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第19回車両技術分科会定期委員会に結集しよう!
検修・構内業務の全面外注化阻止!
検修職場から反合・運転保安闘争に起ちあがろう!

 全ての組合員のみなさん!
 2月9日に開催される、「第19回車両技術分科会定期委員会」への傍聴に結集を訴えます!
 検修職場をめぐっては、JR東日本が検修・ 構内業務の全面的な外注化攻撃を行ってくる中で、シニア制度による組合差別と組織破壊、レール破断の多発や尼崎事故、羽越線事故の発生という状況の中で安全運転闘争をはじめとした現場からの闘いで反撃し、千葉だけが外注化を阻止し続けてきた。
 一方でJRは、昨年10月1日に実施を予定していた京葉車両センターの車輪転削業務委託が、実際には要員手配ができないという状況に追い詰められて一旦は委託実施を延期せざるを得ない状況に追い込まれた。しかし、外注化の糸口として今年2月からの委託を強行しようとしている。
 車輪転削業務は、高度な技術と熟練を要する労働者が必要だ。しかも車輪転削時の切粉により担当者が受傷する事態が発生するなど、危険を伴う業務だ。絶対に外注化を認めることはできない。

211系、217系で車両故障が多発

 もう一方、この間、車両故障が多発している。
 とくに211系車両は、パンタグラフの破損等による車両交換が連日のように発生している。この間会社は、対策としてパンタグラフの増設(現在は、5両編成で1パンタグラフ)を行っているが、その増設した列車でもパンタグラフが破損しているの状況だ。
 しかも、増設したパンタグラフと、元々設置されていたパンタグラフのスリ板の形状が異なり、新しいパンタグラフのスリ板が間に合わないという事態まで発生している。現場からは、「会社は何を考えているんだ」との声さえ上がっている状況だ。
 さらに、217系車両に関しては、運転台に「故障シール」が何枚も貼り付けられ、数ヶ月間も放置されている。
 217系車両の検査業務を鎌倉総合車両センターに移管する時点で会社は、「鎌倉で対応できる」と回答していたが、実際には全く対応できていないのだ。できなければ千葉に業務を戻せ!
 こうした状況の中で第19回車両技術分科会定期委員会が開催される。
 兼修職場からの反合・ 運転保安確立へ、傍聴に結集しよう!

◆第19回車両技術分科会定期委員会
日  時  2月9日 (土) 14時から
場  所  千葉市・DC会館 会議室
※検修職場からの反合・ 運転保安闘争確立へ、傍聴に結集を!

昨年12月31日に急逝した千葉運転区・荘司仁副支部長に対する追悼文が韓国・民主労総ソウル地域本部から寄せられましたので、ここに掲載します。

追 悼 辞

  全国民主労働組合総連盟ソウル地域本部
    本 部 長 イジェヨン
  副本部長 イナムギョン
 

 荘司同志の訃報に接し、私たちは大きな衝撃と悲しみを禁じえません。同志のあまりにも急な死を信じることができません。
 荘司同志は、常に私たちソウル本部と動労千葉労働組合との間の信頼に基づく労働者的交流の先頭に立っていた同志でした。特に2006年、日本の労働者総決起集会と三里塚闘争本部訪問の際に見せてくれた同志の明るい笑顔と親切が目に浮かびます。
 また、韓日交流会の場で地下鉄の現場同志たちと話をしていた時、機関士として活動してきた経緯を語り、現場の重要性を強調していた姿が思い出されます。
 その時、韓国の同志たちは、長いあいだ現場を守り、第一線で黙々と仕事をしてきた荘司同志を見つめ、労働者の先輩として尊敬とたくさんの力をいただきました。
 荘司同志の死は韓日労働者階級の損失であり悲しみです。ですが、私たちは悲しみに浸ってばかりいるわけにはいきません。荘司同志の遺志を引き継ぎ、韓日労働者連帯の力で、労働者を殺すこの新自由主義の世の中を変えるでしょう。
 私たちはいつでも荘司同志と共にいます。荘司同志! 近い将来、わたしたち労働者の世の中でふたたび会いましょう。
 同志の冥福を祈ります。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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