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千葉支社 3月ダイ改の労働条件を提案

首都圏直通運転によるローカル線切り捨てと
久留里線ワンマン運転、15名の要員削減を絶対に許さない!

 1月17日、JR千葉支社は、3月ダイ改に関する労働条件の提案を行ってきた。
 提案の中で千葉支社は、首都圏80キロ圏直通運転の拡大を行うとして、総武・成田線におけるローカル線の切り捨てをさらに進めようとしている。さらに、久留里線へのワンマン運転導入や209系車両への統一等により▲15名(車両職▲2名、車掌▲13名)の要員削減を行おうとしている。安全を無視し、ローカル線切り捨てを絶対に許さず、職場から反撃しよう。

東京直通は増やし、ローカルは直通運転を廃止


 提案の主な内容は以下のとおり。
◎「東京都心80キロ圏直通運転」について
◆昼間帯の千葉〜成田間の普通列車を総武快速線直通運転に立て替え、成田〜成田空港間3往復増発。
 ※これにより千葉〜銚子間の直通運転がなくなり、成田乗換に。
◎「東京メガループ」について
◆武蔵野線 朝通勤時間帯、府中本町〜東京間を1本増発。
◆武蔵野線 昼間帯、毎時5往復を6往復に増発。
◆武蔵野線 武蔵野線直通運転を、終日、各駅停車化。
◆京葉線 朝通勤時間帯、京葉快速、武蔵野快速の各駅停車化。
◎「成田エクスプレス」について
◆成田駅上り2番線における平面交差を解消するため、成田駅1番線通過を可能とするルートを設定。
◎「久留里線ワンマン運転」について
◆久留里線について、新型気動車キハ130系導入に伴い、34本中、24本をワンマン運転化。
◆昼間帯の5往復については、1両編成での運用。
◎「成田線の一部列車削減」について
◆成田〜佐原間について、乗客数の減少に伴い1往復を削減。
◎「千葉以東ローカル列車統一」について
◆総武本線、成田線で運用している211系を209系に置きかえ。
◎「特急列車」について
◆NEX8号、47号を四街道に停車。
◆わかしお5号、15号、14号の御宿停車。
◆臨時わかしお5号の東京発を1時間繰り上げ、10時30分発。
◆臨時さざなみ3号 現行、青堀停車を佐貫停車に変更。
◆臨時さざなみ5号 現行、青堀、上総湊停車を通過し、佐貫停車に変更。
◆臨時さざなみ14号 岩井、浜金谷、佐貫を停車し、青堀通過に変更。
◆さざなみ4号、わかしお20号について、途中駅の交換時間見直しにより6分短縮。

3月ダイ改に、ストライキで起ち上がる体制の構築を!
◎要員関係について
【運転士】
◆武蔵野線での増発等により蘇我運輸区京葉派出で運転士3名増。
◆佐倉運輸区への2徹分の行路持ち替えにより千葉運転区で▲6名、佐倉運輸区で 6名増。
【車両職】
◆ローカル線の209系統一により幕張車両センターで車両職▲2名。
【車掌】
◆久留里線ワンマン運転導入により木更津運輸区で車掌▲7名、その他業務量見直し等により車掌▲6名、計▲13名。
 ダイ改期日は、3月16日としている。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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