史上空前の大量解雇処分 解雇20名
 予想どおりの大反動はすぐに始まった。29日未明には、浅草橋駅の炎上をはじめ各地でのゲリラ事件が発生したが、国鉄総裁自らが顔を引きつらせて「ゲリラを惹起させた動労千葉スト」という非難声明を発し、厳重処分をわめきたてた。しかし動労千葉はこの総裁 声明のなかにも、敵が受けたショックの大きさを手にとるように感じることができた。
 国鉄当局は、86年1月28目、第一波ストに対し、史上空前の大量解雇処分を発表した。解雇20名をはじめとする119名の不当処分である。解雇者は次のとおり。
 片岡万博(本部執行委員)、吉岡一 (同)、篠塚康則(本部特別執行委員)、山田雄一 (本部青年部長)、山下幸(津田沼支部支部長)、重見敏夫(同支部副支部長)、
綾部光男(同支部書記長)、川口春雄(同支部執行委員)、椿勇(同)、高橋邦彦(同)、田中康宏(同)、川崎昌浩(同支部青年部長)、永田雅章(千葉運転区支部支部長)、白井敏行(同副支部長)、内山等(同支部書記長)、加藤正人(同支部執行委員)、梅沢利男(同)、後藤俊哉(同)、桜沢明美(千葉運転区支部)、森内猛(成田支部 支部長)。
 業務移管

 第一波ストヘの報復はもうひとつあった。総武緩行・快速線および我孫子線の運転業務7千キロの東京三局への業務移管である。仕事そのものを奪って職場に膨大な過員を生みだし、配転や首回りの対象とすることによって組織の根幹を揺るがそうという攻撃だ。
 そして当局は、この業務移管のための線見訓練を2月5日から実施する計画を打ちだしてきたのである。