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7・14外注化阻止総決起集会に全力で結集しよう!
偽装請負と違法な強制出向でしか成り立たない業務外注化を絶対に阻止しよう!

仙台ー6月29日に全面外注化の提案
千葉支社提案をぶっ飛ばそう!

 全ての組合員の皆さん!
 JRで働く全ての仲間のみなさん!
 JR東日本は、検修・構内業務全面外注化ー強制出向に向けて各支社段階での提案を始めている。
 すでに仙台支社では、6月29日に、全面外注化と要員削減=強制出向に関する具体的提案が行われている。

提案から1ヶ月で出向の説明ーまともな団交もさせず!

 仙台支社での提案の概要は、仕業検査、交番検査付帯業務、構内計画、限定運転、誘導、臨時修繕、分割・併合等が委託対象とされ、全体で▲68名の要員削減が提案されている。
 削減した要員の運用については、「鉄道事業部門及び出向等に運用する」という内容だ。 
 そして出向に関しては、「8月1日〜24日」の間に「1時間程度」の「説明等」を行い、9月中旬からは、「出向予定者」に対する「教育」を実施し、「10月1日」から業務外注化=強制出向を行うというものだ。
 仙台支社における提案の仕方や進め方を見れば分かるとおり、JR東日本は、7月中に、形だけの団体交渉でまともな議論もさせず、職場からの怒りが吹き上がる前に全面外注化ー強制出向に労働者を駆り出そうといういことだ。
 こんなふざけたやり方を絶対に許してはならない。

グループ会社の労働条件改善確認は、ウソとペテンだ!

 ところで、仙台支社が提案を行った6月29日とは、JR東労組が裏切り妥結した6月21日から数えて1週間しか経っていない。
 普通に考えて、1週間という短期間で支社での提案内容や要員査定ができるはずがない。結局、JR東日本と東労組との間では、各支社段階における提案の内容も含めて外注化する内容や出向について全てがすでに決まっていたということだ。
 一方、東労組は、検修・構内業務の全面外注化提案の妥結にあたり、グループ会社に関する労働条件について、「年間休日の増、賃金増額、一時金支払いを確認」したなどと、あたかもグループ会社の賃金等が引き上げられるかのようにいっている。
 しかし、よく考えれば分かることだが、JR東日本が、グループ会社の労働条件について、休日や賃金の増、一時金の支払いを確約するような回答を行ったとすれば、それ自体、JR東日本によるグループ会社による介入であり、偽装請負=違法行為となってしまう。
 また、出向についても、「復帰は元職場が基本」を確認した旨が書かれている。しかし、全面外注化により、戻る場所がないというのが今回の提案の中身だ。会社は、団交の中で、「戻る場所は技術管理や工場がある」との回答を行っている。「修正提案」で機動班が直営に残るとされているが、それでも数名程度の話だ。しかも、将来的には新形式車両の保全検査も含めて全面外注化を狙っていることを考えれば、戻る場所としての「元職場」そのものがないということだ。
 現場をウソとペテンで誤魔化す東労組の裏切りを許すな! 千葉支社提案をぶっ飛ばそう!7・14総決起集会に全力結集を!

ウソとペテンで組合員を誤魔化す東労組と決別し、強制出向粉砕へ動労千葉とともに闘おう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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