home page 日刊動労千葉 前のページに戻る

No .

高齢者の雇用と安全を破壊する外注化粉砕!
10・1ストライキへ!

反合・運転保安確立へ、CTSの仲間とともに闘おう!

 動労千葉は、JRとCTSによる安全破壊と高齢者の雇用の場の破壊攻撃に対して、10月1日にストライキを配置して闘いぬくことを決定した。10・1ストライキ貫徹に向けた、闘争体制を確立しよう!

10・1ストライキの課題と闘いの配置について(指令)

1.闘いの獲得目標について
(1)直ちに外注化を中止し、構内・検修業務をJRに戻すこと。
(2)定年延長を実施すること。
(3)高齢者交番の設定等、高齢者対策を実施すること。
(4)居住地に近い雇用の場を確保すること。

2.具体的要求について
(1)高齢者の雇用と安全を破壊する外注化を直ちに中止すること。
(2)外注化を中止し、定年延長と65歳まで働ける職場と労働条件を確保すること。
(3)とくに、次の点を緊急に実施すること。
 @ 度重なる生命の危機を招いている銚子派出については、緊急に委託契約を解除してJRに戻すこと。
 A 指先の切断事故にまで至った車輪転削業務については、緊急に委託契約を解除して直営で行うこと。
 B 安全を守るために、わずか1年半程度の促成による構内運転士の登用を行わないこと。
 C 8月28日の団体交渉における「早く一本立ちしないと、経費がかかる」なる安全を無視した回答を撤回し、謝罪すること。

3.闘いの配置について
(1)10月1日、JR・CTSの検修関係組合員を対象とするストライキを配置して、要求の実現を目指すこととする。
(2)各支部は、何時いかなる時でもストライキに突入できる闘争体制を確立すること。
(3)なお、会社による不当な業務運営及び組織破壊攻撃等が行われたと判断した場合は、戦術を拡大する。
(4)ストライキ期間中は、全組合員を対象として、休日勤務及び超過勤務、所定以外の業務(休憩時間の変更を含む)は、一切行わない。
(5)10月1日、14時から、DC会館において、「雇用と安全破壊の外注化粉砕!スト貫徹!動労千葉総決起集会」を開催する。各支部は、勤務以外、全力で結集すること。


CTSー労働者の生命の危機を招く重大事故が多発

 CTSは、9月11日、プロパー労働者に対して限定免許を交付し、その後、14日に京葉事業所、19日に習志野事業所で構内入換業務に関する見極めを行い、29日には幕張事業所において見極めを行おうとしている。そして、10月からは構内入換業務の本務としてプロパー労働者を配置しようとしている。
 構内限定免許は、JRでさえ4年以上の期間をかけて検修業務に関する技術と経験を習得させている。しかしCTSは、昨年の採用から1年半程度の促成で構内運転を行わせようとしている。団交では、「早く一本にしないと、経費がかかる」と回答するなど、「安全よりカネ」だとまで言い出した。
 CTSでは、8月に車輪転削業務で小指切断事故が発生し、7月には銚子派出で床下作業中にブレーキが緩むなど、生命の危機に直結する重大事態が多発している。こうした中でプロパー労働者を構内業務本番につけたら、重大事故が発生する。しかも、事故の責任はプロパー労働者に押しつけられることは明らかだ。責任は外注化を強行したJRとCTSにあるのだ。

幕張ー車輪転削要員の出向解除? 雇用破壊攻撃だ!

 一方、幕張事業所の車輪転削業務に従事している出向者3名に対して、10月1日付で出向を解除してJRに戻す旨の事前通知が行われた。そして、出向者3名の代わりにプロパー労働者を入れるというのだ。
 JRは、業務外注化を行う理由として「高齢者の雇用の場を確保するため」と言っていたはずだ。しかし、今回の事態は、高齢者の雇用を破壊する以外の何物でもない。
 しかも、10月以降、プロパー労働者が構内に配置された場合、今度は仕業・構内で要員が増えたことを理由にして動労千葉を排除するための組織破壊攻撃を考えていることは明らかだ。
 さらに、本線運転士にとっても、プロパー労働者が構内業務に配置されたことを理由にして、エルダーで構内を希望することすらできなくなってしまう。
 結局、外注化は、高齢者の雇用を破壊し、安全を破壊する攻撃であり、絶対に許してはならないということだ。
 こうしたことから動労千葉は、10・1ストライキを配置し、反撃に起ち上がることを決定した。外注化ではなく定年延長を!反合・運転保安確立へ、CTSの労働者とともに闘おう!

 

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
ページの先頭に
前のページに戻る