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銚子運転区・成田車掌区廃止反対! ローカル線切り捨て反対!

3・10怒りの銚子総行動を貫徹

 銚子支部は3月10日、昨年6月に続いて第2弾の銚子地域行動を銚子駅前にて開催しました。
 当日は朝から、東京では雪が降る程の寒さの中でしたが、銚子駅前には100名を超す組合員と支援する会、三里塚反対同盟、学生らが結集しました。駅前で大壇幕を広げ、JRの管理者の妨害を弾劾し、「銚子運転区廃止反対! ローカル線切り捨て許さないぞ!」とアピールを行いました。
 銚子市コミニュティセンターに集会場所を移動して銚子地域集会を開催し、司会と開会の挨拶を銚子支部・関根書記長が行いました。小倉副支部長の力強いシュプレヒコールで会場に集まった全員が運転区廃止の怒りの気持ちを一つにして集会は進行しました。
 最初に挨拶に立った渡辺支部長は、「こんな悪天候の中、西は東京から南は館山・勝浦から銚子の地域集会に結集された皆さんに主催者を代表してお礼を申し上げます。昨年の廃止提案があってから、銚子支部は組合員一丸となって、旧地区労の労組回りや物販で回っている銚子市内の小中高校、旭地区・匝瑳地区の役場・学校等へ廃止反対の要請行動を行ってきた。総武本線・成田線沿線でビラ配りを行い、沿線地域にローカル線切り捨て反対の訴えを行っている」と、この間の闘いの報告を行いました。
 本部・田中委員長から「銚子支部の活動でローカル線切り捨て反対の声が色々な所から出始め、拡大している。この闘いは沿線の住民や乗客に通じるものがたくさんある。自分たちの闘いの正当性を信じて今以上に組織強化・拡大をしよう」と挨拶がありました。

  地元からも怒りの訴え


 来賓の銚子市議の加瀬庫蔵さんと前銚子地区労議長の金秋睦夫さんより連帯の挨拶がありました。加瀬さんは「本当の意味で労働組合の大切さ、労働運動の重要さを感じています。ローカル線の廃止、運転区の廃止は、JRという一企業の問題かもしれませんが、地方都市の活性化・存亡に直結しています。『公共』を標榜している企業の合理化の実態です。」と合理化が地方を疲弊させていることを鋭く指摘しました。また金秋さんは「ローカル線の切り捨ては国鉄分割・民営化の本質が顕著に顕れている。かつて戦時に銚子電鉄が軌道敷の鉄まで売ってしまったように、金儲けになればJRもレールを売りかねないのでは。労働組合や市民グループがローカル線廃止反対で頑張りきれるか、『ここまで来たらしょうがない』と下がってしまうのか、ここが分かれ目だと思う」と共に闘う決意を表明されました。また、各支援する会、各支部代表、青年部から連帯のあいさつを受けました。
 集会後、場所を銚子運転区前に移し抗議行動を展開し、鈴木本部乗務委員分科会長は「本来銚子運転区が一旦廃止になるのだから11回生や見習の教導の4人等が最初に異動の候補から外れるのは絶対おかしい。我々は将棋の駒じゃない。人事権を振りかざしての組織破壊攻撃をやめろ」と鋭い指摘で当局に迫りました。この日駆けつけた三里塚反対同盟の伊藤信晴さんやス労自主の仲間もマイクを握って訴えました。
 再び銚子駅前に移動して、抗議行動を行い、最後に渡辺支部長は、「5月19日以降も闘いを展開して行きます。今後ともご支援をお願いします」と御礼を述べ、銚子駅前に高らかに響き渡る力強い団結ガンバローで散会となりました。
 当日は終始雨でしたが、参加して頂いた皆様大変お疲れ様でした。
       (動労千葉銚子支部発)

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