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 第75回定期委員会の成功を
定年延長!65歳まで働ける労働条件を

動労千葉申第39号 
2016年5月25日 

東日本旅客鉄道株式会社
千葉支社長 藤 森 伸 一
殿

国鉄千葉動力車労働組合
執行委員長 田 中 康 宏

エルダー制度に関する緊急申し入れ

下記のとおり申し入れるので,団体交渉により誠意をもって回答すること。  

1.京葉車両センター・繁沢敬一君に対するエルダーの就労場所については、  本人希望に 基づき取り扱うこと。

本日(16日)、申39号エルダー制度に関する申し入れにより団体交渉

 本日16日、申39号エルダー制度に関する緊急申し入れによる団体交渉がおこなわれる。繁沢副委員長がCTS京葉事業所を希望しているにもかかわらず、錦糸町事業所を提示してきたことは、動労千葉の組織の弱体化を狙った攻撃であり、会社が好き勝手に労働者を配転することで何でも言うなりに働かせようという攻撃である。

▽破綻しているエルダー制度
 エルダー制度は破綻している。これから毎年200人を超える労働者が定年を迎える。エルダー制度を希望する労働者は今後5年間で千人近くに達する。千葉の外周区には仕事が無く、CTSをはじめとする関連会社でも全員を受け入れることはできない。
 今年の採用では、会社側から駅の業務を希望しないかと言われ、駅に希望を出したら結局駅の仕事はなく、今まで働いていた職場よりも遠い場所へ配属になった。千葉支社でも再就職先を確保できるのは今年限りと言っている。

▽労働者が足りず、仕事が回らないCTS
 CTSでは、幕張事業所でも、京葉事業所でも労働者が足りず、日常の業務にも支障が出る状況だ。
 幕張事業所では他の事業所から助勤をもらわなければやっていけないところまで来ている。平日は3〜4名で、多いときには8名が他の事業所から助勤となり、6月だけでも本社を含めて110名もの助勤をとらなければ業務が回らなくなっているのだ。
 京葉事業所でも労働者が集まらず8人でやっていた夜間の仕事を5人に減らし、仕事の内容も少なくして、その分を昼間に回してやっている。このためどっちの事業所でも以前よりも清掃の質が下がり、汚れた車両が運転されている状況だ。京葉事業所に配属できない理由はない。

▽雇用破壊を打ち破ろう
 JRは、CTSでの就業規則を改悪することで、「解雇自由」の限定正社員導入の先頭をきっている。正規労働者のゼロ化に向けてその先兵になろうとしている。エルダー制度も大量退職時期を迎え、動労千葉だけでなくJRの全ての労働組合の組織破壊のために使おうとしている。
安倍政権は労働者派遣法を改悪し、労働契約法を悪用し、労働者を3年、5年で簡単に解雇し、労働者を最低限まで落とし込めようとしている。そして「同一労働、同一賃金」を言い出し、正規職の賃金を非正規職と同じところまで引き下げようとしている。こうした攻撃を絶対粉砕しなければならない。
 定期委員会の成功をかちとり、外注化粉砕、組織拡大の闘いに打ってでよう。CTSの就業規則改悪を阻止しよう。エルダー制度をなくし、定年延長、65歳まで働ける労働条件を確立しよう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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