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JR東日本のベアゼロ、
夏季手当減額回答弾劾!

JR東日本の回答 2011/5/18

1.新賃金
(1)2011年4月1日現在、満55歳未満の社員に対して、 定期昇給を実施する。
(2)所定昇給号俸は、4号俸とする。
(3)精算については、2011年6月24日(金)以降、準 備でき次第とする。
2.夏季手当
(1)基準額は、基準内賃金の2.6ヶ月分とする。なお、0. 1ヶ月分は、この間の震災及びその復旧等への全社員の尽 力と苦労に報い、今後のさらなる奮起に期待して、支給す るものである。
(2)2011年4月1日現在、満55歳以上の社員に対して、 前記の支給額に特に15,000円を加算する。
(3)支払日
  2011年6月28日(火)以降、準備でき次第とする

震災を口実にした賃下げ攻撃を絶対に許すな!
労働者の団結で反撃しよう!

5期連続の減額ー内部留保は1兆3千億円以上!

5月18日、JR東日本は、2011年度の新賃金及び夏季手当について回答を行ってきた。
 回答は、新賃金については、ベ・アについては拒否し、4号俸の定期昇給を実施するというものだ。
 また、11年夏季手当については、基準内賃金の2・6ヶ月分を支払うこと、55歳以上については15000円を加算するというものだ。昨年の年末手当から▲0・1ヶ月減で、5期連続の減額だ。絶対に許すことはできない。
 新賃金及び夏季手当に関する団体交渉においてJR東日本は、震災により555億円の特別損失を計上するなど純利益が大幅に減益になったことなどを説明していた。
 しかし、一方では、利益余剰金(内部留保のこと)については1兆3000億円以上もあるのだ。
 しかし今回の回答でJR東日本は、昨年よりも減額しておきながら「復旧への苦労に報いる」などとして「0・1ヶ月」をあたかも加算したかのように言っているが、実際には減額したことにはかわりないのだ。誤魔化すのもいい加減にしろ。

大失業ー賃下げ攻撃に、国鉄闘争全国運動で反撃を!
 もう一方、大震災以降、各地で「震災解雇」により非正規労働者をはじめ百万人とも言われる労働者が職を奪われ、路頭に放り出されている。また、公務員労働者には菅内閣の指示で一方的に賃金が減額されようとしている。こんなことを許していたら、労働者は生活することも、生きることもできなくなってします。
 今こそ労働者の団結で、職場から、地域から、学園から反撃に起ち上がるときだ。
 国鉄闘争全国運動をさらに全国に押し広げ、闘う労働運動の再生をかちとろう!
 JR東日本のベアゼロ、低額回答弾劾!労働者への大失業攻撃を許すな!賃下げ攻撃粉砕!国鉄闘争全国運動6・5大集会に全力で結集しよう!

 

 

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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