうなるのかと思いましたが、後半、話が止まらなくなるほど熱弁された「賃金」について、とてもおもしろかったです。
 私の職場は自治体ですので、今秋闘中です。世論が資本の論理である能力賃金にもっていかれそうな中、苦闘の連日です(労働者同士で差別し合ったりしている)。
 この講義の中で言われた資本主義のもとで資本はいろいろな理由、口実で労働者を分断し、搾取を強めるために賃金差別を必然的に行ってくることを徹底的に明らかにすることが重要なんだということがわかりました。賃下げ攻撃が激しくなる中、ますますマルクス理論武装が大切なこともわかったように思います(これがないと今の世の中とても労働組合で闘えない)。
 今後の希望−女性労働者の賃金について一言。
 今、税制度の改悪が様々に論じられていますが、不安定雇用労働者(パート)の賃金について、マルクス主義的立場からの見解が聞きたいと思います。

労働者学習センター事務局
千葉市中央区要町2−8 DC会館 電話 043-222-7207 FAX 043-224-7197

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