home page 日刊動労千葉 前のページに戻る

No .

雇用・安全破壊の外注化粉砕!
本 日 スト突入!

外注化は指を落とす事故まで引き起こした
CTSの仲間を犠牲にするな!

本日、動労千葉はストライキに起ち上がる。外注化による安全崩壊を許すわけにはいかないからだ。

外注化で安全が崩壊

 8月、幕張車両センターで転削業務中に指を落とす事故が発生。7月に銚子派出で車両下での作業中にブレーキが緩む重大事態も起こった。
 転削業務では外注化以降、ミスが多発した。しかし、下請け会社のCTSには技術指導できる部署はなく、何の対策もうたずに放置した。
 銚子派出は外注化で管轄が移った。現場の実態を知らない管理者が誤った指示を出し、JR―CTS間の連絡にもミスがあった。
 どちらも外注化の結果なのだ。

「安全よりカネ」許すな

 その上、JRは転削業務への出向者を本日付でJRに戻すと通知した。これまで転削業務を行ってきたベテランを外し、採用からわずか1年半のCTSプロパー社員だけで業務を行わせるというのだ。
 さらに、10月から構内運転まで行わせるという。構内運転はJRでさえ4年以上の経験をつんでからつく業務だ。
 CTSは、これほど教育訓練を急ぐ理由を「経費がかかる」からだと答えた。「安全よりもカネ」なのだ。

雇用の場の破壊だ

 JR―CTSは、JRからの出向者が担ってきた職場を、CTSプロパー社員だけで回そうとしている。仕業・構内業務を担ってきたJRの仲間たちは仕事を奪われ、本線運転士は構内におりることもできなくなる。
 JRは外注化する理由を、「高齢者の雇用の場の確保」と説明してきた。しかし実際には、雇用の場を破壊し、国鉄時代から鉄道で働いてきた仲間を使い捨てようとしている。

10・1ストを闘おう

 これを許せば事態は次々と進み、必ず大事故が起こる。その時、責任を負わされるのはCTSプロパー社員の仲間たちだ。コスト削減のために安全を破壊し、労働者を犠牲にする外注化は絶対に認められない。
 全ての責任は外注化を強行したJR―CTSにある。外注化ではなく定年を延長しろ! CTSプロパー社員の仲間たちを犠牲にするな! すべての仕事と仲間をJRに戻せ! 10・1ストライキを貫徹しよう!
 すべての仲間は動労千葉に結集して、ともに闘おう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
ページの先頭に
前のページに戻る