反合・運転保安
伊藤晃氏講演(全支部活動者研修会)
戦後労働運動をどう乗り越えるか
伊藤晃氏講演(全支部活動者研修会)
第20回全支部活動者研修会が1月22~23日、上諏訪で開催された。
一日目は、田中委員長による「階級的労働運動の復権をめざして とりまく情勢と外注化阻止闘争」、長田書記長による「外注化、基地統廃合決戦と3月ダイ改、12春闘を中心とした当面する取り組みについて」が提起され、渦中の外注化阻止闘争、基地再編攻撃阻止闘争を皮切りに組織拡大闘争に打って出ることが確認された。
二日目は、伊藤晃氏(労働運動研究家)による「戦後労働運動史と国鉄労働運動」と題する講演を受けた。この講演は、昨年11月の韓国における日韓理念交流での講演を元に、動労千葉の反合・運転保安闘争を戦後労働運動の歴史のなかに位置づけて論じられ、初日の闘争方針に大きな確信を与えるものとなった。
以下、伊藤氏の講演の要約する。
企業組合とその分裂―団結をどう組織していくのか
伊藤氏は、はじめに日本の労働運動の現況に触れ、新自由主義攻撃、原発災害という現実に対して、日本の労働運動が受動的であり、何も有意なことができていないという現状をどう変革するのか、という立場から戦後労働運動史を研究する必要性を感じ、この観点から総評敗北の過程、とりわけ組合分裂を阻止できなかったこと、そして反合理化闘争に失敗したことの2点に重点をおいて提起された。そして、このなかで動労千葉の運動にあらためて光を当てるものであった。
企業別組合が分裂していく過程として、第2組合が多数派になっていくもの、第1組合内の右派が組合をのっとっていくもの、そして左派組合自体が内部的変質をするものとがあるが、団結をどうつくりだしていくかという運動のつくられ方に問題があるのではないかという疑問を呈した。
その点は、’57年国鉄新潟闘争でも顕著に現れた。実質的なストライキ状態にまでもちこんだ現場の実力闘争を「労働者の弱さ」を理由にして収束させた総評・国労指導部への不信感、失望、組織の大動揺が結果として組織を弱体化させた。闘争の中で労働者の意識が変化し、強固な団結へと変わっていくことに確信をもてず、またそのように団結を高めていくことができなかった指導部のあり方が、第2組合を克服できない大きな理由ではないか。
団結の本質は、労働者の中に積極的・能動的な集団意志をつくることであり、その形成は、労資対立のなかで労働組合による労働者の共同の団結と連帯によって問題を解決するという選択をとる過程のなかでできていく。闘うことによって問題の本質が「わかる」という経験などを通して形成されていく。動労千葉が日常行っている運動がそれである。
反合理化闘争の可能性―動労千葉の闘い
三池争議など60年代を中心とした合理化の過程でも、合理化は「宿命」であり、仕方ないとした受動性と無為性のなかで敗北していった。しかし、マル生反対闘争の勝利と動労千葉の反合・運転保安闘争をみたとき、反合理化闘争の可能性をみることができる。とりわけ動労千葉の運転保安闘争が切り開いた地平は、一つは合理化や技術革新は必然ではないと明らかにしたことだ。技術は労資対立を越えた中立的なものではなく、合理化はむしろそれを進めようとする資本とこれに対する労働組合のぶつかり合いという労資対立の日常の中にある。
第2に、合理化はそれ自体の中に矛盾をはらんでいる。効率を求めスピード化を図ることと安全性の矛盾が生じる。この矛盾が事故を起こすことを動労千葉は闘いの中で発見した。船橋事故闘争で、事故原因は一般的に存在するのではなく、国鉄、企業がこの原因をつくった、その責任追及こそ大事なのだと合理化の矛盾を当局の責任として追及することができることを証明した。
さらに事故とその要因は、日常、目には見えないが、事故になる可能性が現場の労働者にはわかる。レール破断摘発闘争など、労働組合の役割として、それを社会に見える形にしていった。「技術」はそれを支える人間があって初めて成り立つ。「いつか事故が起きる。危ない」という労働者の感覚を科学に対置し、運動を行ってきた。こうした労働者の感覚を組織化しなくてはならない。動労千葉の闘いは巨大な労資対立の運動の最前線に位置する闘いだ。
ウソと隠蔽で京葉車両C 構内業務の外注化を強行
JR千葉支社 CTS
ウソと隠蔽で
京葉車両C 構内業務の外注化を強行
「前進全ノッチ」投入問題ー「手がすべった」「ブレーキを当てていた」「本人も非常をかけた」ーウソと隠蔽の回答を行うJR千葉支社とCTS
1月27日、JR千葉支社は、京葉車両センターの構内入換業務について、「1日勤」の外注化を強行した。
しかし、今回の構内業務外注化強行は、全てが真っ赤なウソで塗り隠し、事実を隠蔽して行われた代物だ。
この間、日刊で報道したとおり、1月13日、京葉車両センターの洗浄線において、元管理者が列車の入換訓練を行っていたところ、一旦停止表示の手前で、本来ブレーキをかけなければならいないのに、「前進全ノッチ」を投入するという考えられない事態が発生した。これは、23年間もハンドルを握ったことがない者を、無理矢理外注化要員として駆り出したJR千葉支社と、業外注化を受託した千葉鉄道サービス(CTS)に全ての責任があることは明らかだ。
全ての責任は、無理矢理強行したJRとCTSにある
1月25日にJR千葉支社、翌26日にCTSとの団体交渉が行われた。JR千葉支社の回答要旨は以下のとおりだ。
千葉支社 担当者は、前進全ノッチを入れようとして入れたわけではない。ハンドルに手を添えていて、ちょっと力を入れたら全ノッチまで入ってしまった。205系は、ノッチが入りやすい車両であった。
本務が非常ブレーキをかけ、「一旦停止」手前で止まった。「一旦停止」手前で止まる認識はあった。
今回は、たまたま事象が発生したが、訓練中のことであり、指導するまでもない事情だと考えている。
また、CTSの回答要旨は次のとおりだ。
CTS 手が滑ってしまい、ハンドルが動いてしまった。状況は、訓練担当者は、「一旦停止」に向けてブレーキ2ノッチを当てていた。その時に、手が滑ってしまい「前進全ノッチ」まで入ってしまった。
本務が非常ブレーキをかけたが、訓練担当者も非常ブレーキを一緒にかけている。
しかし、JR千葉支社、CTSの回答は、真っ赤なウソであり、事実が隠蔽されていたのだ。
前進全ノッチ投入ーブレーキ緩めー一旦停止も通過
組合が、あらためて状況を確認したところ、次のとおりの事態が明らかになった。実際の経過はこうだ。
元管理者は、洗浄機の手前にある「一旦停止」付近まで列車を進めた。本来はここでブレーキをかけなければならないが、元管理者は「前進2ノッチ」を入れてしまった。本人は、あわてたためにさらにノッチを引いてしまい「前進全ノッチ」まで投入してしまった。
しかも、元管理者は、ブレーキを緩めようとした。
本務担当者は、元管理者がブレーキを緩める方向にハンドルを動かしていたため、ブレーキから手を離すように言って、直接、非常ブレーキをかけた。
列車は、「一旦停止」を通り過ぎ、洗浄機の手前まで行って止まった。
これが、1月13日に発生した事態の真実だ。
「ちょっと力を入れすぎた」?「手が滑った」?「『一旦停止』手前で止まった」?「元管理者も非常ブレーキをかけた」?
ふざけるな、全てがウソじゃないか。
調べればすぐに分かるようなことであるにもかかわらず、ウソにウソを重ね、しかも事実を隠蔽しようとしたのだ。ここまでして京葉車両センター構内入換業務「1日勤」の外注化を強行したということだ。
さらに、業務委託を強行した後も事態は深刻になっている。別の担当者は、出区点検後、転動防止を行わずに電車を離れるという事態も起きている。
細かく決められた内規や構内の実際の状況を把握するには相当の時間がかかるはずだ。長期間ハンドルを握っておらず、しかも京葉車両センターの構内運転を初めて行う者ばかりのため、数日の机上訓練で細かく規定された内規を覚えられるはずがないのだ。
ウソと隠蔽、偽装請負で固めて業務委託を撤回しろ!
さらに、委託された業務に関する列車の出区点検が終了した後、CTSの入換担当者が、JRの当直に、直接、出区点検が終了した旨の連絡まで行っているというのだ。
これは、明白な偽装請負だ。委託直後から、平然と偽装請負が行われている。これがJR東日本の業務外注化の実態だ。
ウソと事実の隠蔽、そして偽装請負によってしか成り立たない業務委託を無理矢理強行したために、今回のような事態が次々に発生しているのだ。
このままでは、重大な事故が発生しかねないことはハッキリしている。
JR千葉支社は、直ちに業務委託を撤回し、直営に戻せ!
千葉鉄道サービスは、業務の受託を撤回しろ!
4月全面外注化阻止!強制出向粉砕へ、ストライキで闘いぬこう!
動労千葉に結集してともに闘おう!
4月全面外注化阻止へ、1・27ストを闘いぬく!
京葉構内業務外注化強行弾劾!
4月全面外注化阻止へ、
1・27ストを闘いぬく!
何の意味もない「1日勤」の外注化ー怒りのシュプレヒコールが響き渡る
組織拡大で反撃しよう!
![]() ←早朝で寒さ厳しい中、京葉車両センター正門前には、スト突入者や各支部組合員、支援する会の仲間など、100名が結集し、外注化強行を弾劾するとともに、他労組組合員に「ともに闘おう」と訴えた。(1月27日、京葉車両C) | |
![]() 正門前には「外注化阻止」の横幕が立ちはだかる! | |
![]() 抗議行動に結集した組合員、支援する会の仲間に訴える田中委員長。 | ![]() ↑幕張支部・山田支部長 |
![]() ↑銚子支部・渡辺支部長。 | ![]() ↑京葉支部・横尾君 |
![]() 指名ストを闘う千葉転支部・高橋君。 外注化阻止をともに闘い、基地再編攻撃粉砕! 5月運用開始阻止へ指名ストを貫徹するとの決意が語られた。 | ![]() |
| ↑青年部・渡辺書記長。「俺たちは絶対に外注化を阻止する。出向にはいかないぞ」との熱烈な決意が語られた。 |
←DC会館で行われたスト突入集会には150名が結集。4月全面外注化阻止へ2~3月を全力で闘い、この中で組織拡大を実現して外注化阻止、出向拒否で闘うことを確認 | |
京葉構内外注化阻止 1・27ストライキ
京葉構内外注化阻止!
1・27ストライキへ!
数日の間に速度違反が連続して発生
1月18日付の千葉支社の指導情報70号によれば「京葉車両センター構内で内規に定める制限速度を超過した事象について」として2件の速度超過があったことが掲示されている。1月13日の速度超過は、一旦停止の場所で止まらずに前進全ノッチを入れるという重大な事態が起きたその直前に起こっており、1日に2度も同じ箇所で入るときと出るときにおこっているのだ。そして16日にも、全く同じところで別の訓練者が同様の事象を起こしているのだ。速度超過の事象は、どちらも洗浄線から洗浄機を通って西群線にいく場合に車両が洗浄機を通り過ぎるまで10㎞以下で運転しなければいけないところを10㎞以上で運転し、本務の運転士からブレーキを扱われるか口頭で指示されたものだ。全く運転の基本がなっていないと言うしかないことが起きている。
しかし、同じ13日に同じ担当者が一旦停止の場所で止まらずに前進全ノッチを投入したことは全く情報として出されていない。これは同様な事象がこの間の訓練の中で多発し、隠しきれなくなって指導情報という形で今回の2件の事象を出し、一旦停止で全ノッチを投入したことは隠し通して何とか訓練を続けようとしている事の表れだ。
今回の外注化にあたってかき集めた担当者は、二十年以上もハンドルを握っていないか、千葉支社自らが事故を起こしたことにより乗務をおろした者ではなのだ。ここに今回の外注化の無理とデタラメさがはっきりとなっている。しかも今回の訓練では入換訓練に6日、その他の実技訓練に8日とたった2週間の訓練で済ませ、JRが見極めをおこない外注化を強行しようとしている。全くデタラメな訓練であり、外注化だ。
こんな事を行っていたら重大事故が起こる事は明らかだ。しかし、千葉支社はこれらの事象があっても、見極めを通して1月27日からの外注化を強行しようとしている。まさに外注化の為の外注化であり、ただ全面外注化のためにCTSでの実績を作るためだけの外注化なのだ。
動労千葉は、この京葉構内の外注化に絶対反対だ。全面外注化にも絶対反対だ。
われわれは、1月27日、下記のとおりストライキに起ち上がる。京葉車両センターでの外注化を止めよう。全面外注化を阻止しよう。今、起ち上がれば全面外注化は止めることが出来る。動労千葉に結集し、共に闘おう!
京葉構内外注化阻止 1・27ストライキ戦術 当日の行動 |
JR東日本-「駅業務委託のさらなる推進」を提案
「駅の規模に関わらず」外注化を実施
これで鉄道の安全が守れるのか!
JR東日本は、1月11日、動労総連合に対して、「駅業務委託のさらなる推進について」の提案を行ってきた。
提案は、「『NF(ニューフロンティア)2008における今後の駅のあり方』を踏まえ」とした上で、
① 東京、横浜、八王子、大宮、千葉支社では、駅の規模に関わらず、乗客の利用実態や駅の業務実態等を総合的に勘案し、駅業務委託を推進する
② 高崎、水戸、仙台、盛岡、秋田、新潟、長野支社では、エルダー社員やJRからの出向者のほか、委託先会社で採用するプロパー社員も従事する
というものだ。
また、「乗客の利用実態」については、乗客が通勤・通学で使用する駅か、あるいは観光客が中心の駅かどうかなどを勘案するとしている。「駅の業務実態等」については、運転取り扱いを行っている駅かどうか等を勘案するとしており、今回の提案では、運転取り扱いの考え方を取り払う考えはない旨の説明が行われた。
実施時期は、今年4月1日以降、準備でき次第としている。
また、具体的な委託実施箇所や委託業務量等については、各支社において別途提案するとしている。
「中規模以上の駅」を含めて駅業務を全面外注化
今回の「駅業務委託のさらなる推進」提案は、「NF2008における今後の駅のあり方」(NF08今後の駅のあり方)により実施されてきた駅業務の委託のあり方について、「駅の規模に関わらず」と提案することで、駅業務委託に関する制限を取り払うというものだ。
「NF08今後の駅のあり方」では、首都圏(東京、横浜、八王子、大宮、千葉)の各支社において、乗降客2万人以下の「比較的小規模な駅」を対象にして駅業務の一括委託が行われてきた。そして、「中規模以上の駅」には契約社員(グリーンスタッフ)を次々に導入してきたのだ。
しかし今回の「駅業務委託のさらなる推進」提案は、「比較的小規模な駅」の委託が終了したことから、今後は、「中規模以上の駅」という考え方を取り払い、「駅の規模に関わらず」に駅業務の委託を実施するというものだ。
駅業務委託に関する制限を取り払うー駅長配置駅も委託対象
しかも提案時にJR東日本は、「『駅の規模に関わらず』ということは、駅長を配置している駅であっても、条件が整えば、駅長も含めて委託することになる」「その場合には、駅長も含めて出向になる」との考え方を示してきた。
さらに、現在、JR東日本は、駅→車掌→運転士への昇進ルートを基準にしているが、今回の提案により駅業務の委託が実施された場合、新規採用者が配置される駅そのものがほとんどなくなってしまうため、新規採用者等は、就職後、一旦、駅業務委託先の会社に出向し、そこで駅業務を習得することになってしまう。
これでどうやって鉄道の安全を守れというのだ。
また、提案では、「委託先会社で採用するプロパー社員も従事する」としているが、これは、契約切れになるグリーンスタッフ(契約社員)を委託先会社で雇い入れて駅業務に従事させることも含まれていおり、形式上は働き続けるようになるが、賃金を含めた労働条件のさらなる切り下げにつながることは明らかだ。
運転士・車掌を除く全ての部門の外注化が狙い
この間、設備部門(保線、電気、信号・通信、土木、建築)が全面外注化され、そして今、検修・構内業務の全面外注化攻撃との攻防が闘われている。その中で、今回の「駅業務委託のさらなる推進」が提案されたわけで、これで、運転士、車掌を除く全ての部門の外注化が出そろったことになる。これらが全て実施された場合、現場で働く労働者はほとんどが出向に駆り立てられることになり、JRに残るのは現場のほんの一部と、管理者だけになるということだ。これでどのようにして列車の安全を確保し、運行し、そして乗客の安全を守れというのだ。
労働者から職場と仕事を奪い、賃下げを強行するJRを許すな
もう一方、JR東日本は、今年4月1日から「新人事・賃金制度」導入を狙っている。これも管理職以上を大幅に優遇し、一般の労働者はほとんどが賃下げになる制度だ。こうしたことを考えれば、「新人事・賃金制度」は鉄道業務の全面外注化を前提にした制度だ。
鉄道業務の全面外注化とそれによる強制出向、さらに「新人事・賃金制度」による労働者への賃下げ攻撃を平然と行おうとしているJR東日本を絶対に許すことはできない。
業務委託阻止、「新人事・賃金制度」撤廃へ、職場での団結を強化して闘いぬこう!
組織拡大の闘いをさらに推し進め、動労千葉の闘いを強化・拡大しよう!
このままでは重大事故になる!直ちに外注化を止めろ!
このままでは重大事故になる!
直ちに外注化を止めろ!
「一旦停止」の場所で、前進全ノッチ!
全ての組合員のみなさん!
京葉車両センター構内業務の外注化をめぐり、とんでもない事態が発生した。
JR千葉支社は、1月10日から、京葉車両センターにおける業務外注化のための入換業務の訓練を強行しているが、この訓練の中で、構内で「前進全ノッチ」を入れるという考えられない重大事態が発生したのだ。
本務運転士が非常ブレーキをかけたため事なきを得る
1月13日、京葉車両センターにおいて、外注化要員としてハンドル訓練を行っていた担当者が、205系8両編成を西群線から洗浄線に向けて転線していた。車体洗浄機に入る際には、手前にある「一旦停止」の表示で列車を停止させ、10㎞以下で車体洗浄機に進入することになっている。
しかし、この日、ハンドル訓練を行っていた担当者は、「一旦停止」位置で止まらずに、逆に「前進全ノッチ」を投入したというのだ。全く考えられない事態だ。
止まるはずの列車が止まらず、急に加速したために本務の運転士が非常ブレーキをかけたために事なきを得た。
今回、洗浄機手前で「前進全ノッチ」を入れた訓練担当者は、京葉車両センターの構内業務外注化のために駆り出された元管理者だ。
そもそも、「一旦停止」位置で「前進全ノッチ」を入れること自体考えられないことだが、こうした者を選定してハンドル訓練を行わせたこと自体問題だ。
全ての責任は、外注化を進めるJR千葉支社にある!
今回の訓練担当者の経歴を見てみると、1989年に千葉支社の課員となって以降、23年以上もハンドルを握ったことがないのだ。千葉支社は、こうした経歴を承知の上で、無理矢理外注化要員として駆り出して、訓練を行わせたのだ。
動労千葉は、千葉支社が訓練を強行する前段で、「ハンドルを数十年も握っていない者にハンドルを無理矢理握らせることは事故につながる」として追及してきたが、千葉支社は、「過去にハンドルを握った経験もあり、技術もある」「見極めについても、十分経験があるから大丈夫」と言って訓練を強行したのだ。
そして、訓練を強行した結果がこの有様だ。
一方、今回のような重大事態が発生したこともあり、京葉車両センターでは、「訓練なんかやりたくない」という声が吹き出している。
このままでは重大事故につながることは明らかだ。千葉支社は、京葉車両センターの構内業務外注化を直ちに中止しろ!
京葉車両センターで働く仲間は、外注化のための訓練を拒否しよう!
東労組の裏切りと決別し、動労千葉に結集してともに闘おう!
当面するスケジュール ◎幕張・ライフサイクル千労委 日 時 1月24日(火)13時から |
京葉構内業務外注化- 訓練強行にスト決起!
京葉構内業務外注化- 訓練強行にスト決起!
検修業務外注化は止められる!
東労組の裏切りを許すなー動労千葉で闘おう!

京葉車両センター構内業務外注化に向けた訓練強行に対して時限ストに起ち上がり、門前での抗議闘争を闘う。
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![]() 平成採に「ともに闘おう」と訴える京葉支部・横尾隆之君 |
スト後の立ち上がりに向け構内に入る繁沢副委員長と横尾君に激励のコールが送られる。 |
全ての組合員のみなさん!
JRで働く仲間のみなさんん!
動労千葉は、1月10日、京葉車両センター構内業務外注化に向けた訓練実施強行に対して、京葉車両センター組合員を対象とした始業時から1時間の時限ストライキを闘いぬきました。
今回、千葉支社が修正提案まで行って進めようとしている京葉車両センターの構内業務「1日勤」の外注化は、JRでの要員削減数が「▲2名」であるにもかかわらず、担当者3名を指定して訓練を行おうとしていることを見れば、会社にとってみれば要員増になるだけで、何の意味ももたない合理化だ。
しかし、それでも訓練を強行して27日に「業務委託実施」を行おうとするのは、4月に全面外注化を行うための「実績」を作るためだけなのだ。
こうした全くデタラメな千葉支社への怒りの中で、早朝にもかかわらず京葉支部の当該組合員はもちろんのこと、幕張支部をはじめ各支部から結集した組合員や動労千葉を支援する会の仲間など70名が京葉車両センター門前に結集し、怒りのシュプレヒコールを叩きつけ、抗議闘争を闘いぬいた。
訓練に協力するなー仕事が無くなってからでは遅い!
とくに構内業務を行っている横尾隆之君からは「自分たちの仕事を取られることを分かりながら、なんで訓練に協力しなきゃいけないんだ。一緒にやろう。仕事が無くなってからじゃ遅い、みんなで闘おう」との熱烈な訴えが行われた。
また、幕張・山田支部長からは、門前に並ぶ管理者らに対して「業務外注化で自分たちの子や孫の仕事もなくなる。お前たちが未来を奪ってるうんだ」と痛烈に突きつけた。
外注化は、現場から闘えば絶対に阻止できる。現場を裏切る東労組とキッパリ決別し、動労千葉に結集してともに闘おう!
1・10スト貫徹-京葉車両C 抗議行動に全力結集を!
京葉構内入換業務外注化阻止!
1・10スト貫徹-京葉車両C 抗議行動に全力で結集しよう!
5日に修正提案ー委託業務量「2日勤」を「1日勤」に変更
実施日=「1月27日」を提示
全ての組合員のみなさん!
JRで働く仲間のみなさん!
JR千葉支社は、1月5日、京葉車両センターの構内業務委託に関して、「修正提案」を行ってきました。委託実施日は、「1月27日」という内容だ。いよいよ外注化に向けた攻撃が本格的に始まったのだ。
団結し、職場からストライキで起ち上がろう。
7日から訓練を実施ーJRが全ての訓練を行う?
千葉支社の修正提案は以下のとおり。
修正提案での委託業務量は、当初の「2日勤」を「1日勤」に変更、これにより京葉車両センターの要員削減数は▲3名から▲2名とするとしている。
委託する業務については、仕業の「日勤1」を対象にするとしている。
委託に伴う教育・訓練については、1月7日から実施するとしており、規程類に関する机上訓練を2日、入換に関する訓練を6日、分割併合や誘導等に関する訓練を8日、合計16日間で教育・訓練を終了するとしている。
教育・訓練の対象者は3名で、全員がエルダーであり、教育・訓練にあたっては京葉車両センターの「日勤1」と「日勤2」を使って入換業務等の訓練を行うとしている。
訓練については、JR側が行い、京葉車両センターの構内助役及び千葉支社の運輸部が担当するとしている。
そして、教育・訓練の見極めが終了した後、1月27日に委託を実施するとしている。
意味のない形だけの外注化ー狙いは4月の全面外注化
今回の修正提案は、1月中に業務委託を実施するために形だけ訓練を行うというもので、業務委託自体は全く意味がないものだ。もともと「2日勤」を委託する予定で提案していたものの、実際に作業を行うエルダーがほとんど集まらないという中で、ようやく3名(篠原、海宝、元助役1名)をかき集め、形だけ揃ったから訓練し、委託するというのだ。これまでも運輸関係での合理化提案が出されてきたが、人が集まらなかったからという理由で「修正提案」が行われたことは、一度もなかったことだ。
結局、会社が考えていることは、4月全面外注化に向けて、千葉支社における実績を形だけでも作ってしまおうというものだ。
一方、京葉車両センターの構内業務の委託理由として会社は、「運転士免許を保有している高齢者の雇用の場の確保とノウハウの活用」をあげている。
しかし、団塊の世代が退職し、来年以降数年は運転士からの退職者がほとんどいないという状況になる。そうなれは、委託した業務に従事するエルダーの確保すらできなくなってしまう。こうしたことを考えてみても、何らの将来的な展望もないまま、形だけ業務委託を行うということだ。
こんな形で仕事が奪われていいはずがない。
組合員を通常業務から排除ー不当労働行為を直ちに止めろ
しかも、京葉車両センターでは、訓練を実施するという状況の中で、組合員が構内の通常業務から排除されるという状況が発生している。構内の「日勤1」「日勤2」は通常業務として数日ずつ構内要員に指定されている。しかし、訓練対象になっているため、訓練開始日の7日以降は、日勤業務から排除されているのだ。組合員を日勤業務に指定した場合、ストライキになったら訓練が遅れてしまうため、「27日実施」ができなくなってしまうため、勤務を外すという不当な業務運営=不当労働行為が行われているのだ。絶対に許せない。
こうしたことから動労千葉は、1月10日、京葉車両センターを対象にしたストライキに起ち上がることを決定した。
全ての組合員のみなさん!
1・10スト貫徹!京葉車両センター抗議闘争に総結集しよう!
そして平成採の仲間の皆さん!自分たちの仕事と将来を守り、労働者の誇りを取り戻すために、ストライキをともに闘おう!
| 【闘争指令】 1・10スト貫徹ー京葉車両C抗議行動へ スト期日 1月10日(火) |
外注化阻止へ正念場!―明日の「修正提案」許すな!
明日にも外注化「修正提案」
いよいよ事態が動きだした。千葉支社は、明日5日にも、京葉車両センター構内業務外注化の「修正提案」を行なおうとしている。当初提案では、昨年10月に二日勤を委託する計画であったが、「1日勤委託」に修正してでも、一度失敗した外注化を強行しようというのだ。
さらに、昨年末の28日には、CTS(千葉鉄道サービス)幕張事業所で清掃業務をしている海宝を1月10日付で、構内外注化要員として京葉事業所に異動することを決定し、29日に本人に通知している。
その前段前では、CTS京葉事業所の副所長として二人の管理者が送り込まれている。これも外注化要員でハンドルを握らせようというのだ。京葉事業所は、何と副所長が4人もいる異常な体制がしかれている。
会社は、海宝、篠原プラス管理者2名という体制で、1日勤分の外注化要員を無理やり探しだしたのである。
こうして、早ければ6日にも外注化のための訓練が始まろうとしている。現場では誰もが反対しているというのに、こんなやり方は絶対に許せない。
もうごまかしは許されない
だが、問題は、こうした動きが一斉に開始された背後で、現場をペテンにかける重大な裏切りが行なわれていることだ。全ては東労組千葉地本の承認のもとに進められているのだ。彼らは現場では反対だと言い、今回の修正提案も、「提案を受けなければ一方的に進められてしまうから受けることにした」とか、これから組合要求をつくるようなことまで言って現場をペテンにかけている。
だが、実際は、京葉車両センター分会の職場集会でそう説明された日には、外注化のための人事まで決定されるようなことが起きるのか。「組合は知らなかった」とでも言うのか。
反対するのなら、なぜ、一般の組合員は「後輩の職場を奪うようなことはできない」とみんな拒否したにもかかわらず、東労組の役員だった2名だけが外注化要員に手をあげたのか。そもそも「エルダーの雇用の場の確保」などという言い方自体がキレイ事を並べているだけのことだ。今回の京葉の外注化などは、篠原、海宝以外には誰も手を上げる者がいなかったのが現実だ。手をあげなかったのは、今回の問題が全面的な外注化につながるものであること、そんなことは絶対許してはいけないことを解っているからだ。「雇用の場の確保なら反対しない」などと言って外注化を推進しようとしてきたのは東労組の幹部だけだ。
もうごまかしは許されない。今こそ、全てをはっきりさせなければならない。
4月検修全面外注化許すな
もっと重大なことがある。東労組本部は、なぜ4月からの検修職場の丸投げ的な外注化を容認しようとしているのか、そして、東労組千葉地本はこの本部の動向に対しどういう立場に立っているのかということだ。反対なのか、賛成なのか。反対ならどういう闘いをやるのか。全面外注化を強行され、1000名もの仲間たちが強制出向に出されてしまってからでは遅いのだ。
今回の京葉車両センターでの構内業務外注化も、それ自体は何の意味もないものなのにあくまでも強行しようとしているのは、全面外注化が目前に迫っているからに他ならない。
検修職場では誰もが外注化に反対している。しかし、東労組は現場を完全に無視して「組合案」なるものを作ってしまっている。しかもそれは、「技術継承のために一支社一車両センターは仕業検査を直営に残してほしい」と言うだけで、全面外注化をほとんど丸呑みしようとしているものだ。
東労組自身、「緑の風」537号で、
| 「外注化拡大施策も……大詰めを迎えています。これは検修職場のほとんどを委託すると共に、1000名規模の若年出向が発生する施策です」 |
と認めている。この点だけ見ても、「高齢者の雇用の場の確保」などウソだったことははっきりしている。しかも、「一部他労組のように無責任に全面反対を訴えるのではなく、……」などと言う。われわれが無責任だというなら、自分たちはどうするのか現場にはっきり説明する責任があるはずだ。
現場で働く者の未来と権利を守るために、自らの雇用を守るために、鉄道の安全を守るために、今こそ外注化阻止の闘いに立ち上がろう。
外注化阻止に向け抗議行動に結集を!
▼1月10日 7時30分
▼京葉車両センター前
3月ダイ改 成田派出の廃止と保全体制変更=要員削減を提案
千葉支社-3月ダイヤ改正に関する労働条件を提案(12/22)
成田派出の廃止と保全体制変更=要員削減を提案
乗務員基地再編は、5月19日運用開始ー要員については提案できずー別途提案
12月22日、JR千葉支社は、来年3月ダイ改の労働条件ー要員関係について提案を行ってきた。ダイ改期日は、3月17日としている。
まず運転士関係では、成田空港への普通列車2往復の増発(千葉駅発15時台と20時台)、武蔵野線での新駅=吉川美南駅の開業、NEXについては現行27往復の内5往復を12両編成から6両編成に変更するとしている。
一方、千葉運転区では、千葉駅改良工事等に伴う車両の疎開により臨時要員を増員(+1)するとしている。
また、久留里線については、特殊自動閉そく方式を導入すること、これに併せて昼間帯の列車(久留里~亀山間)2本をシフトした上で、下り最終列車については久留里~亀山間1往復を削減するとしている。
成田派出ーNEXルートを強化するのではなかったのか?
検修関係では、幕張車両センターについては、113系車両の運用終了と209系車両導入拡大に伴い千葉駅の分割・併合を運転士に担当させること、これに伴い千葉派出については機動力を強化させるとして、現行3徹1日勤を4徹(+2名)にすること、一方、成田派出については車両故障への対応の実績がほとんどないことを理由にして現行2徹を廃止(▲6名)するとしている。
また、209系車両の導入拡大により、保全検査要員の削減(▲3)を行うとしている。
京葉車両センターについては、車両管理体制を強化するとして技術管理を増員(+4)する一方、233系車両の導入拡大にによる保全検査要員の削減(▲2)を行うとしている。
営業関係では、久留里線の特殊自動閉そくの導入に伴い亀山駅を棒線化すること、これに伴い亀山駅での運転取り扱いがなくなることを理由にして現行1徹を廃止して無人化(管理▲1、一般▲2)するとしている。
車掌関係では、千葉車掌区について、列車へのEB装置搭載により回送列車の車掌省略とこれに伴う要員削減(▲3)を行うとしている。
また、習志野運輸区については、スイカの普及に伴い改札行路での発売が少なくなったことを理由にして予備改札行路を廃止するとしている。
基地再編は5月ーしかし、車掌行路は3月に移管?
一方、運転基地再編については、当初の提案では3月ダイ改での実施を予定していたが、行路が未だ作成できていないこと、「佐倉運輸区」庁舎の建設が遅れていることなどを理由にして、2ヶ月延長して5月19日から運用を開始するとしている。
しかし要員については、行路ができていないために提案できず、別途提案するとしている。
しかし、廃止を予定している成田車掌区については、担当していた我孫子線行路を、東京支社内での運転基地再編に伴い新たに発足する我孫子運輸区に、3月ダイ改時点で移管するとしている。これにより大幅な要員削減(▲16)を行うとしている。
これにより、要員関係では、運転士+1名、検修関係▲5名、車掌関係▲19名、営業関係▲3名、合計▲26名という大幅な要員削減となっている。
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スト後の立ち上がりに向け構内に入る繁沢副委員長と横尾君に激励のコールが送られる。