1047名解雇撤回

10年07月15日 第7018号

1047名解雇撤回!鉄道運輸機構申し入れ行動に立つ

7・28東京地裁包囲デモ・鉄建公団訴訟に大結集を!

国鉄闘争大運動 第1弾
1047名解雇撤回!鉄道運輸機構申し入れ行動に立つ!

【写真】鉄道運輸機構の担当者に対して申し入れを行う代表団。右から、高石団長、中村君、川崎執行委員、支援する会・山本事務局長。中村君が解雇された労働者の怒りをあらわして申入書を読み上げ、担当者に手渡した。(鉄道運輸機構にて)

 動労千葉は、1047名闘争の「政治解決」という重大な情勢の中で、「国鉄闘争の火を消すな」と訴えて、6月13日には「国鉄闘争大運動」の出発となる大集会を1635名の結集でかちとった。
 そして、7月14日、「国鉄闘争大運動」の闘いの第一弾として、鉄道運輸機構に対する1047名解雇撤回に向けた申し入れ行動を行った。申し入れ行動には、動労千葉争議団の高石団長、中村君を先頭にして各支部の組合員、「和解」を拒否して闘う国労闘争団の仲間、神奈川を中心とした労組交流センターや支援する会の仲間など40名以上が結集し、怒りの申し入れを行った。
 梅雨の合間の猛暑の中、鉄道運輸機構が入るビル前で「1047名解雇撤回」「鉄道運輸機構は解雇を撤回しろ」とのシュプレヒコールが叩きつけられる中、高石団長、中村君、川崎執行委員、動労千葉を支援する会・山本事務局長の4名が代表団として、鉄道運輸機構に対する申し入れを行った。

大運動の躍進が、申し入れを受け取らせる原動力に!

 申し入れに対して鉄道運輸校は、職員課の総務課長補佐が対応したが、当初は、「政府からの指示で『和解』したが、不本意だ」「動労千葉については、裁判で最終的判断を仰ぐ」などと言って、受け取りを拒もうとしていた。しかし、政府案で動労千葉が排除されていることを知りながら「和解」に応じたことが明らかになると、申し入れ代表団から次々に「排除を知りながら和解すること自体、鉄道運輸機構も動労千葉排除に加担したことと同じだ」と激しい抗議が叩きつけられた。こうした中で鉄道運輸機構の担当者は、申し入れを受け取らざるを得なくなったのだ。動労千葉争議団を代表して中村君が解雇された労働者の怒りをあらわにして申し入れを読み上げ、その場で正式に申し入れを手渡した。
 代表団が戻り、「申し入れを受け取らせた」と報告すると待っていた参加者からは大きな拍手がわき上がるなど、この日の申し入れ行動の成果を確認した。
 今回の鉄道運輸機構への申し入れは、1047名解雇撤回に向けた新たな闘いの第一歩にすぎない。これからが正念場だ。
 7月28日には第二弾の闘いとして、東京地裁包囲のデモ行進が11時結集で行われ、その後、動労千葉鉄建公団訴訟では田中委員長、高石団長に対する証人調べが東京地裁で行われる。
 1047名解雇撤回へ新たな大運動を全国で巻き起こそう!

動労千葉の申し入れ項目(7/14付)

1.1990年4月1日付の解雇を撤回すること。
2.1990年4月以降の年金の被保険者資格期間(受給権)を回復すること。
3.新会社不採用により被った損害に対する損害金及び慰謝料を支払うこと。

1047名解雇撤回-鉄建公団訴訟勝利!東京地裁包囲デモへ!
【東京地裁包囲デモ行進】

日 時 7月28日 (水) 11時
場 所 日比谷公園・霞門集合
内 容 11時30分からデモ行進予定

【動労千葉鉄建公団訴訟】
日 時 7月28日(水)13時30分~17時
場 所 東京地裁・527号法廷
内 容 田中委員長及び、高石団長に対する証人調べ
※1047名解雇撤回に向けた新たな大運動の第2弾として闘おう!

10年07月08日 第7014号

新たな全国運動・東部の会結成/団結街道の封鎖徹底弾劾

「新たな全国運動・東部の会」結成

決意を語る中村君
新たな全国運動・東部の会」結成

 「7・2国鉄分割・民営化反対! 1047名解雇撤回 新たな全国運動 東部の会」結成集会が、亀戸で開催され、すごい熱気の中で勝ち取られました。
 冒頭6・13集会のDVDが上映され、集会が始まるころには会場は満杯です。70名の地域仲間が結集してくれました。

中村仁君が決意表明

 動労千葉争議団から中村仁君が「労働者として働く権利を奪われた。だから24年間解雇撤回で闘ってきた。先ずはJRに謝らせなければならない。それから解雇撤回だ。一人の解雇も許さない立場に立つのが労働者」と決意表明。 続いて国労秋田闘争団の小玉さんが「国鉄分割・民営化は運命でも宿命でもない。動労千葉のように闘えば分割・民営化は阻止することができた」「23年間草むしり、冬は除雪の仕事をやらされている仲間がいる。そういう中で少数になりながら国労の旗を守り逆に仲間を拡大した。指導部は闘わないが、現場の組合員は闘って旗を守っている。現場労働者の中に闘いがある」とアピール。
 集会の基調提起を、委託職場で働く仲間がを行ないました。「6・13集会は、この火を守り抜き、拡大しようという熱烈な意思を示した感動的な集会となりました。私たちはこの東部の地でこの闘いを大きく創り出すために集まりました」と提起し、「東部の会の目的とこれからの闘い」として、①あくまで1047名の解雇撤回を求めて闘う。②動労千葉とともに動労千葉のように闘う。③自らの地域・職場で、民営化・外注化・非正規化を打ち破り、新自由主義と対決する労働運動を創り出す」という3項目と、具体的には①物販などをとおして闘い続ける国労闘争団員と動労千葉争議団を支え守る。②JRで闘う労働者と連帯し団結することを提起しました。
 続いてブラジル訪問の報告を佐藤新小岩支部長が行い、「新小岩支部は国鉄闘争全国運動東部の会」の先頭で闘うことを宣言。

“私だったら机をひっくり返していた”

 東京東部地域の労組員が結集
 集会には多くの東部地域の組合からの参加がありました。民間労組の仲間が、自らの解雇撤回闘争の経験に踏まえ、「もし和解の場で前原談話のような話が出たら私だったら机をひっくり返していた。なぜなら前原談話は『不当労働行為は正しかった。だけどかわいそうだから金はやる。だから闘いをやめろ』ということだからだ」と、今回の政治和解を弾劾しました。東交の青年労働者は東交における民営化・外注化反対の闘いを、東交・動労千葉支援する会の会員拡大と一体のものとして闘うと宣言しました。さらに学校給食の民間委託職場で闘う仲間から、過酷な職場の現実とそこでの闘いが報告されました。
 東部の会は、3名の共同代表と事務局長に佐藤新小岩支部長、事務局次長に東部ユニオン委員長が就任しました。

団結街道の封鎖徹底弾劾

6月27日、三里塚現地闘争に485名が結集

 6月27日、三里塚現地闘争は緊急にも関わらず、485名が結集した。反対同盟は、本年前半を三里塚・国鉄・沖縄での勝利を確認し直ちに現地攻防の臨戦態勢に突入することを宣言した。動労千葉からは、定期委員会と重なったため三人の代表が参加し、滝口執行委員が「鈴木幸冶氏の逝去に心から追悼の意を表し、労農連帯の真価をかけて勝利の日まで戦い抜く」と決意表明。集会全体は市東孝雄さんをはじおめ3名の仲間の釈放・奪還という画期的勝利にかつてない確信を深め、新たな現地攻防の展望を指し示し、団結街道での戦闘的なデモを貫徹した。
 6月28日、NAAはついに団結街道の封鎖を強行した。しかも午前3時にこっそりと作業に着手するという卑劣極まりない手口だ。絶対に許すことはできない!
 緊急事態の報を聞きつけて、動労千葉から後藤君が現地に飛んだ。
 

10年07月02日 第7010号

地引き網大会に集まろう/支援する会・三多摩結成

家族・OBとともに
地引き網大会に集まろう!

昨年の地曳き網大会より

 7月10日、サークル協議会主催、恒例の地曳き網大会を九十九里浜一松海岸で開催します。
 2010年前半は、外注化阻止闘争、国鉄全国運動の発足など大きな闘いが相次ぎました。日頃の疲れを癒し、夏秋の闘いに向けて団結を固めよう。
 家族・OBを誘って夏の一日をともに楽しもう。

地曳き網大会
● 7月10日(土)9時より
● 九十九里浜 一松(ひとつまつ)海岸
 主催 動労千葉サークル協議会

「動労千葉を支援する会・三多摩」結成

「動労千葉を支援する会・三多摩」結成

 6月27日、「国鉄分割・民営化反対! 1047名解雇撤回!動労千葉を支援する会・三多摩結成集会」が八王子子安市民センターで開催され、待望の支援する会が東京・三多摩の地で発足しました。集会には約40名が結集、冒頭、元全逓労働者が「6・13国鉄集会は、国鉄1047名闘争解体攻撃に対する怒りに満ちた熱気あふれる集会だった。全国運動はまだ始まったばかり。闘いはこれからだ」とあいさつ。
 支援する会・山本弘行事務局長から「東京では西部に続く2番目の結成、首都圏での結成が決定的」、そして動労千葉の反合・運転保安闘争にふれ「安全は労働者の誇りの問題」「職場のヘゲモニーを握るのが資本か労働者か、ここが闘いのカギだ」「国鉄闘争はこれからという意気込みで、百万人の国鉄闘争支援陣形に切り込んでいこう」とアピール。
 続いて、定期委員会のため参加できなかった動労千葉からのメッセージが読み上げられました。
 基調報告は国労豊田運輸区分会の中村幸夫さん。「私たちは今まで何のために闘ってきたのか。分割・民営化に反対し、クビを覚悟し労働者の為に闘ってきたのだ。今こそ労働組合の真価が問われている」と熱のこもった報告がされました。
 会場からは青年労働者が発言の先頭に立ち、三多摩での動労千葉労働運動の前進を実感するものとなりました。移転・大合理化と闘う日本機械労組は「6・13集会に参加して、この闘いしかないと思った。現場からの闘いが最大の支援となる。大合理化と対決して、現場から1人でも多くの労働者を獲得していきたい」。苦情を理由に出勤停止処分を受けているバス労働者は「日本の労働運動がどうしてこんなにおとなしいのか。現場の労働者の意識を変革しないといけない。現場から変えていく」。解雇撤回を闘う合同労組の仲間は「ようやく解雇撤回裁判も証人尋問になります。傍聴席を埋める闘いを」。合同労組・八王子の委員長は「腐った地区労をぶっ壊して、動労千葉のような労働組合がそれにとって替わろう」とアピール。全部で13人が発言する活発な集会でした。
 そして3人の共同代表と事務局長を選出。事務局長に就任した電機労働者から「一人でも多くの支援する会の会員を獲得していこう」と具体的方針が提起されました。集会後の交流会には20人が参加。山本さんのブラジル訪問の話で盛り上がり、この日で7人が新たに支援する会・三多摩に入会しました。
 闘いは始まったばかり。今後、三多摩地域に会員を広げ、闘う労働運動を甦らせていこうという決意を固めました。(三多摩会員)

10年06月25日 第7008号

解雇撤回まで闘う!これが労働者の魂だ

解雇撤回まで闘う!これが労働者の魂だ!
6・13大集会④

▼高石正博さん(動労千葉争議団長)
▼中村 仁さん(動労千葉争議団)
▼中村俊六郎さん(動労千葉争議団)

1047名の決意
▼高石正博(動労千葉争議団長)

 ここまできたら最後まで闘うしかない。今まではちょっと遠慮しながらやってきました。これからはそうはいきません。俺たちが先頭に立って全国に出て、闘う。

▼中村 仁(動労千葉争議団)
 われわれは「一人の労働者の首切りも許さない」を貫いて解雇された。これが労働者の魂です。その魂が崩されようとしてる。原則を曲げずに闘う労働運動をつくりましょう。

▼中村俊六郎(動労千葉争議団)
これから本当の正念場です。頑張っていきたい。

▼羽廣 憲(国労小倉闘争団)
「国鉄分割・民営化に反対」――これはいまも変わらない。不当労働行為、違法行為を行った政府、JR資本を絶対に許さない。どこまでも解雇撤回を闘い抜く。

▼小玉忠憲(国労秋田闘争団)
 動労革マル松崎一派が、なにがなんでも首にしろと当時の国鉄総裁にねじ込んだ。これを国家的不当労働行為といわずに、何を不当労働行為というのか。

▼成田昭雄(国労旭川闘争団)
全国の支援を裏切れない。私は、これから、みなさんとともに闘うことを決意します。

▼石崎義徳(国労鳥栖闘争団)
 旧国鉄と政府の行った不当労働行為の数々の責任を追求し続けることが、労働者の現実を変えていく。そのために苦しくとも闘っていくことが正道だ

鈴木達夫法政大学弾圧裁判弁護団長
高山俊吉憲法と人権の日弁連をめざす会代表
宇都宮理愛媛県職員労働組合委員長
山本弘行動労千葉を支援する会事務局長

● 中曽根よ、喜ぶのはまだ早い
鈴木達夫(弁護士・法政大学弾圧裁判弁護団長)

 中曽根元首相が喜んでいるという話が伝えられている。中曽根よ、喜ぶのはまだ早い。実際この20数年間、改憲はできていない。人民と権力との関係を転換させる、これが改憲です。中曽根の野望はこの全国運動を出発点にして完全にうち砕いて見せる。

●闘う労働者と団結する
高山俊吉(弁護士・憲法と人権の日弁連をめざす会代表)

 国土交通大臣は「国鉄改革は大きな成果をもたらした。国鉄改革の完遂に全力を挙げる」と言った。改革という言葉に、私たち反対する。改革という言葉にひそむ悪辣な反人民性と狙いを嗅ぎ取っているからであります。闘う弁護士、労働者、労働組合がひとつにならなければならないときがきた。、司法改革というのは新自由主義攻だ。そこに私たちは、闘う労働者と団結する理由がある。

●国鉄闘争は労働者の最後の砦
宇都宮理(愛媛県職員労働組合委員長)

 1985年の動労千葉のストライキが現場労働者の力を信じて闘えば困難な中にも道は開けることを証明し、愛媛にも大きな衝撃を与えました。自治体労働者には現業廃止を皮切りに、地方分権という名の大民営化―首切り攻撃が突きつけられています。愛媛県職でも、現業廃止攻撃に対し、正面から民営化に反対して闘うことで道を切り開き、7割を越える仲間が現業に残る道を選択しました。ここまで押し返したのは現場労働者の力でした。国鉄闘争を終わらせないことは、すべての労働者にとって本当に最後の砦といってもよいくらい大切なことです。

●攻撃をチャンスに
山本弘行(動労千葉を支援する会事務局長)

 「国鉄闘争の火を消していいのか」――この訴えに私たちは心の底から賛同し、攻撃をチャンスに変えて闘い抜く決意を固めました。
 新自由主義は、23年前の国鉄分割・民営化でその攻撃の口火をきりました。動労千葉は、反合理化・運転保安闘争路線のもとに、2波の決戦ストをたたきつけ、団結を堅持、強化していまに至っています。そして再び、彼らが「外注革命」と称する、全面的な外注化攻撃に対して、それを阻止する大変な挑戦に立ち上がり、4月1日にその攻撃の出鼻を見事にくじいた。勝利しています。
 新自由主義と対決する新たな壮大な階級的労働運動を全国津々浦々に創出していこうではありませんか。

10年06月22日 第7007号

新自由主義と対抗する労働運動の出発点に

新自由主義と対抗する労働運動の出発点に
6・13大集会報告③

中村吉政全国金属機械労働組合港合同副委員長
葉山岳夫動労千葉顧問弁護団長
伊藤 晃さん
金 元重さん
高 英男全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部副委員長

●多くの参加で新たな運動スタート
 中村吉政(全国金属機械労働組合港合同副委員長)

 すでに多くのみなさんがご承知の通り、4者4団体グループは、和解案に合意をした。しかしみなさん、本当にこの解決案は、自らがたたかいとったものなのでしょうか。決してそうではないと思います。闘争団の23年間をこえる本当に苦闘の闘いを否定する解決案にすぎないと思います。このような状況から国労闘争団、そして動労千葉争議団の仲間が、この闘いを続ける。本日これほど多くのみなさんがご参加をいただいて、新たな運動を続ける機会が得られたことを心から喜び合いたいと思います。

●解雇撤回は労働運動の原則
 葉山岳夫(弁護士・動労千葉顧問弁護団長)

 1047名が解雇撤回闘争を闘うのは当然のことです。一人の解雇も許さない、解雇されたら、解雇撤回を闘い抜くことは労働運動の原則中の原則ではありませんか。
 元自民党中曽根派の自見庄三郎・新郵政大臣は、中曽根元首相が「よく解決できたな」と喜んだことを国労大会で披露しました。中曽根に喜ばれたことでこの決着の本質は明らかであります。中曽根こそ「行革でお座敷をきれいにして、床の間に新憲法を安置する」と憲法破壊を宣言した張本人です。その中曽根が喜んだことを大会で得々と報告し、これに対して野次もできない大会は、もはやまともな労働組合の大会とはいえません。

●労働運動を再生させる歴史的意義
 伊藤 晃(日本近代史研究者)

 1047名の闘いは、多大の苦しみがあったのは事実だけれども、決して単なる救済の対象ではない。労働運動への意志と行動こそ社会の基礎であると20数年、闘ってきた人たちです。だからこの1047名闘争と志を同じくして、無数の運動が再度社会の表面に大きな力となってまとまっていくそのきっかけをつくるものでなければならないと思います。全国運動は、労働運動を再生させる歴史的な意義を持つものであろうと私は考えたわけであります。

●韓国の労働運動も注目している
 金 元重(韓国労働運動史研究家)

 この全国運動に韓国・民主労総ソウル本部を中心とした韓国労働運動の指導者が32人も連帯を意思表示を示したことは大変心強く思いましたし、国鉄分割・民営化反対、1047名解雇撤回闘争について韓国の労働運動も注目していると思います。
 私は、一から学びなおしながらこの闘争の意味というものを噛みしめて、それを韓国の闘う労働組合に伝えていくことを私の役目として考えていきたいと思います。国鉄闘争が大きな転換点に立つ時に全国運動がスタートすることを心からうれしく思います。

●現場での闘いこそが
 高 英男(全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部副委員長)

 解雇撤回で闘う動労千葉の争議団、国労闘争団の有志を具体的にどのように支え、ともに闘うのか。目標1億円の基金、金銭的な支援も必要です。しかし、闘いを孤立させないためには現場で闘いを組織する。これ以外に方法はない。
 多くの労働者が、国鉄分割・民営化によって派遣や非正規におとしめられた。闘いの原点は間違いなくここにある。非正規や派遣で労働者の権利を奪い取ることが多くの労働者の怒りを鬱積させている。間違いなくそのことが、動労千葉や国労有志の闘いを盛り上げていくことになると思います。
 今回の問題は、すぐれて政治的な課題を、世界の労働運動に突きつけています。唯一の武器は、現場での闘いしかない。国鉄分割・民営化との新たな闘いを継続して闘うことは、派遣や未組織という状態に置かれ、労働運動に絶望感を持っている労働者に対して、希望の光を与えるものになるはずです。

10年06月18日 第7006号

大恐慌時代に通用する労働運動を

大恐慌時代に通用する労働運動を
6・13大集会報告②

動労千葉 田中委員長
新たな闘いに向けた訴え
1047名解雇撤回へ団結ガンバロー!

▼ 本当にこれでいいのか

 和解案が出て以降、労働者の未来や権利にとって、本当にこれでいいのか。自分自身もずいぶん考えて、多くのみなさんとも相談をして、こういう呼びかけの先頭に立とうと決意をしました。
 国鉄闘争は、かれこれ30年近い闘いになります。動労千葉は、国鉄分割・民営化に反対してストライキに立ち28人の解雇者を出しました。それに加えて採用差別という形で12人の解雇者。都合40人の仲間が解雇されて、この攻撃に立ち向かってきました。
 24年間の闘いの結末が本当にこれでいいのか。国鉄改革法を承認するためだったのですか。JRに法的責任がないことを承認するためだったんですか。中曽根に「よくやった」、政府に「国鉄改革は多大な成果をもたらした」と言わせるためだったんですか。

▼歴史を画する攻撃

 この和解に応じざるを得なかった闘争団を責める気はありません。だけどこういう状況をつくり出した国労本部とか幹部たちに本当にこれでよかったのかと言いたい。国労は、JRと「包括和解」し、尼崎事故について口をつぐんで何も言わない。
 僕は、この事態をどうしたらいいのかを本当に考えてきました。結局「そもそも労働組合って一体何だ」ということに行き着いた。
 今回の和解は、労働組合に対する歴史を画する攻撃です。世の中を動かしているのは労働者です。その労働者が団結したのが労働組合です。労働組合を変質させ、闘わない労働組合に変える。結局すべての攻防の焦点はここにある。その観点から見たら、今回の攻撃は労働組合の決定的な変質につながる。ここで労働組合が何をするか問われている。

▼国鉄闘争の火を消すな

 1047名の解雇撤回闘争が24年間、国鉄分割・民営化という戦後最大の労働運動解体攻撃の決着を許さずに全国の数十万人の労働者の支援を受けてここまで継続したことの持つ意味は、戦後の労働運動の歴史の中でも画期的なものです。しかも今、目の前で財政危機などを理由にして公務員労働者――自治労、日教組への全面攻撃が始まろうとしている。1千万人を越す労働者が非正規職に突き落とされた。そのすべてが国鉄分割・民営化から始まった。
 JRの職場ではまさにいま、「第二の国鉄分割・民営化」とも言うべき攻撃が始まっている。鉄道業務をバラバラに外注化して、労働者を非正規職化し、安全を崩壊させることが目の前で始まっている。僕らは5回のストライキで、4月1日実施を止めた。ここで国鉄分割・民営化反対闘争を終わりにするわけにはいかない。

▼全国運動は新しい挑戦

 私たちが始めようとしている全国運動は、新自由主義攻撃に対決し、この時代に通用する新しい労働運動をもう一回作り上げる挑戦です。私たち自身の解雇撤回闘争はそういう闘いと一つのものです。ゼロから始まる闘いです。だけど、動労千葉が国鉄・分割民営化を前にして団結を守り抜いたように、闘う中で、前に進む中で、これからも団結を守っていく道を探ろうと決意しています。

▼怒りの声を結集したい

 資本主義体制はガタガタです。ギリシャやスペイン、ポルトガル……全世界で怒りの声が巻き起こっています。日本の労働運動がどうしてまだこんなにおとなしいのか、怒りの声が社会に積もりに積もっている。こういう声を国鉄闘争を中心にして結集したい。微力ですがその先頭に動労千葉は立ちたいと思います。

10年06月15日 第7005号

6・13大集会に1635人が結集

国鉄分割・民営化反対 1047名解雇撤回
新たな全国運動スタート!
6・13大集会に1635人が結集

 6月13日、東京・文京シビックホールにおいて、「国鉄分割・民営化反対 1047名解雇撤回 新たな全国運動スタート 6・13大集会に1635人が結集し、熱気あふれる集会がかちとられた。
 全国金属機械労組港合同の中村吉政副委員長の司会で開会し、呼びかけ人である葉山岳夫弁護士が「4・9解決案は原則的労働運動をつぶすことを狙った一大反動攻撃だ。和解案を拒否した4人の国労闘争団の弁護団に加わった」と開会のあいさつを行った。

新たな全国運動に熱気と高揚感にあふれた会場

新自由主義と対決する新たな運動を

 動労千葉から田中委員長が新たな闘いに向けた訴えを行った。「24年にわたる国鉄分割・民営化反対闘争の結末がこれでいいのか。国鉄改革法の承認であり、JRに法的責任なしの承認でいいのか。そもそもこれは労働組合を闘わないものにかえるという、戦後の労働運動の歴史を画する攻撃だ。攻防の焦点は労働組合だ。労働組合、労働者は団結して社会を動かすすばらしい力を持っているはずだ。この大運動は、新自由主義攻撃と対決し、この時代に通用する新しい労働運動をもう一回つくりあげたい。私たちの解雇撤回闘争はそういう闘いと一つのものだ。全国に巻き起こっている怒りの声を結集しよう」と訴え、会場から万雷の拍手が応えた。

呼びかけ人からの訴え

 5人の呼びかけ人が登壇し、この全国運動をよびかけた各々の思いを語った。日本近代史研究者の伊藤晃さんは「全国運動は、社会の無数の運動が大きな力となってまとまっていくきっかけにならなければいけない」。愛媛県職労宇都宮理委員長は、「自治体労働者に大民営化、首切り攻撃が突きつけられている。動労千葉が切り開いた尼崎事故弾劾闘争や反合闘争を通して多くを学んだ。国鉄闘争を終わらせないことは全労働者にとって最後の砦といってもいいくらい大事な事」。韓国労働運動史研究家の金元重さんは「国鉄闘争の意味を韓国労働運動の発展、苦闘と重ね合わせて見ている。民主労総ソウル本部の32人の指導者が全国運動への賛同を表明していることは1047名闘争への注目を示している」。法政大学弾圧裁判弁護団長の鈴木達夫弁護士は、「北朝鮮への戦争が切迫し、ただならぬ情勢。解決を喜んだという中曽根の分割・民営化にかけた野望を労働者の闘いによって打ち破ろう」。憲法と人権の日弁連をめざす会代表の高山俊吉弁護士は、「前原国交省は、『国鉄改革の完遂に全力をあげるといっている』。闘う弁護士と闘う労働者・労働組合が一つになるときがきている」。三里塚反対同盟本部役員・鈴木幸司さんの葬儀のため急遽欠席された北原鉱治事務局長からの熱いメッセージが読み上げられた。さらに、とめよう戦争への道!百万人署名運動の西川重則事務局が連帯のあいさつを行った。新たに呼びかけ人に加わった元国労九州本部書記長手嶋浩一さんらのメッセージが紹介され、ス労自主入江史郎委員長が熱烈なカンパアピールを行った。動労千葉長田書記長が後半の司会を行い、呼びかけ人を代表して動労千葉を支援する会の山本弘行事務局長が「新たな全国運動の趣旨・目的と当面の課題」を提起した。

もっとも注目された動労千葉争議団・国労闘争団員

動労千葉争議団・国労闘争団員が訴え

 当該の動労千葉争議団と4名の国労闘争団が登壇し、集会は最高潮となった。高石正博君は、「動労千葉は当然和解から除かれた。これまではちょっと遠慮しながらやってきたが、これからは最先頭で本当に納得のいく解決まで闘っていく」。中村仁君は、「一人の首切りも許さない闘いを貫いて解雇された。これが労働者の魂だ。原則を曲げずに闘う労働運動を作り出すために全国に物販を広げて下さい」、中村俊六郎君は、「これからが本当の正念場。これからも全力で闘っていく」と決意を表明した。さらに和解案を拒否してたちあがった北海道、九州、秋田の国労闘争団員が「国鉄の責任を問わないなど絶対に許せない。私たちの闘いは全労働者のおかれている現実を変えていく闘いだ」と決意を鮮明にした。さらに佐藤正和新小岩支部長のブラジル訪問報国をはさんで決意表明が行われ、最後に全日建運輸連帯労組間生支部の高英男副委員長が「この闘いを孤立させないための武器は現場からの闘い以外にない。徹底的に現場を組織しよう」と閉会のあいさつ。動労西日本大江照己委員長の音頭でインター斉唱、団結ガンバローで終了した。大恐慌時代に立ち向かう新たな闘いが始まった。

10年06月07日 第7000号

ブラジル労働者大会で1047名闘争支援決議採択

ブラジル労働者大会で1047名闘争支援決議採択!
6・13大集会へ

コンルータス全国大会で発言する照岡支部長

 6月3~6日、ブラジル・サントスで開催されている「コンルータス」(全国闘争連盟)の全国大会に招待を受け、いすみ支部・照岡支部長、新小岩支部・佐藤支部長が訪問している。
 コンルータスは、ブラジルのナショナルセンター・CUTの労資協調主義への転落に抗して結成された戦闘的ナショナルセンターだ。今年の全国大会は、もう一つの左派ナショナルセンター・「インターシンディカル」との統合大会でもある。傘下の労働者は100万人という。
 大会の二日目、1047名闘争や11月労働者集会への支援決議(別掲)が満場一致で採択された。また、大会終了後も7日には国際会議、8日には拠点職場との会合なども予定されており、代表団は10日に帰国する。

▼現地からのメールを紹介します
 今コンルータス大会一日目が終了しました。大会は2000人の代議員、20数カ国の国際代表を迎えて始まりました。インターシンディカルとの統一大会は3000人の代議員になるようです。大会の雰囲気はすごくいいです。若い人が多い。女性活動家も多い。熱気がすごいですね。自分たちの力を越えた挑戦をしている強さ、指導部の誠実さ、真剣さ、まっすぐさが胸をうちます。
 国際代表団の発言は三つの枠が用意されました。ひとつはブラジルが派兵をしているハイチから。二つはギリシャを軸に揺れるヨーロッパからスペイン、そして動労千葉です。
 照岡さんの発言の直後から団結ハチマキをくれと日本の場所に若者がつめかけ、50本がすぐになくなりました。もうないと何度断ったことか(笑)。用意したパンフレットもガンガン手渡されています。「明日までに読んで質問する」「あなたたちが来てくれたことはすごいことだ」と日本の闘いが注目されています。

 今コンルータス大会の二日目が始まりましたが、照岡さんの発言に感銘を受けたという労働者や学生が話しかけてきて写真をとったりインタビューに応じたりと大いそがしです。

日本政府による国鉄分割・民営化攻撃を弾劾し、1047名国鉄労働者の解雇撤回を求める決議

 1987年の国鉄分割・民営化は、日本における戦後最大の労働運動解体攻撃であった。激しい労組破壊攻撃の中で20万人の国鉄労働者が職場を追われ、200人が自殺に追い込まれた。総評・社会党が崩壊し、その結果、市場原理主義の政策が社会全体に貫徹され、1000万人をこす労働者が非正 規職に突き落とされた。
 さらに国鉄民営化は、107名の乗客・乗員の生命を奪った尼崎事故や、安全を無視した作業の強制によって、民営化以降370人もの鉄道労働者の業務中の死亡事故を引き起こしている。
 この攻撃との闘いは、民営化から24年が経つ今も終わっていない。1047名の労働者が国鉄分割・民営化を弾劾し、解雇撤回を求め、労働運動の再生を願う多くの労働者の結集軸となって闘い続けてきたのである。
 日本政府は今、より大規模な民営化・労組破壊攻撃に踏み出そうとしている。そのために、国鉄闘争の「政治決着」-闘争終結に全体重をかけ、攻撃にでている。
 動労千葉に結集する鉄道労働者は、全国の労働者に、この闘いの継続と新たな発展に向け共に闘う呼びかけを発している。

 従って、本大会の名において次のことを決議する。

1.国鉄分割・民営化を弾劾し、解雇撤回を求める日本の鉄道労働者の闘いを支持するとともに、本大会の名において、日本政府および日本国有鉄道の法的?実質的な承継法人である。鉄道運輸機構、JR各社に対し、不当労働行為を謝罪し、彼らをの解雇を撤回することを強く求める。  

1.動労千葉は、改憲・戦争と民営化・労組破壊に立ち向かう闘う労働運動の全国ネットワークの形成と、国境をこえた労働者の国際的団結の発展をめざし、韓国民主労総ソウル地域本部やアメリカILWU、UTLA等のランク&ファイルの組合員とともに、11月労働者集会を開催する。
 この集会を労働者階級の重要な国際的な共同行動の場として支持し、闘いへの結集を各国で呼びかける。

 2010年6月4日
 コンルータス第2回全国大会

10年06月05日 第6999号

6・13大集会に全力で集まろう

解雇撤回・外注化阻止!
6・13大集会
13時/文京シビックホール
全力で集まろう

24年間の闘いは何のためだったのか

 24年間の人生をかけた闘いは一体何のためだったのか。国鉄改革法を承認するためだったのか。JRに法的責任がないことを承認するためだったのか。「不当労働行為や雇用の存在を二度と争わない」「JRへの雇用については努力するが希望どおり採用されることは保障できない」などという「受け入れ条件」にサインするためだったのか。「国鉄改革は大きな成果をあげた。国鉄改革の完遂に全力を挙げる」と政府を勝ち誇らせるためだったのか。こんな犯罪行為の上塗りを承諾するためだったのか。国労を「JR産別の企業内組合」に転落させるためだったのか。全面的な業務外注化攻撃=第二の分割・民営化攻撃を闘わずして容認するためだったのか。尼崎事故にまで行き着いた安全の崩壊に口を噤むためだったのか。
 絶対に国鉄分割・民営化を正当化させてはならない。それは、敵にフリーハンドを与え、労働運動のより一層反動敵な再編・解体攻撃に棹さし、労働運動・労働者の未来に大きな禍根を残すことだからだ。
 実際、国鉄分割・民営化よりももっと大規模な形で、「国鉄方式」による公務員労働者への全面攻撃が始まっている。今度の「和解」=国鉄民営化問題の決着がその引き金になろうとしていることを見すえなければならない。国鉄分割・民営化をきっかけとして、1千万人をこす労働者が非正規職に突き落とされ、新自由主義政策の下で労働者の雇用・賃金・権利・団結が徹底的に破壊されたことを忘れてはならない。

なぜJRの現実から目をそらすのか

 しかも、JRの職場では、鉄道業務を丸投げ的に外注化し、JRを数百の子会社・孫会社に分割し、労働者を強制出向にかり立て、あるいは膨大な規模で非正規職労働者に置き換えていく第二の分割・民営化攻撃が始まっているのだ。そして、それによってもたらされるのは、安全の崩壊=第二第三の尼崎事故に他ならない。
 民営化、国家的不当労働行為による自らの不当解雇の撤回を求めてきたにも係わらず、なぜこうした現実にひと言の言葉も発せず、見て見ぬふりをすることができるのか。
 国労本部は、かつての4党合意や今回の「政治決着」と表裏一体で、闘わずして全て容認してきた。それどころか、その過程でJRと「和解」し、「正常な労資関係」を確認し合ったのだ。
 職場には偽装請負が蔓延し、組合員は下請け会社に追いやられ、5年で解雇される契約社員が激増し、そうしたことが安全の崩壊をもたらすことは目に見えているのに、その現実には目をつむって「4者4団体の団結の成果」を語るのは大いなる欺瞞ではないのか。
 われわれは昨秋から今春にかけて、外注化の矛盾を徹底的に突いて5波のストライキに立ち上がり、検修・構内外注化4月1日実施を止める闘いを実現してきた。身を切るような闘いだったが、2001年以降始まった外注化攻撃を今日まで止めている。つまり、本気で闘えば阻止することができる攻撃だったということだ。
 国鉄分割・民営化との闘いは何ひとつ終わっていない。今回の「和解」は、日本の労働運動にとって歴史的な転換点となりかねない重大な攻撃でもある。国鉄闘争の火を消してはならない。怒りの声は満ちているのだ。今こそ、新自由主義攻撃と対決する労働運動をつくりあげなければならない。われわれは「蟷螂(とうろう)の斧を振るうとも」の決意で立ち上がる。

新たな全国運動呼びかけ人

伊藤  晃(日本近代史研究者)
入江 史郎(スタンダード・バキューム石油自主労働組合委員長)
宇都宮 理(愛媛県職員労働組合委員長)
大野 義文(元安芸労働基準監督署長)
大和田幸司(全国金属機械労働組合港合同事務局長)
北原 鉱治(三里塚芝山連合空港反対同盟事務局長)
金  元重(韓国労働運動史研究者)
高  英男(全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部副委員長)
ジャック・ヘイマン(国際港湾倉庫労組ローカル10執行委員)
鈴木 達夫(弁護士・法政大学弾圧裁判弁護団長)
高山 俊吉(弁護士・憲法と人権の日弁連をめざす会代表)
中江 昌夫(元動力車労働組合副委員長)
花輪不二男(世田谷地区労顧問)
葉山 岳夫(弁護士・動労千葉弁護団長)
山本 弘行(動労千葉を支援する会事務局長)
矢山 有作(元衆議院議員)
全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部
韓国・民主労総ソウル地域本部

10年06月04日 第6998号

6・13集会全力で集まろう

6・13集会全力で集まろう
13時文京シビックホール
解雇撤回、外注化阻止、労働運動の再生を!

新たな全国運動に期待する!

▼伊藤 晃(日本近代史研究者)
 この運動の意味は、全国の労働運動の再建を助けることにあると思っている。国鉄1047名解雇撤回の闘いは新自由主義に対抗する大きな力だった。その運動の意志を引き継ぐ必要性は依然として残っている。動労千葉はおそらくその仕事をやってくれるでしょう。

▼鎌倉孝夫(経済学者)
 国鉄分割・民営の不当性の認識は消してはならない。分割・民営化に抗する闘いは終わっていない。いま分割・民営化の総仕上げと言うべき外注化、子会社化が進められている。これに対する闘いなくしては労働者の未来はない。厳しい状況の中で労働運動再生に向けた闘いに立上がった動労千葉の運動に期待し、支援します。

▼北野弘久(日大名誉教授)
 永い間、本当に「正義」を求めて努力してこられたことに敬意を表します。まさに不合理な日本政府のやり方による犠牲者だと言わねばなりません。

▼北原鉱治(三里塚芝山連合空港反対同盟事務局長)
 三里塚闘争は44年間、国家権力と闘いぬいてきた。労働者と農民の闘いは切っても切れない。国鉄1047名解雇撤回
闘争はここで妥協していいのか。もっと強く労働者の立場を社会や政治に持ち込んで獲得すべきではないのか。

▼高 英男(連帯労組関西地区生コン支部副委員長)
 今度の和解は労働運動に大きな汚点を残すものだ。民間にも影響する。今までのような運動のやり方では組織できない。集会とデモだけでは現場の闘いに勝てない。国鉄攻撃は分割=分断に目的と意図があった。勝つ陣形をつくらなければならない。

▼中村吉政(全国金属機械港合同副委員長)
 闘争を終結するときは、それが他の労働者にどのような影響を与えるのかを考えなければならない。このような解決では話にならない。残念で、怒り心頭だ。火は一度消してしまってからでは燃やせない。

▼国労新潟駅連合分会
 解雇撤回を貫く1047名に、可能な支援は今後も続けます。頑張りましょう。

▼高山俊吉(弁護士)
 前原国土交通大臣の談話に衝撃を受けた。「国鉄改革は大きな成果をもたらした。国鉄改革の完遂に全力を挙げる」と言っている。司法改革も本質は全く同じ。弁護士を権力の側に立たせる攻撃だ。闘う者がみんな手を結び合わなければならない時が来た。私たちは多数派です。この運動を闘う人々が結集するコアに。

▼葉山岳夫(弁護士)
 三池闘争の敗北で日本の労働運動が壊滅的な状況になった。三池ではその3年後に炭塵爆発事故が起きて500人近い労働者が殺された。国鉄分割・民営化も尼崎事故をひき起こした。新たな運動で、労働運動復権に向けた流れをつくろう。

▼鈴木達夫(弁護士)
 中曽根首相は国鉄分割・民営化で労働運動をつぶし改憲をやろうとした。それを1047名闘争と動労千葉が阻んできた。昔の話じゃない。今現在の問題だ。
この運動は、中曽根から始まった労働運動解体攻撃を逆転させる全国政治闘争だ。

▼ジャック・ヘイマン(ILWUローカル10執行委員)
 私は、1047名国鉄労働者の解雇撤回と、組合破壊の合理化に反対し運転保安を確保する闘いを継続する新たな全国運動に、心底から賛同します。亡くなられた中野さんが開始の時点から心を砕いてきたこの重大な階級闘争を生き返らせること以外に、彼を悼み敬意をはらう道はありません。国鉄労働者を守っていく動労千葉の闘いは同時に、日本帝国主義の軍事国家化の衝動と対決し、憲法の反民主主義的な改悪を阻止していく闘いです。貴方のけつぜとした努力の成功をお祈りします。
 連帯をこめて。

▼テッド・ルードウィック(元AMFAローカル33委員長)
 私たちは動労千葉の闘いの精神に称賛の声を送るとともに、民営化に反対する闘いを断固支持します。今はデルタ航空とされたノースウエスト航空は、その全ての航空機補修・整備業務をいくつかの孫請け会社に外注化しました。AMFA(米航空整備士労組)は444日の全国ストライキで、この暴挙に反対して立ち上がりました。そして、4400人の全てのAMFA組合員はその職を失い、ノースウエスト航空の組合は解体されました。しかし、彼らは決してその闘いの精神を失ってはいません。
 私たちは原職奪還をめざし、全世界の労働者を苦しめている新自由主義攻撃に引導を渡さんとする貴闘いを断固支持します。
 ありがとう動労千葉! 連帯を込めて。

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