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動労水戸運転士登用差別事件
最高裁で勝利確定!

動労水戸判決を武器にして、動労千葉運転士登用差別事件の勝利へ!
JR東日本は、最高裁決定に従い、運転士発令を直ちに行え!

 全ての組合員のみなさん!
 運転士登用差別事件で、大きな勝利がかちとられました。
 昨年12月18日、最高裁は、JR東日本が動労水戸の予科生を運転士に登用しないことは不当労働行為であるとして争われていた「動労水戸運転士登用差別事件」について、JR東日本の上告申し立てを「受理しない」との決定を下した。これにより、動労水戸の勝利が確定した。
 この勝利を武器にして、動労千葉の運転士登用差別事件の勝利をかちとろう。

分割・民営化に反対した組合だけが登用されない事実!

 動労水戸運転士登用差別事件の判決では、次のとおり判断している。
「発令の結果、未登用者で運転士を希望していながら運転士発令を受けていない者は、動労水戸組合員の他は、動労水戸とともに分割・民営化に反対する運動を行ってきた者らであった。未登用者のうち、動労水戸の組合員らは、運転士を希望していながら、誰ひとり運転士発令を受けていない」「JR東日本のかつての社長(住田だ!)が、東鉄労の統一大会等に出席し、動労水戸を「迷える子羊」とたとえた上で、東鉄労を軸とした一企業一組合をめざすなどと発言した。JR東日本は、国鉄分割・民営化に反対する方針をとっていた動労水戸を嫌悪していた」「動労水戸13名は、動労水戸に属していることを理由に不利益な取り扱いを受けていなければ、92年2月1日から97年6月1日まで行われた運転士発令において、運転士に発令されていたと認められる」「JR東日本が運転士登用を妨げている以上、正常な集団的労使関係秩序の回復、確保を図るための手段として、運転士発令を命じることがもっとも直接的な手段」
 このようにJR東日本による動労水戸組合員への運転士登用拒否を不当労働行為であるとして断罪している。
 JR東日本は、最高裁決定に従い、予科生を運転士に登用しろ!

予科生で登用されていないのは、千葉と水戸だけだ!

 一方、動労千葉の運転士登用差別事件について東京地裁は、予科生の登用拒否という全く同一の事件であるにもかかわらず、動労千葉の請求を棄却するという反動的な判決を下した。予科生の登用問題は、千葉と水戸だけの問題で、それ以外は全て運転士に登用されている。しかも動労千葉や動労水戸のように分割・民営化に反対した組合に所属する者だけが運転士への登用を拒否され続けてきたのだ。今回の動労水戸の勝利は、動労千葉事件勝利への決定的な武器だ。勝利へ全力で闘いぬこう!

動労水戸が旗開き(1/17)

 動労水戸は、1月17日、水戸市内で「 09年団結旗開き」 を開催した。旗開きは、運転士登用差別での勝利感溢れる中、当該の予科生をはじめ動労水戸組合員や家族、交流センター、百万人署名運動、地域の仲間等が結集して盛大に行われ、石井委員長は「この勝利を組織拡大に」と訴えた。動労千葉からは川ア執行委員が参加し、動労千葉もこの勝利に続くと決意を明らかにした。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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